美学校 中ザワヒデキ文献研究 2014年10月08日 第08回 #文献研究
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「イコノフォビア:図像の魅惑と恐怖」に関係した筒井弘樹により「であ・しゅとぅるむ」について。 ちょうど一〇〇年前のドイツの動向。 当然、表現主義に関連した展示。
2014-10-08 20:07:07荒木慎也の論文「受験生の描く絵は芸術か」(美手帖2005年8月号に掲載)において(初めて?)受験絵画を問題視し日本美術の近代化と実際現在行なわれる表現を射程に収めた論文で、それに梅津庸一はショックをうけ書かれたのが「優等生」
2014-10-08 20:11:47まつもとこうじろうによる「トランスエフュージョン」。 美術的というよりマニエラ重視の丁寧なイラストが多く、こつこつと地方で描いてる人達を集め新宿眼科画廊で展示をしている。
2014-10-08 20:14:54一方「第四表現主義(仮)について語る会」では何時の時代にもいる素朴でわかりやすい感情表現や、イラストレーションとの混同もあった。
2014-10-08 20:19:25メンヘラ展もそうだが、トランスエフュージョンもそうだが、友人同士というよりネット等で探し呼びかけ集めているところに特徴がある
2014-10-08 20:20:59精神障害者の制作物を美術側(あるいは健常者)が搾取するのがアウトサイダーアートだが、一人だけの問題行動から自分自身が脱出し世界とつながるきっかけの芸術。この昇華が表現主義系に通じる。
2014-10-08 20:23:23地方の動向が力を持つこともあるが、現代美術日本篇の弱さは東京中心で話していることがあり、地方の動向について弱い。たまたま東京にいてその情報にもとづいてしているという理由もある。
2014-10-08 20:43:35ビットマップとベクターの動向について。 VOCA2012年武井浩一郎。1_wall2014年の下野薫子さん。都築潤は線中心の作品であるが、一方彼女は面を線のように描いている。
2014-10-08 20:45:24gnckの論文「画像の問題系 演算性の美学」。通常こういうことも必要と佳作に挙げられるものかもしれないが、こういうことが必要と第一席としてこれを評価したことが重要。
2014-10-08 20:47:37gnck論文はポレミックでもなく新しい事がないと批判されるが、 ビットマップやベクターも良くわからない年配権威筋の人達にまでこの話題が入って行くことができたことを評価しなくてはいけない
2014-10-08 20:48:07偶然だが、中ザワのアンチアンチエイリアス展に合わせて、美学校文献研究にgnckをゲストにお呼びした。 また同じ時期にヌケメによるグリッジ展をしていた。
2014-10-08 20:49:25311以降、タノタイガは美術と関係なくボランティア活動に行っており、仲良くなった女性姉妹とその行き帰りに車の中でツイキャスにくだらないトークや歌ったり楽しげであった。 その後、水戸芸で展示を求められ躊躇したが出ることになった。
2014-10-08 20:54:27堀浩哉に関する話で、イラク戦争の時、一斉メールで反戦行動の檄文が来た。説得力文であったが、そこでつけられた名前が反戦アートネットワークで、70年代的でダサい感じであったところ、椹木野衣による「殺すな」がでてきて、これは感覚的にダサくなかった。
2014-10-08 20:57:10美術としてのフクシマ以降表現としては、キュンチョメ、チンポム、竹内公太の直接的作品、また河口龍夫の太陽と描いた円のような間接的表現など。
2014-10-08 20:59:07カオスラウンジは表現主義の急先鋒だが、震災以降明確に転回した。ただし伏線が2つ。一つ目は2010年のカオスラウンジ宣言と破滅ラウンジで反表現主義。
2014-10-08 21:02:44