マカロニウエスタンへの思い
- DocomTajimax
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今年2015年は、“マカロニウエスタン生誕50周年” #玄関に貼れるツイート 50年前の1965年12月25日に『荒野の用心棒』が日本で公開され、“マカロニウエスタン”と言う呼び名が誕生しました。 pic.twitter.com/0JzyGouGEt
2015-04-26 13:48:45私にとってのマカロニウエスタンはもはやライフワークに近く、啓蒙活動を続けて既に15年以上経つのだが、欧州製の“フィルムノワール”もまた、大好物なのである。 pic.twitter.com/cM3vNtu4Tw
2015-04-26 14:02:13マカロニウエスタンのDVDを大量リリース後に、倒産する前のケイブルホーグと組んで、フィルムノワールのDVD-BOXシリーズをリリースしようとしたことがあったんですよ。
2015-04-26 14:03:20『生き残った者の掟』や『ベラクルスの男』など、DVD化されていないものを中心に、未公開の傑作、アラン・コルノーの『武器の選択』とかジョゼ・ジョバンニの『わが友、裏切者』など、全24作品のリリースを目論んでいました。
2015-04-26 14:06:03結局、ケイブルホーグが潰れちゃったり(既に買ってあった『追想』の版権代も踏み倒しw)色々あって断念し、DVD化出来たのは『真夜中の刑事』だけだったんだけど、エージェントの倒産以外にも理由があったのだ。 pic.twitter.com/y8ue2Rgwsr
2015-04-26 14:08:15フィルムノワールの版権を多く保有しているフランスの某社に交渉したところ、彼らは「日本でのDVD化は、今までに長年取引しているT社以外とはやらない」と仰るのである。 既にT社はパッケージ・ビジネスから撤退していたのだが、彼らは頑として動かなかった。
2015-04-26 14:11:05それはそれでまるでフィルムノワールに登場する、義理堅いやくざ者みたいでカッコいいなと納得した私は、その企画を泣く泣くあきらめた。 今は状況も変わり、再トライできるかもしれないけどね。
2015-04-26 14:12:43それで、再びマカロニウエスタンに邁進した私は100を超えるイタリア製西部劇のDVDをリリースし、出来れば後100タイトルは出したい…と、今でも思っている(笑)。
2015-04-26 14:15:25特に今年は“マカロニウエスタン生誕50周年”だ。 このチャンスを逃すと、後20年とか50年は待たねばなるまいw なので、機会を見つけるごとに食らいつき、ビジネスとか利益も関係なく、マカロニウエスタンの魅力を世に知らしめようとしているわけだ。
2015-04-26 14:18:05私は“マカロニウエスタン生誕50周年”に向けて、あちこちに起爆剤を仕掛けてきたのだが、世の中の状況はどんどん悪化していくので、起爆するかどうかは判らない。 その中で特に力を入れている爆発物があって。それは8年前から温め続け、案を練り資料を集め、準備してきた。
2015-04-26 14:24:07私が『暁の用心棒』のトニー・アンソニーだったら、正面から散弾銃をぶっ放すところだ。 『真昼の用心棒』のフランコ・ネロだったら、腹にコルトを押し付けて、6発全弾撃ちこむところだ。
2015-04-26 14:26:27私がよくマカロニウエスタンの版権購入の際に使うエージェントのもとへ、「マカロニの版権を購入したい」とリストを持って訪ねてきた業界ゴロがいたのである。
2015-04-26 14:28:58つまりこういうことだ。 その企画は元々某A社(一部上場の大きな会社である)に提案したものなのだが、A社はこちらに「検討中」と言っておきながら、その間に業界ゴロを使って版権を買占めさせて、最初から企画ごと横取りしようと言う魂胆だったのだ。
2015-04-26 14:30:59ずいぶん汚い手を使うものである。 そのA社がリリースした企画は多くが横取りされたものに違いない。 実際、仕事仲間で企画をそっくりパクられて、泣き寝入りした者と情報交換をすることが出来た。
2015-04-26 14:32:25どうやらA社の幹部にその業界ゴロと癒着してる奴がいて、幹部が社内で企画を決定させ、企画を持ち込んだ者を差し置いて、版権を横取りする手口を繰り返しているらしい。
2015-04-26 14:33:56酷い話だが、不況が蔓延し、手段を選ばなくなった奴が出て来たと言うことだ。同じような話をいくつか聞いた。 提案先に企画を丸ごとパクられた話をいくつも聞いた。
2015-04-26 14:35:35そこでさっきのフィルムノワールの話に戻るのだが、私と懇意にしているエージェントはすぐに私に連絡し、そのリストを見せてくれたのである。 義理堅い話だ。イタリアの版元も結束が強いので、早々に版権をブロックしてくれて、企画を盗まれることは無くなった。
2015-04-26 14:38:07リストを見て驚きましたよ。 私がA社に提出した、リリース一覧のまんまではないかw おいおい、『ドルの両面』まで入っているぞ。そんなマイナーなマニア好みのマカロニウエスタン、お前知らないだろ?
2015-04-26 14:39:17『復讐のプロファイター』という作品も入っていたが、それはアンソニー・ステファンの未公開マカロニで、仮に私が邦題をつけておいたものだ(笑)。 同じタイトルのマカロニを探したって、絶対見つからないぞ。 原題は“彼の名は復讐を叫ぶ”だw
2015-04-26 14:41:59…ということで、マカロニの主人公たちと同様に復讐を叫ぶことにした私は、エージェントに頼んで版権をブロックして貰い、金曜日に卑怯な敵を殲滅したところなのである。ざまを見やがれ。
2015-04-26 14:43:15【CM】ヴァモス・ア・マタール商會(Vamos a Matar Company Ltd.)は、日本で初めてのマカロニウエスタン復興を支援する会社組織です。マカロニウエスタンの上映を初めとして、今後消えゆくメディア・マカロニDVDのリリース、イベント企画、アプリ製作等を行います。
2015-04-26 14:45:43【CM】 A「…阪神支社からいらっしゃったと。で、御社の社名は何とお読みするのかな?」 Aの部下「ミナミから来たってよ。Kinky地方ってわけだ。お前ら笑え」 Aの部下たち「どわっはははは…」 ドバウ!ドバウ!ズギュン! B「弊社かい? 弊社の名は…ヴァモス・ア・マタール商會さ」
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