林檎さんとの会話2: 電車・カードゲーム・チャット・進化論・ハリウッド映画・崇高

(2010.1.2-13) 主として林檎珈琲@lingo_coffeeさんのツイートまとめ。 カードゲームに関しての石岡@yishiokaさんと@gnckさんのやりとりは「クラウス、ナルシシズムの美学をめぐってのやりとり」http://togetter.com/li/2794と一部重複。バットマンビギンズについての@ox11さんの話は「セカイ系、かわいい、カント/ハイデガー/アレント、など。」http://togetter.com/li/3033で続きが。 まだまとめ中
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@lingo_coffee

どうも話の流れがインカにしてはおかしいなあと思ったらインカ帝国じゃなくてマヤだった><

2010-01-13 03:29:39
@lingo_coffee

アポカリプト観終わった。自らが立つ場所を大地とし、人は其々の世界を構成する。時には大地を飛び立ち太陽へ近づく。そんな定点が、唐突に圧倒的なものに崩され相対化された時、始帰点を失った人は一体何処へ立ち還ればよいのか。再度大地に足を降ろし、「新たな始まり」を探していく他無いのである。

2010-01-13 05:47:01
@lingo_coffee

記念すべき500tweet目ということで、140文字(正確には128文字)枠でアポカリプトの感想を書いたはいいけど、無理してギチギチに詰めた性で超抽象的すぎワロタ。アポカリプト=Enthuelung=黙されていたものが示される、というのは、この映画の中では二重の意味を持つ。

2010-01-13 05:52:47
@lingo_coffee

一つは文字通り、殻が取り去られ「余りにも巨大なもの」の前に眩暈を起こして立ち竦む、ということ。二つには、余りにも巨大なものに遭遇することによって、その結果新たな道が示されるということ。最近流行り(w?)の話に乗っかるなら、re-sumptionとしての黙示。

2010-01-13 06:00:20
@lingo_coffee

「グレート・ギャツビー」の野崎訳で、「人間は、その驚異を求める欲求を満たしてくれるものとの史上最後の邂逅を経験し、自分では理解も望みもしない美的瞑想に否応なく引き込まれて、つかの間、恍惚と息を呑むのだ」っていう、原文を超えた美しすぎる訳が出てくるんだけど、ほんとこの一文好きだ

2010-01-13 06:13:47
@lingo_coffee

「余りにも巨大なもの」、「端的に大きいもの」で個人的にパッと思い出すのがこれ。「理解も望みもしない美的瞑想に否応無く引き込まれる」ってのが、それが美なのかどうかは兎も角、これ以上無い程に崇高を端的に言い表していると個人的には思う。「断絶」の話といい、フィッツジェラルドはマジ凄い。

2010-01-13 06:27:17
@lingo_coffee

「だから何なんだ」と思わせてくれる様な代物は沢山あるが、親族や関係者を除けば、事後の地震情報と、海外発生災害の邦人安否情報程、存在が謎なものは無いよね。いや情報は押し並べてそういう性質を持ってるのは違いないのだけど、前者は遅過ぎ感からくるどうでもよさ、後者は蛇足ぶり感が凄い。

2010-01-13 16:16:52
@lingo_coffee

余りにも端的な事実を突きつけられると人間は当惑して真意を嗅ぎ取ろうとするが見出せるのは精々情報発信者の無垢さ位なものでああなんて奴らは無神経なのだ脳天気なのだ許し難い程に軽薄だと怒って見せるもそもそも世間からの剥離に耐え得る強さなど無く唯々全てを呪詛しながら中二病を悪化させていく

2010-01-13 16:28:59
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