- misonikomioden
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国家的枠組みより、大衆的(ポップ) 近代以前の江戸絵画、浮世絵等と接続できる。 手塚治虫や西洋美術イメージ引用するが、実際の作品自体は正統でなく、大きなものを剥ぎ取っているように見える。 日本画枠内でありながらそれを解体している
2015-04-11 14:45:45うメヅ「末永がマンガの吹き出しはったり拝島さんは動物シルエットを使ったり、それと世代がかぶる。日本画というオリエンタルというフェティシズムで純度が下がり、フレーバーとして日本画が使われている。フラジャイルモダンペインティング的なものでしかない。だから批評的解像度は下がる。
2015-04-11 14:48:19中村ケンゴの作品について、小金沢さんと梅津さんの見解の相違。ぼくも基本的に梅津さんの批判に同意だけど、宇佐美圭司の人型シリーズとかと比較してもいいのかも。
2015-04-11 14:48:46小金沢「大浦雅臣。メカ自体は新しいものでない。しかしそのモチーフと物質感よりその周囲を見てほしい。視点をあるところに置くと、画面の左右がオプアート的に見える
2015-04-11 14:50:03小金沢「メカと龍。想像的なものを統合させるメタファーとして別物としての背景を錯視として背景なるものを消し、矛盾するものを統合させている。
2015-04-11 14:51:56小金沢「大浦は伊藤若冲から引用するマス目描き作品がある。若冲の絵画自体の作品作りに関心が向いている。今回はそれを見ることができる
2015-04-11 14:52:59梅津「グリッドがななめになってるのは面白い。しかしぱっと見受験絵画に見える。油画と日本画科は受験から見ると面白い。油画は鉛筆で白バックで花瓶を超精巧に描く。油絵以上に油絵。しかし日本画科に行くと突然変わる。厚塗りなど、、、
2015-04-11 14:54:26梅津「厚塗り絵画は一浪目の油絵の人がやってるかな、と。でもそれは馬鹿にしてるのでなく、面白いことやっても飽きる。日本画はあとから発見する。日本画科は油絵っぽい技法を召喚することある。例えば松井冬子。 マチエールとかこんな盛ってるあるとか箔とか、、気持ち悪い
2015-04-11 14:55:43小金沢「真島秀徳。1980年代半ばから芸大日本画。今回は紙に岩の絵の具のを垂らした作品でマチエールが出ていないが、普段は壁にかける絵画で、岩絵の具の盛り上がりで物質感作る。
2015-04-11 14:58:25小金沢「描くこと自体を問題にしている。イメージのソースは真島さん本人はどう考えるかは置いておき、僕自身は震災以降の大地に対する不確かさ、圧倒的な存在に対するおそれを含んだシンパシー
2015-04-11 15:00:08小金沢「立体の作品では、2011年以降の形。水のイメージが強い作品だったのだが、大地に対するイメージが出てきた。作品背景には同時代的抽象表現主義が入っている。それを通しつつ日本自体が持つ精神性が出る
2015-04-11 15:02:49梅津「これが一番良くない。抽象表現主義と日本画の接続。日本画の画面でロスコを目指すという人がいたが。このような作品を作る人が先生なのは良くなく、家でやっていればいい。ここに精神性を見ること自体は病だ。
2015-04-11 15:04:02小金沢「僕は見てしまう 梅津「絵画としては良くないが、その日本画シンドロームは分かる。 小金沢「分かる。 梅津「それこそ根深い病。
2015-04-11 15:04:55梅津「ワークショップで、誰でもかける 小金沢「いい先生なんですよ。 梅津「ホスピタリティあるのはわかる。しかし作品の責任をとっていない。なぜスリットが。木枠が。流石中央にあるだけある。問題のハードコア
2015-04-11 15:06:25小金沢「蝦原由紀。撮影禁止なのは実物を見てほしいからだが特に蛯原がそうだ。一見マジックペンと箔で描いたようにみえるが、胡粉を本人が納得するまで作り上げ塗っている。 その上に箔を縦に入れアルミ箔をスカートに、素材自体はミニマムだが凝った技法。
2015-04-11 15:09:02小金沢「そのディティールを見てほしい。このような線で描くのは日本画では少数派。イラストレーションの方が受け入れやすい。日本画=線とは単純なのだが、蛯原の線はたどたどしく、洗練とは別の形で成り立っている
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