#公衆衛生とヨーロッパ文学
ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』あたりも入れられないことはないのだけど、さすがに無理があるか。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:32:04秘密の花園(1911) 冒頭部分でインドに住んでいた主人公はコレラの流行で家族・使用人が皆死んでしまった為にイギリスの叔父に引き取られる。#公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:35:21新約聖書の福音書には、イエスが皮膚病(ハンセン病?)や癲癇を治すエピソードがいろいろと。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:35:53「ピープスの日記」には、ペスト渦が書かれていましたね。ペスト患者の家は閉めきられて「神よ われらを憐れみたまえ」という札が掛けられた、など。他にも、ロンドン大火についても書かれていて、とても興味深いです。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:36:04#公衆衛生とヨーロッパ文学 まず思いついたのが『ジェイン・エア』の寄宿舎で病気(伝染病?)で子どもたちがなくなっていくってところだけれど、あれはなんの病気だったのだろう。
2015-04-13 17:36:07そういえば最近読んだラジスラフ・フクス『火葬人』は善良な市民がナチズムにはまり込んでいく話でしたけど、火葬を清潔だから愛しているという描写があったかな。火葬が文学に反映されていくって…あったかなぁ…?? #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:39:15ジェーン・エア(1847) 主人公ジェーンが両親の死後伯母や従兄妹たちに苛められて追い出される形で送られたローウッド慈善学校は不衛生過ぎてチフスが大流行する。主人公ジェーンの親友ヘレンは結核で亡くなった。#公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:40:06ド・クインシー『阿片常用者の告白』は薬物依存なのでちょっと意味が異なる? #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:43:43やっぱりデカメロンの偉大さが際立つw #公衆衛生とヨーロッパ文学 文学じゃないけど聖書にはハンセン病の記述があるし、コーランも広い意味で公衆衛生の記述があるっぽい
2015-04-13 17:43:46絵画方面だとさらに色々出てきそうな。#公衆衛生とヨーロッパ文学 twitter.com/mio_sng/status…
2015-04-13 17:43:59「トムは真夜中の庭で」これはアメリカだっけ。確か兄弟がはしかになって、という冒頭だった気がする #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:44:42#公衆衛生とヨーロッパ文学 のタグ面白い。しかし、出てくる殆どの作品読んでるのに、この新鮮さは何?まったく覚えていないわ。そうだったか〜っていちいち再認識してる。私の記憶力って…
2015-04-13 17:50:05セバスティアン・ブラント『阿呆舟』は広い意味で精神疾患に入る? #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:54:59病名ははっきりしていないが、そういえばリンドグレーンの『はるかな国の兄弟』はそもそも子どもが死んじゃう所からお話が始まり、さらに死後の世界でもさらに死が…というなんだかキリスト教的でない生死感の感触を感じる話であったな。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:55:06同時代にではなく、二十世紀に入ってから時代小説として書かれたものではあるけれど、ナポレオン戦争を背景にした海洋冒険ものにも病気の描写はてんこもり。伝染病だけでなく、壊血病や脚気、アルコール依存ネタもたっぷり。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:52:46(同時代にではなく二十世紀に時代小説として書かれた帆船物で)面白かったのが、船に掲げる旗の中に、「伝染病旗」というのがあること。敵の海域をすり抜けなくてはならないときに、嘘の伝染病旗をかかげて逃げるシーンがあったり。敵が怖がって近寄らないの。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:58:15今でも猛威を奮う「マラリア」。その周期的な高熱と悪寒は「瘧(おこり) 」とも呼ばれるが、これを意味する"ague"という語はシェイクスピア作品にも見られる。今でこそ熱帯病と思われがちなマラリアだが、過去にはモスクワでの流行記録もある(続 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 18:03:23承前)またかつて日本にもマラリアは存在し『平家物語』に、平清盛の死因が「瘧(おこり)」だと記されていることから、マラリア死因説がある。ただし近年は髄膜炎など、別の感染症によるものという説も。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 18:05:41