原子力と再生エネルギーに関する宗教者会議＠ドイツ　自分用メモ

りりべ @fukukittykobe

少しだけ映像をみて下さい。 映像から▶　ここは汚染度が高い所です。…最も高いポイント…431μSv/h…473μSv/h…ピーピーピー、ピピピー…（ずっと警告音が流れているシーン）

りりべ @fukukittykobe

少しショッキングな映像だったでしょうか。しかしこれは映像を撮った段階で（原発事故から）1ヶ月以上時間が経過したときの映像です（つまり避難前の映像）。原発事故後は半減期の短いヨウ素の問題がありましたので、さらに過酷な状況でした。

りりべ @fukukittykobe

今、このパワーポントに出ている映像なんですが、これは事故直後に飯舘村長泥地区で「10μSv/h以下になれば心配いりません」と村民に広報した高村昇福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの画像です。

りりべ @fukukittykobe

彼だけでなく多くの専門家が村で安全安心を口にしました。彼らによって科学者や専門家、そして行政に対する信頼が大きく損なわれました。ここまではマスコミ等でご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

りりべ @fukukittykobe

この事故のほぼ2年後なんですが、2013年2月末にWHOが今回の事故における健康被害の可能性についての報告をおこなっています。WHOは“想定は過大評価になるかもしれないが、過小評価よりもよい”として、

りりべ @fukukittykobe

『事故後15年間では1歳女児の甲状腺癌が、浪江町で約9倍、飯舘村で6倍になる』と予測しました。この報道があった後すぐにですね、飯舘村の村長が日本外国特派員協会で記者会見を開きました（2013年3月6日）。

りりべ @fukukittykobe

彼の主張は簡潔で、「このような報告を耳にする飯舘村民の気持ちを考えろ、推定は過大評価だ」というものでした。この反発は非常に激しいものでした。

りりべ @fukukittykobe

（関連）「報道で絶望する村民の事を考えて欲しい」福島県飯舘村長が訴える～動画あり～：blogos.com/article/57615/

りりべ @fukukittykobe

これは資料の原本です。このWHOの報告に対しての高村氏の解説が現在も新聞社のウェブ上に記載されています。（◀福島民報「放射線 放射性物質 Ｑ＆Ａ」アーカイブ： minpo.jp/pub/topics/jis… ）

りりべ @fukukittykobe

仮に国の避難指示（2011年4月22日）がなければ、飯舘村の村民は彼のアドバイスに従ってそのまま生活していた可能性があります。彼は現在も専門家としてこの事故の後始末に大きく関与しています。

りりべ @fukukittykobe

飯舘村の南側、こちらに川内村と書いてありますが、川内村という自治体があります。飯舘村と比較すると汚染度が低いのですが、事故直後早い段階で避難しました。(原発から)30km圏内ということですね。

りりべ @fukukittykobe

先程の高村昇氏は川内村が設置した“川内村への帰還に向けた検証委員会”という委員長として、村行政の帰村宣言に関与しました。

りりべ @fukukittykobe

（参考）＜川内村への帰還に向けた検証委員会（計5名）＞ 委員長：高村昇（長崎大教授）、 副委員長：井上正 研究アドバイザー（電力中央研究所）、 委員：坪倉正治（東京大医科学研究所医師）、 　　 丹波史紀（福島大行政政策学類准教授）、 　　 遠藤真一（村放射線監理員）

りりべ @fukukittykobe

（関連） twitter.com/4nwanelson/sta…

4nwanelson @4nwanelson

川内村、近く国と協議　避難指示解除準備の解除時期 | 福島民報 minpo.jp/news/detail/20… 帰還に向けた検証委員会委員長【高村昇】「現時点で村内の避難指示解除準備区域の解除、住民の帰還は妥当」 pic.twitter.com/HP31Y8zJFU

2014-08-06 21:23:44

りりべ @fukukittykobe

（関連） twitter.com/4nwanelson/sta…

4nwanelson @4nwanelson

「川内村への帰還に向けた検証委員会」中間答申 kawauchimura.jp/info/499-376.p… …一時間開催した結果のまとめ。露骨に納品モード全開。 (-_-)

2014-08-10 16:12:00

りりべ @fukukittykobe

（関連）川内村でよく見るメンバー達。 pic.twitter.com/KCf2pra5OV

拡大

拡大

りりべ @fukukittykobe

川内村の避難区域解除については村民から(多くの)反対意見が出ましたが、それらの意見は無視されました。今回の福島原発事故においては、このような科学者や専門家の不誠実が沢山あります。住民感情と乖離した行政の決定・首長の判断の裏づけになっています。

りりべ @fukukittykobe

最も問題があるのは、彼らに対する検証は行われていないということです。マスコミ等一時的に非難されることはありますが、それだけです。

りりべ @fukukittykobe

【私が話したい第一のことは、正確に伝わっていない事実の1つは、科学者や専門家の不誠実というものが事故後4年も経過しようとしているのに、現在進行形であるということです】。

りりべ @fukukittykobe

次の話をします。先程も話ましたが、これは村長です。飯舘村は当初、国の避難計画に抵抗しました。これには「計画的避難区域という村潰しの武器をなんとか止められませんか」と書いてあります。

りりべ @fukukittykobe

これは村長と懇意にしている毎日新聞の科学記者のツイッターです。彼は事故前から村長の友人であり事故直後3月末から村長と電話のやりとりをしつつ、様々なアドバイスをしていました。

りりべ @fukukittykobe

人には表現の自由がありますので、ツイッター等でどのような表現をしようとも自由です。しかし彼は飯舘村に対する計画避難を止めようと具体的に政治家に働きかけたのです。同じ人物のツイッターです。

りりべ @fukukittykobe

これには、「国の機関の早い段階で、住民の内部被曝を測定した」と書いてあります。私は飯舘村の住民にとって初期被曝が最も深刻だと考え、住民のWBCでの（内部被曝）測定を求めてきました。