「憲法」は単なる「建て前」なのか？-憲法無視が安倍政権の独裁を生んだ

堀 潤　JUN HORI @8bit_HORIJUN

自民党がNHK・テレ朝幹部呼び出し検討という報道について、番組でも触れたので一言。局側が「政党の呼び出しに」いかなきゃいいという話。監督官庁総務省には説明しにいけばいいと思いますが。政治家の皆さんは事情を聞きたい場合公開された議論の場「国会」に呼べばいいのではないかと。 #クロス

日本国黄帝 @nihon_koutei

この論説も実は「憲法無視」。勿論、放送局が拒否も可能だが、自民党は一応、政府(国)でなく政党なので要請も招致も憲法違反とは言えない。しかし、総務省(国)が放送法を根拠に関与すれば憲法で保障された「報道の自由」の侵害になり憲法違反。→　mobile.twitter.com/8bit_horijun/s…

日本国黄帝 @nihon_koutei

→ また、“話を聞きたければ国会に呼べ”と言うのも、報道内容について国会(国)が放送局を招致するのも憲法で保障された「報道の自由」の侵害になるので憲法違反。だからこそ今まで政府は放送に文句がある場合、形式上は別扱いの自民党を通じての要請という形をとってきた事を忘れてはいけない。

日本国黄帝 @nihon_koutei

→ この人物だけを責める訳にはいかないが…こういう問題が起きた時に一番重要なのは「憲法」上は何が正しいのか？という事の筈。ところが、マスコミも知識人とやらも、まるで日本にある事を忘れたかの様に「憲法」という言葉すら口にしない。「憲法無視」は安倍だけではなく、日本中なのだ。

日本国黄帝 @nihon_koutei

→そもそもこの問題の根本は「菅官房長官が放送法を持ち出してテレビ朝日の報道内容に圧力を掛けた」という前代未聞の明確な憲法違反。そこを認識していないから、グレーではあるけれど明確な憲法違反とも言えない従来の「自民党としての要請」とゴッチヤになり、その分、菅や安倍を糾弾出来ないのだ。

日本国黄帝 @nihon_koutei

→勿論、自民党から放送局への要請ならば問題ないとは言わない。政党と言っても主体は国会議員だし、ましてや自民党総裁と総理大臣が同一人物なのだから、他の政党や政治団体が要望するのとは全く別で、憲法違反に限りなく近い脱法行為だ。繰り返すが、それでも菅が圧力を掛ける事とは全く別なのだ。

日本国黄帝 @nihon_koutei

この弁護士も「自民党からの要請」は憲法違反とは言い難い、という見解だが…報道ステーション問題の本質は自民党ではなく政府、菅官房長官からの圧力だし、こちらは明確な憲法違反だろうが。★「報ステ」に自民党が圧力？ 法的問題はあるのか lmedia.jp/2015/04/15/634…

日本国黄帝 @nihon_koutei

政府を批判する側までもが、国の最高法規の「憲法」に対する違反ではなく、単なる一つの法律に過ぎない「放送法」に違反している、と指弾する。これもまた信じられない「憲法無視」の一例ということだ。 twitter.com/mitsuya_niwa/s…

みつや @mitsuya_niwa

TBSサンデーモーニング、テレ朝とNHKが自民党に呼ばれた事や古賀茂明氏報ステ降板について。『政治介入があった事は放送法違反だ』と報じる。 pic.twitter.com/KbVy8w78xE

2015-04-19 09:11:37

utubyou009＠護国−憲法破壊反対 @utubyou009

@nihon_koutei 建前になってしまったひとつの要因として、近代憲法の思想に社会契約という概念が重要だが、日本人は「契約」という言葉の意味をほとんど理解していないところもあると思う。西洋人の言う「契約」は重い意味があるので強制力が強い。日本ではそこまでの強制力はない

隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@utubyou009 @nihon_koutei 三権分立の考えの中で日本国憲法が産まれ暫く時代が登ると、今度はメディアが第四の権力ともてはやされることになった。 しかし4権分立になったわけではないのです。

utubyou009＠護国−憲法破壊反対 @utubyou009

@inja650rr @nihon_koutei そして、今や分立もどんどん弱まってる。「権利の保障が確保されず、権力の分立が定められていないすべての社会は、憲法をもたない」フランス人権宣言より。

隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@nihon_koutei @utubyou009 僭越ながら私の考察もご一考下さい 戦前の明治憲法は先進国の真似ごとで主権は天皇です。本来日本は農業国化される処でしたが先行してソビエトに鉄のカーテンが敷かれました。反共の為に日本の真の民主化が必要だったという事だと考えています。

隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@nihon_koutei @utubyou009 私は9条問題の本質は、改憲でも護憲でもなく、 政治主導による改憲の前例と手続きづくりにあると考えます。99条は権力が憲法を守り擁護する立場である事を規定しています。憲法の為の憲法です 9条問題はどちらに転んでも欺瞞を感じ得ません

日本国黄帝 @nihon_koutei

日本人が「契約」を軽んじる事はその通りですが、日本人が「社会契約論」をほとんど学んでいない現実はまた別のことかも。ルソー、そして中江兆民の啓蒙主義そのものを否定し続けて来たのが今の日本ですし、今のメディアもその愚民化の象徴なのかと。@utubyou009 @inja650rr

日本国黄帝 @nihon_koutei

(承前)戦後の日本はまず米国の都合によって「憲法否定」という政治方針が決まり、その為に、国民に社会契約論も立憲主義もろくに学ばせず、それが結果的にルソーや中江兆民の啓蒙主義の否定に繋がり、愚民化が進んだ 、というのが私の考えです。@utubyou009 @inja650rr

日本国黄帝 @nihon_koutei

戦後、日本を占領した米国の目的は「民主化」だった訳で、その目的に沿う形で今の憲法が作られました。ところが、その後すぐにソ連との対立が激化。米国は「民主化」より日本を米国を守る防共の砦とする為の「反共化」を求め、方針転換しました。そこで皮肉な問題が起きます→続 @inja650rr

日本国黄帝 @nihon_koutei

→日本を防共の砦にする為に一番邪魔になったのが自分たちが作った憲法でしたし、そこから米国による「憲法無効化」の政策が始まります。憲法9条を無視して再軍備を進めさせ、自衛隊の前身、警察予備隊を作った際には最高裁が自ら違憲審査権を放棄する判例まで作らせました→ @inja650rr

日本国黄帝 @nihon_koutei

→勿論、司法や行政による憲法無効化だけではなく、国民に対する教育も一変します。そのよい例が「あたらしい憲法のはなし」aozora.gr.jp/cards/001128/f… 子ども達に立憲主義や民主主義とは何なのかを教えるこの教科書はアッという間に使われなくなり、そのまま今に至ります→

にくまる第二書記 @secondsecretary

護憲派で知られた愛川欽也さんは、「日本国憲法」の小冊子をいつも鞄に入れていたといいます。「国で一番大切な法律に、戦争をしないと書いてある。すごい憲法だ、と先生が言った。以来、ぼくの頭の中の座標は、この年齢まで一度もぶれたことがありません」。

日本国黄帝 @nihon_koutei

→twitter.com/secondsecretar… 亡くなった愛川欣也さんのこの話。この人こそ「あたらしい憲法のはなし」を学んだ世代ですし、もし私たち国民全員が今でもこの本を学んでいれば、全員とは言いませんがほとんどの人が彼と同じになっていた筈です。ところがそうではなかった→

日本国黄帝 @nihon_koutei

→国(司法、行政、立法)は憲法を無視して、国民は憲法を学ばない。憲法を学ばないという事は立憲主義も社会契約論も法治主義も学ばない事を意味しますし、啓蒙主義を否定する事と同義です。その結果として憲法が単なる建て前になり、憲法無視の政権が生まれ、反知性主義が蔓延する現状があるのかと

日本国黄帝 @nihon_koutei

→最後にもう一つ付け加えれば、護憲という考えが何となく胡散臭く、護憲派が多くの国民の支持を得られないのも、憲法が無視され、憲法は単なる建て前という認識が定着した中では、そもそも「憲法を守れ」という訴えそのものが全く無意味だった、という事だと考えています。 @inja650rr