2015/4/27 公開フォーラム「博物館に適した地方独立行政法人を考える」まとめ

HAYASI Kozi @cozyforest

［高井健司］ 大阪市の指定管理でやっている博物館では、国の独法並みか、差し引きはがんばっていると言ってよい。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 指定管理者制度の課題。 市職員が減っている分、財団で任期付き職員しか雇えない。50代28％、40代が49%。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 現状課題（続き） 利用者サービスの低下。 厳しい経営環境。自由度の欠如。 外郭団体としての制約。手続きの煩雑さ。以前よりも増した。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ ・豊富な資料・人材の確保と活用 ・利用者目線のサービス ・自主性を発揮した経営 のためには、経営形態の見直し、最適なマネジメント（経営）、持続可能な組織へ。→地方独立行政法人 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 指定管理者制度の問題。 指定管理者。３割未満。 公募・非公募か、期間は。 大規模施設ほど期間は長く、非公募の傾向。 横浜市や東京都では非公募や、期間の長期化へ方針転換。 しかし期間の定めがあることは変わりない。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 直営と指定管理の並立。 「島根方式」と言われる。 直営部分の問題は残る。 岐阜の水族館では、３０年間、公費非支出の例も。博物館には適用できない。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 直営 直営＋指定管理者 指定管理者 地方独立行政法人 対比。 分析の結果、地方独立行政法人が適当と結論。 資産は法人のものにするのが、国の博物館や地方独法の例では一般的。 継続性が最も大切。 サービス面でも柔軟に。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ PDCAの導入。メリット。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 複数館の経営統合。 事業の魅力向上と活性化。 複数館の連携。 事務の効率化、一括契約・購入等々。 ポイント ・地方独立行政法人制度の活用 ・複数館の経営統合 これを併せて実施するという提案 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 人事はスライド。非公務員。 資産は減価償却できない。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 出資、譲与（無償）、無償貸与、寄託 土地は市有のまま。 計画と評価。 共通指標　定量的評価、定性的評価 個別指標　定量的評価、定性的評価　 最短で平成２８年度途中だったが、平成２７年度予算がつかなかった。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ 基本プラン（素案）の要旨：Ａ３判配布。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ Ｑ　予算 Ａ　平成２７年度については１億＋を計上した。財務会計システム、文書システムなどの開発費が半分ほど。出資などのための個々の館の測量などにも費用がかかる。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［高井健司］ Ｑ　館長を選ぶ理事をどう選ぶか。 Ａ　総務省が人数を絞り、せいぜい数名。それぞれの専門家を１人ずつ、は無理。 #Local_IAI_MUSEUMS

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パネルディスカッション 進行　佐久間大輔（大阪市立自然史博物館） パネラー 山西良平 高井健司 佐々木亨（北海道大学 大学院文学研究科） 半田昌之（日本博物館協会 専務理事） 朝賀浩（文化庁文化財部　美術学芸課） #Local_IAI_MUSEUMS

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地方独立行政法人が、博物館の経営オプションとして博物館学的にきちんと考えたいというのが本日の趣旨。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［佐々木亨］ 「既存の独立行政法人・地方独立行政法人における課題から」 地方独法は大学（６０余）や病院（３０余）など、１１０余。の問題から見てみる。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［佐々木亨］ 中期目標・中期計画を決める際に適切なプロセスが担保できるか？ 中期目標・中期計画こそが、この制度のキモ。 大学や病院で言われている「課題」が博物館でも出てきてしまいかねない。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［佐々木亨］ 地方独法法第２５条 中期目標（３〜５年）、その実現のための中期計画が求められる。 例；北大の中期目標（平成２２〜２７年度）からみてみる。 理念的から数値目標までまちまち。 国立大では「文科大臣が定める」。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［佐々木亨］ 目標が公開され、それを実現するための計画が提出されれば、組織としての全体像が見える。目標や戦術について議論できるように。 一方、自治体の「長が定める」となると不安。法人の長と自治体の長との、また現場とのコミュニケーション必須。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［佐々木亨］ 地方独法の大学・病院の課題はどうなる？ ・事務負担の増加。高いスキルの事務職員が足りない。 ・「交付金」以外で収入が増加する可能性。利用者（患者）の自己負担増。専門職（教員・医師）の非正規化。 博物館にそれほどなさそう。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［佐々木亨］ 博物館ではそれほど収入は増やせない。そうなると、支出を絞るために、専門職員の非正規化が懸念される。 文献リストあり。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［髙井健司］＞佐々木亨 目標は議会の決議が必要となっている。大阪市議会が議決しない可能性（公共交通の民営化・府と市の類似施設の統合）。 地方独法；独立だけが強調され、ネーミングが悪い。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［髙井健司］＞佐々木亨 直営から地方独法と 指定管理から地方独法は別。 交付金；今の指定管理で３割下げたのをこれ以上は削れない。 #Local_IAI_MUSEUMS

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［髙井健司］＞佐々木亨 専門職員については、現有期雇用学芸員を正規雇用するようにしたいと考えている。 #Local_IAI_MUSEUMS