- ElementaryGard
- 3378
- 1
- 0
- 0
物理学史の本を読んでいると、現在受け入れられている説をもとに列伝が書かれがちなのに気が付く。例えばニュートンが錬金術に凝っていたことやエーテル説を『プリンキピア』改訂版で必死に論じていることはスルーされ、数学の力で迷信を打ち砕いたことになっている。
2015-04-25 20:47:57アン・シャーリーを「戦後」の呪縛から解き放つために 宇野常寛 ghibli-museum.jp/anne/kataru/un… ありがちな『アン』批判者は必読。
2015-04-25 20:53:37追加。
「カーモディの町まで今度鉄道が伸びるから、週末にはさっと帰ってくるじゃないか」と慰めるマシュウ。
2015-04-27 02:34:03>"It won't be the same thing as having her here all the time," sighed Marilla gloomily, determined to enjoy her luxury of grief uncomforted.
2015-04-27 02:34:26ここにenjoyとあります。菱田はここを >マリラは明らかにこの悲しみを「楽しんで」います。(p118) と分析。
2015-04-27 02:36:15「しょせん男の人にこの気持ちはわからないわ」とこの後マシュウに述べるマリラ。つまり enjoy her luxury of grief uncomforted とは、「慰めてなどもらわずに、思いきり悲しみにひたろう」(村岡訳)ではなく
2015-04-27 02:42:10くみ訳 「この気持ちは女の自分にしかしょせんわからないがゆえに、たまらなく幸せなのだと自分に言い聞かせようと思ったのだった」
2015-04-27 03:30:15「第37話 十五歳の春」かな。カーモディまで線路が伸びる話は原作ではマシュウの台詞で一回言及されるぐらい。それを膨らまして鉄道の開通式の話を後半に加えた。
2015-04-27 03:13:04原作では泣き笑いしてるんですよマリラ。感情は悲しみでいっぱいでも、理性では幸せを感じている。それで泣き笑い顔。
2015-04-27 03:21:14アニメはそこまでやっていない。涙ぐんでいるところにマシュウが戻ってきて、そっと部屋から去ろうとしたらマリラはちゃんと物音を聞き分けていて「なあに兄さん」と声をかける。
2015-04-27 03:22:37