フェミニストは何故非モテを叩くのか？

ささきゆういち @prost511

こんにちは、ツイートするたびフォロワーが減っていくささきです。というわけで、今回のお題は「フェミの非モテ対策」について分析していきたいとおもいます。まずは前回のおさらいから行きますね

ささきゆういち @prost511

フェミニストの多くは、非モテがミソジニーを振りかざすから火の粉を振り払っていると認識しているようですが、それは正しくありません。実際は、フェミ的な社会制度を設計する上で、非モテ独身男性というのはあってはならない異物だから。非モテが生存の脅威がフェミなら、フェミの理想の障害が非モテ

ささきゆういち @prost511

別に異物とはおもっていない！フェミニズムは独身も許容する多様性を認める思想だという反論が予想されます。しかし、その許容というのは、「独身者にも育児世帯への支援を負担してもらうことに同意すれば」という但し書きがあります。これに納得できない非モテとフェミは水と油なのです

ささきゆういち @prost511

実は、ミソジニー論とか、あるいはフェミがもっている思想性が危険だと、そういう争いは枝葉の話です。根本的には、経済利権の争いです。だから、どれだけ話あっても無駄なのです。利権争いで同意が成立しない限り、いくらでも火の手はあがります

ささきゆういち @prost511

今の社会をどう定義するか？フェミニストは「男社会」としか定義しませんが、実は別の見方があって、「独身万歳社会」でもあります。そうです。実は、男女対立の陰に、育児世帯と単身世帯の対立というのがあります。しかし、フェミもアンチフェミも前者ばかり注目するので、本質をみていません

ささきゆういち @prost511

ほんとうは、独身女性というのは社会的には既得権益側にいるともいえます。ただし、女のステータス的に下位であるという負け組現象と呼ばれるものもあり、その立場捻じれています。なので、本当は負け組ＶＳ勝ち組対立というのが激しく燃え上がってもいいのです。フェミはこっちを恐れてると予想

ささきゆういち @prost511

だからこそ、シングルマザー推奨みたいなことをいいます。独身も既婚もみんな仲間で新社会を目指そうという論理です。しかし、それが逆に非モテのアンチフェミ機運を高める構造になっています

ささきゆういち @prost511

非モテ論は喪女を置き去りにしているという批判があります。実は、性差による非対称性がありつつも、非モテと喪女は社会的にはかなり近い立場にあります。しかし喪女はフェミ側につくことが多く、それをミソジニーの有無に求めるのが主流ですが、違います。フェミの独女取り込みが成功してるからです

ささきゆういち @prost511

というよりも、もともとフェミニストは独女の論理からスタートしています。そして、独女であれば、少なくとも法的な部分に関しては男同様の成功が可能である時代になったともいえます。しかし、これ以上を目指すには、既婚者が成功できるようにするしかありません。それゆえ、喪女とフェミは対立しない

ささきゆういち @prost511

しかし新社会で一方的に割を食らうのが目に見えている非モテ独身男子は納得できません。ゆえに、フェミニズム的新社会にもともと反感を感じている保守主義者と共闘の道が開かれます。これが、アンチフェミニズムといっていいでしょう。因みに、保守主義者と非モテ論者は近いようで違います

ささきゆういち @prost511

保守というのは、「カイジの利根川さんの論理」です。ですから、もともとモテない男に対してなんてやさしくありません。考えてみてください。利根川さんは焼き土下座の時も泣き事を言わなかったのです。利根川さんが「俺はモテなくてよう・・肉布団で寝れなくてよう・・」なんて言うと思いますか？

ささきゆういち @prost511

だから非モテは保守をすがるけど、保守は非モテを利用している。革新勢力への牽制鉄砲玉として。なので、非モテに同情を示す一方で、実はぜんぜんどうしようともしていない。まー、せいぜい婚活パーティーを推奨するくらいですわ。そらそうでしょ。利根川さんがカイジの結婚の世話するか？って話です

