原子力と再生エネルギーに関する宗教者会議＠ドイツ　自分用メモ

りりべ @fukukittykobe

残念ながらその要望は国からも県からも無視されましたが、この科学ジャーナリストのツイッターは、これは虚偽です。取材実態さえありません。国の機関である放射線医学総合研究所には早い段階での飯舘村民の測定データーはありません。

りりべ @fukukittykobe

次の話をします。少し話が前後しますが、先程のWHOの報告を含めて、飯舘村での初期被曝についてはきちんとした推計はされていません。飯舘村では水は村で運営している簡易水道、これは沢水を採取するものですが、それと井戸水を利用しています。

りりべ @fukukittykobe

2011年3月20日の段階で水道水の汚染が確認された訳なんですが、飯舘村の汚染は3月15日の雪によってもたらされたものです。つまり3月15日～3月20日まで汚染された水を飲んでいた、ということです。

りりべ @fukukittykobe

これは飯舘村の水道の簡単な図です。長泥地区とは下のあたりなんですが、ここのほんの少し上の地域、ここで採った水を浄水して村の中央部に送っています。水を、沢水を取水してから家庭の蛇口から出るまで24時間もかかりません。

りりべ @fukukittykobe

私達飯舘村の住民だけでなく、飯舘村に避難した人達も口にしているかもしれないんです。先程の水のデーターでは1,000Bq/kg程度ですが、15日～20日までどのような濃度で推移していたのか不明なままです。

りりべ @fukukittykobe

危険を煽るような発言をするなと批判されてしまいますが、一時的には、数万Bq/kg程度の汚染があったのではないかと思っています。

りりべ @fukukittykobe

＜福島県（飯舘村）における水道水中の放射性物質の検出について＞2011年3月20、21日の測定値 半減期▶　 l131は 8日、 l132 は 2～3時間 pic.twitter.com/oydOpXXEvd

拡大

りりべ @fukukittykobe

【厚労省】報道発表資料　2011年3月：mhlw.go.jp/stf/houdou/hou…

りりべ @fukukittykobe

これはICRPダイアローグセミナーという会合です。これは2013年7月に何度目かに行われたものです。この会合でも村民の被曝、特に初期被曝についての話はされていません。

りりべ @fukukittykobe

【私が話をしたい正確に伝わっていないいくつかの事実の2つ目は、飯舘村の初期被曝はタブーになっているということです】。放射線防護という観点で見れば、飯舘の住民への対応は失敗事案になります。

りりべ @fukukittykobe

成功とは言えません。また避難が不要だと判断した人々、主張した人々にとっては、初期被曝の実態が明らかになることは都合が悪いことになります。

りりべ @fukukittykobe

彼らにとっては震災の教訓を得ることよりも、事実を捻じ曲げてでも自分の身を守りたい、ということですね。事実を黙殺しても、飯舘村の初期被曝を過小評価・もしくはなかったことにすることは、重要なもうミッションになっています。

りりべ @fukukittykobe

さて次に便宜的な善意の話をします。2011年3月末に小児甲状腺被曝の調査がいわき市・川俣町・そして飯舘村で行われました。これは主に呼吸によって甲状腺等価線量100mSvを超える被曝をした可能性がある子供を見つけるためのスクリーニング調査でした。

りりべ @fukukittykobe

この調査の時点では飯舘村の空間線量が高く、コンクリートの建物の中でも0.2μSv/h以下の場所を見つけるのは困難でした。非常に雑音の大きい場所での調査だったわけです。蝉の声が響いている森の中で鳥の声に耳をすますような調査でした。

りりべ @fukukittykobe

この時点では事故直後にストップしていたガソリンも流通しつつあり、もっと空間線量の低い適切な場所に移動するのに調査が可能でしたが、追加的な調査は行われませんでした。

りりべ @fukukittykobe

先程お話した通り、この調査は100mSvを超える被曝をした可能性がある子供が存在しないことを確認するための調査でした。その目的は達成可能でした。しかしその目的しか達成できない簡易的な調査に過ぎなかったのです。

りりべ @fukukittykobe

現在この調査が唯一の実測データーとして公的に取り扱われています。この調査を指示した国の原子力安全委員会からも、

りりべ @fukukittykobe

『簡易的な調査なので、被曝量を換算したり、健康影響や（聞き取れず）等を評価することは適切ではないと考える』という所見が出ていますが、それにも関わらず、“健康影響はでない”という評価の材料になっています。

りりべ @fukukittykobe

その年（2011年）8月に保護者に対して説明会が行われました。これはおしどりマコさんが熱心に問題を追及してくれたから実現したものです。仮に彼女がいなければ説明会は行われていません。

りりべ @fukukittykobe

（関連） 第19回やっとこさ開催にこぎつけた小児甲状腺サーベイの説明会の件。： magazine9.jp/oshidori/11083…

りりべ @fukukittykobe

震災以降にジャーナリスト的な動きを始めた彼女に対して、一部の人達からは売名行為として一貫したバッシングがあります。しかし取材・報道という行為と並行して、彼女は多くの取材対象者、つまり政府関係者、

りりべ @fukukittykobe

専門家といった人達にこの調査の重要性と問題を訴えてくれました。結果的にはこの調査は簡易的なものだったことから、被曝の実態を推定することはできませんでしたが、調査の目的と内容、