【水銀燈がベタだけど面白い映画を紹介するようです】 #11

ベタな映画を紹介する水銀燈 @betagintou

【水銀燈がベタだけど面白い映画を紹介するようです】 #11

ベタな映画を紹介する水銀燈 @betagintou

トガニ 幼き瞳の告発（2011・韓） youtu.be/urBji64pxzs

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これはねぇ、もう正直二度と見たくない映画だけれども、同時にいろんな人に見て貰いたい映画よねぇ。

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あらすじを紹介するわぁ。主人公のカン・イノは美術教師。妻に先立たれ、母親に喘息持ちの娘を預けた彼は霧津（ムジン）市のとある養護学校に赴任する。 その最中、酒の抜けきらない地元の人権センターの幹事、ソ・ユジンとひょんな事から知り合う。

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赴任した慈愛学園では一件人格者に思える双子の兄の校長を始め、教師たちにどこか違和感のある雰囲気を出していた。 そんなある日、イノがアパートに帰ろうとするとトイレから女児の悲鳴が聞こえる。守衛に報告しても「気のせいだ」と突っぱねられる。

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そしてとうとう、教員の一人が男子生徒に暴行を加えている場所をイノが目撃してしまう。それだけではない、女性の寮長も女児に暴行を加えていた。そう、この学校は組織全体で児童を虐待していた。 怒りに震えるイノはユジンや弁護士らと共に、校長らを次々と訴えるが果たして……と言う物語よぉ。

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まず日本でリメイクは無理ねぇ。本場韓国でさえこの映画を制作するのに相当苦労したと言われているもの……。それが日本じゃ口うるさい表面しか見ない偽善者のお馬鹿さぁん達が(ry

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ま、それはおいといてぇ、これがしかも実話を元にしていて、「光州インファ学校」と言う当時実在していた、暴行事件も司法による不正も事実だった、ってそれだけでも怖いのに事件の後もしれっと生徒を募集していたとか、ゾッとするわよねぇ……。

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もうねぇ、徹底的に救われないのよぉ……これが韓流映画かぁって、とにかく暴行のシーンとか本気で早送りしたくなった、でもこれから目を背けたら、イノの言葉を借りるなら、私は人の親になる資格は無いんじゃないかしらぁ……って思って歯を食いしばりながら見たわぁ……。

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最後のシーン、イノが遺影を持ちながら「この子の名前はミンスです！！！」って何度も何度も叫ぶシーンは本当に涙が止まらない、映画史上屈指の名ラストシーンなのよねぇ。演じた孔劉（コン・ユ）はいい仕事したわぁ。

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で、実は映画公開後に話の続きがあって、これが韓国で上映されると元になった事件が再検証されて加害者達が再逮捕されて今度こそ重い刑が言い渡され、遂にはモデルとなった光州インファ学校は2012年に廃校、と言う実話があるわぁ。

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後に韓国では障碍者や児童に対する暴行を厳しく罰する法律が制定され、それは映画にちなんで通称「トガニ法」と呼ばれているのよねぇ。 余談だけれどもこの原作の小説を、日本では北朝鮮拉致被害者だった蓮池薫さんが翻訳しているわぁ。amazon.co.jp/gp/product/410…

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あらぁ？TogetterにYouTubeのサムネが表示されないわねぇ？と言う事で前回のポスターを追加よぉ。 pic.twitter.com/mfPCf0YFFK

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