- JunNakagawaWork
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今日(きょう)が明日を待っている様な期待感に充ちている時には生活も愉しいが、厭になってしまった風景を見続けるのは、忍耐を持ち続ける気力がいるのだろうなあ。私はきっと我慢できない。生活術とは、思考・精神を育む問題を常に立てる事かもしれない。生活するとは、徐々に変わる事だ。
2015-04-07 12:08:09一つの組織の中で通用しても、他では役に立たない連中がいる。組織の中で心満ち足らぬ連中は威張りたがる。自分に敬意を払ってもらいたいのだ――たとえ、それが御世辞だけで語られても。そういう連中を褒め殺すのが一番の皮肉だろう。
2015-04-07 12:15:01「私」として考える事を「我々」と称して責任を回避するとか、「我々」として行う事を「私」と称して我物化する様なヤツは、才発に見えても見得を切った俗物にすぎない。そういうヤツを観ると目茶々々叩きたくなる。
2015-04-07 12:22:10その人と向きあっていると、ひきしまった気持ちにならざるを得ない様な人物がいる。堅苦しい訳じゃない、襟を正した信頼感という状態である。私は、かつて仕事の研修生の時、そういう女性を見た。二度と会う事はなかったが、今でも、彼女の口調・仕草が記憶に刻まれている。
2015-04-07 12:25:47相手が赤の他人であっても、相手のために一途に奉仕している人の顔は美しい。自身の悧巧さを見せようとか、相手から見返りを期待しようという様な小賢しさ・ケチ臭さが聊かもないからであろう。私は、最近、そういう顔の女性を観た。私は自分が敵(かな)わぬと感じた。
2015-04-07 12:31:01若い人たちは自我に目覚めても実力を出す職に直ぐには就けないので、自分と仕事との関係で実力を計量するよりも、他人と比較して個性を出そうとするが、個性とは仕事に打ち込んで自分を消し去る一途さの中で顕れる性質ではないか。
2015-04-07 12:33:25えらそうな事を言っているヤツでも自分の得意な事を鼻に掛けて他人を蔑視しているにすぎない。社会組織という巨大な装置の中で歯車どうしが軋んでいるだけだ。
2015-04-07 12:35:08自分にまったく縁のない環境に生活するほど窮屈でつまらない事はないだろう。そもそも、我々は自分のものではない環境に生まれて来る。生活する事は、自分の環境を作る事ではないか。理由もなく生活する事はできないのだ。
2015-04-07 12:40:17