ささきゆういち @prost511

しかし、内実はどうあれ保守＆非モテＶＳ革新＆フェミの対立の構図は完成します。というところで、今日のテーマ。フェミニストの対非モテ戦略の分析となります。

ささきゆういち @prost511

さて本題。フェミとしてはこの目障りな非自発的独身者をどうするのか問題というのがあります。こいつらは自発的な独身者なんだと納得させるのが一番簡単なやり方です。モテ論争とかで、おもに話題になるのはそういうことで、フェミとは無関係にこういう議論はあります。

ささきゆういち @prost511

「結局あんたら独身が気楽でいーんでしょ？」という一連のアレです。実際、そこまで恋愛にプライオリティーのない人間なんかすぐ納得してしまいます。しかし、一連の調査は毎回不都合な真実を晒します。独身者の結婚願望は、未だに結構高いのです。これでは簡単に納得しない人がでてくるのは当然です

ささきゆういち @prost511

で、結婚願望の高くないというか、なかなか結婚しない男子問題というのもあります。恋愛リソースが高く、異性との出会いに不自由してなく恋愛を謳歌しており、将来不安も薄くむしろ結婚なんてしなくていいと思っている連中です。こういう奴らはモテます。で、なかなか結婚しません。実はかなりの癌

ささきゆういち @prost511

癌なんだけど、やっていることはむしろフェミニズムの理念、「結婚制度とは女（男も）を縛るためのものである」という見解に合致しているという矛盾。この矛盾を利用したのが、一連の恋愛工学やら岡田斗司夫問題にみられるわけですね。なので、アンチフェミにいい燃料を投下してくれたりします

ささきゆういち @prost511

今回は話の本題でないのでヤリチン問題はおいとくとして、フェミはこの簡単に納得してくれない非モテ男子共をどう処理すればいいか考えるでしょう。少なくとも、指導的な立場にあるフェミニストはインテリですから、僕が思いつく程度のことは当然考えて事にあたっていると、私は思います。

ささきゆういち @prost511

非モテの口を封じるのは一番有効なのは、実はナショナリズムに頼ることです。お国のために少子化を改善しなければいけないのだ！独身者もそれに協力すべきなのだ！という論理ですね。愛国フェミニズム（笑）とでもいいましょうか。非モテは保守を頼っているので、これを出されると口を閉ざすしかない

ささきゆういち @prost511

しかしそうすると、女性側には「国のために産めというのか！」という反発が当然でます。そして、フェミニズムの理念からすると、ナショナリズムに頼るという発想はしずらい。しかし、随所に右側からそういう動きがでてきてくれないかなあ・・・と期待するような発言は、結構散見されますね

ささきゆういち @prost511

ではナショナリズムに頼れないフェミはどうすればいいのか？非モテの口を封じるを模索するわけです。その一連の動きが、非モテを異常者扱いする数々の発言だとおもいます。「あいつらはおかしな連中だから、話を聞く必要はない」という方向に社会をもっていくわけですね。

ささきゆういち @prost511

実は、その最先端にいるのが勝部元気氏だと思っているｗ俺は思想よりも仁義と人情が優先する人間なので、わざわざフォロバ返したりリプくれたりとされて、名指しするのは心苦しいのだがｗあと、中村淳彦氏の「中年童貞」も、本人の意図はともかく、そういう流れの中で出されたタイトルだったとおもう

ささきゆういち @prost511

中村氏は介護現場の崩壊という問題意識があって、その過程で童貞問題＝ほぼ非モテ問題にいくついたわけだけど、本来なら「介護現場崩壊」とかのタイトルで、不良介護士には童貞多いのですよーという余談で良かったのに、むしろ童貞問題の方に注目しちゃってるわけだ。そっちの方が、まあ売れそうだしね

ささきゆういち @prost511

しかしあの本に出てくる童貞は、平均的あるいは典型的な非モテとはとても思えない。あのクラスになると、むしろ心療内科の通院を進めた方がいいレベル。でもあれをみた人は、「そっかー、非モテって社会不適合者なのね！」と思うだろう。中村氏の意図がどうであれ。

ささきゆういち @prost511

ここで非モテ問題の本質をずらしてしまうわけ。本来は、結婚できない・・というより、恋愛市場にうまくコミットできない相当数の男性（３割とかの世界）の問題のはずが、わずか１パーセントの社会不適合者をどうするのか問題にすり替わってしまうわけ。これをわたしは、非モテロンダリングと名付けたい