ライトノベル登場の少し前の思い出をちょっとだけ

Keyzo @WakazoMarine

角川書店や富士見書房、消滅の裏で…内部事情が垣間見えるKADOKAWAの組織再編 otapol.jp/2015/04/post-2…

Keyzo @WakazoMarine

2000年代のサブカルチャーを築いてきたKADOKAWAがどうなるのか注目ですね。内部事情が見えないので何とも言い難いですが児童文学・ジュブナイル時代からの読者目線で言うと上手くいくのか不安ではあります。

Keyzo @WakazoMarine

今のラノベ作家のほとんどは年齢的にボクと同世代くらいですね。当時はぶっちゃけジャンルなんてものは無かったと言えます。おそらく書店さんは非常に棚配分に苦労したんじゃないかなと思います。

Keyzo @WakazoMarine

2000年代のラノベ文化を築いたラノベ作家が呼んでいた1990年代当時の本を一冊だけ、とりあえず表紙だけ見てみましょうか。取り上げるのはタカツトシコ先生の「魔法使いが落ちてきた夏」です。見た目はまさに児童文学っぽい表紙です。 pic.twitter.com/meTr9mKZvG

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さて今度はあらすじを→ 呪＜エナジ＞と呼ばれるキラキラ光るものを受け取り、呪文を正確に発音することで起動する“魔法”。青い顔をしたけれど稀有な才能を持つ彼女の名前は阿修羅。魔法物語が大好きなカナは、体力と魔力を失い“こちら”の世界仕様に小さくなってしまった阿修羅を家につれて帰る。

Keyzo @WakazoMarine

出ましたね「呪」と書いて"エナジ"と読ませる手法。更に登場人物が阿修羅です。伊邪那美なんてキャラも出てきます。そうなんです「魔法使いが落ちてきた夏」は今で言うラノベに位置する作品だったんです。ジャンルとして当時は児童小説に分類されていました。

Keyzo @WakazoMarine

「魔法使いが落ちてきた夏」が「忍たま乱太郎」や「ズッコケ三人組」などと同列に扱われていたのが1990年代です。これを「児童文学」や「ジュブナイル」として分類するには無理があるんじゃないか？って生まれたのが「ライトノベル」だったんですね。まぁラノベの定義は色々ですが。

Keyzo @WakazoMarine

まぁ当時のラノベっぽい小説は今の子が読んだら「イタタタｗｗｗ」って言うんじゃないかなって思いますね。例えば当時はファンタジー系RPGのブームでもあったのでラノベっぽい小説もその影響を強く受けていました。特にTRPGやゲームブックからの影響はすさまじかったです。

Keyzo @WakazoMarine

どんな影響を受けていたかと言えば「登場人物にレベルという数値的概念があった」りしまして、更には「小説巻末に装備品やアイテムの詳細が書いてある世界観設定があった」りしました。そして定番の「作者と主人公達の対談ページもあった」んですよ。作者が今当時の見た発狂するんじゃないかなｗｗｗ

Keyzo @WakazoMarine

だから当時のアニメゲームオタクはその影響を思いっきり受けてまして、オリジナル小説などを書けば設定やら対談やらが当たり前のように記してありまして、それが現在黒歴史として当の本人を苦しめていますｗｗｗTwitterでも稀に黒歴史ノートを晒してる人って居ますよねｗｗｗｗｗ

Keyzo @WakazoMarine

そんな過去を持った人達が2000年代にラノベ作家として活躍してるんですから感慨深いものです。そして今KADOKAWAは再編の最中にあり、また新しい時代が来るのだろうなあと言う期待感とともに、同時に不安でもあるわけです。

Keyzo @WakazoMarine

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