クオールエイド( @quolaidbot )さんによる大分市中心市街地「2核1モール」完成とこれからの話。

大分県の魅力ある店づくり支援事業にも関わっているクオールエイド( @quolaidbot )さんによる大分市中心市街地2015年春の「2核1モール」完成とこれからの話。
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地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

デスティネーションを、店揃え・売場揃え、サービスミックス(テナントミックス)、街区環境で再構築する、というのが中活法の真ん真ん中のテーマです。テナントミックスを ①既存個店群の業容転換、②空き地空き店舗へのテナント誘致で実現して行くのがタウンマネジメントです。長くなりました。

2015-05-01 18:42:49
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

お金を掛けずに今すぐ出来る、デスティネーション強化法を提案して終わりにします。

2015-05-01 18:43:39
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

二核間回遊、特にJR大分駅経由で県立美術館に向かう人は、必ず中央町、竹町を通ります。広域から来訪したこの人たちに商店街は何をどうアピールしたら、入店客―常連客増加を実現出来るか? スタート取組は、“ウインドショッピングの実現” です。イヤ、それなら今でも出来るんだけど。ではなく、

2015-05-01 18:47:11
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

幕間 「ラグジュアリィ 吟味 堪能 得意」に興味があれば:  quolaid.com/library/flash0…

2015-05-01 20:02:15
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

ウインドショッピング:通りを遊歩しながら、次々に目に入ってくるショップのショーウインドを眺め、気になるデスプレイがあったら近寄って吟味する行動。 グレイジング=放牧されている家畜が草を食べながら「歩き・食べ」している様子。ウインドショッピングが成立するには、①街に遊びに来る、

2015-05-01 20:17:12
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

②通りが魅力的なショーウインド(可視性のあるファサード)が多いこと。 遊歩者にとって魅力的なショーウインドとは: ①ディスプレイが魅力的 ②伝わってくるショップの内容が魅力的 ③想像する店内で過ごす時間が魅力的 といったところ。これだけで「遊歩」という来街目的が出来上がる。

2015-05-01 20:18:05
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

JR大分駅からOPAMに向かう通行者は、OPAMがデスティネーションですから、商店街は、義的には「通路」です。「通路」として歩いている人にとって通路が「遊歩モール」に変化するのは、商店街の仕掛け次第、腕の見せ所。どう仕掛けるか、お金も時間も掛けず、誰でもその気になれば出来ることを

2015-05-01 20:43:43
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

まず、通りに対してショーウインド(ファサードの可視部分)をはっきりくっきりアピールすること。通り―通行者の視線でショーウインドがその「意味」を認知出来るあり方を実現する。まず、視線→ショーウインドを妨げる要素をすべて排除することから。のぼり、看板、ポスター、フラワーポット等々。

2015-05-01 20:48:35
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

上記の店舗の各種付属品は、いずれも何とか店前通行者に自店をアピールして、入店を促そうという趣旨ですが、残念ながら機能しません。前方に向かって歩きながら側方の店舗に向けられる視線は、ほんの数秒間です。その貴重な時間にのぼりやフラワーポットなどを見せてどうするのよ、ということです。

2015-05-01 20:55:00
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

県都中心市街地・中心商店街の来街者に対する「ウリ」は、専門店がそれぞれ工夫を凝らしてアピールするショーウインドです。店前通行者をお客にするには、 1.店舗に向けられた視線をキャッチして「接近して凝視する」 2.入店して売場を堪能する という行動を誘発しなければならない。

2015-05-02 06:48:17
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

「店舗を認知する―入店を決意する」というプロセスを担うのがショーウインドの役目、ここをどう演出するかが通行者を入店客に転化する決めて、各個店の腕の見せ所、店内売場のしつらえ具合を通りに向かってアピールします。ショーウインドを見ればお店の魅力が文字どおり一目瞭然となっていること。

2015-05-02 06:53:30
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

そう言うショーウインドの連袂が中心商店街的モールの第一の魅力です。 通りの歩行速度も自然にゆるやかになり、一店一店のショーウインドの演出を堪能する、という行動が生まれる。通行から回遊へ。 ということで、一般に、商店街は個店ショーウインド(店内透視部分)についてその機能を再確認、

2015-05-02 06:57:48
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

もっともっと、関心を持つべきです。ショーウインド(通りから見える店内印象)の演出にお金は掛かりません。趣旨(店内を体験・堪能したい、という意欲を喚起する)を踏まえて自分たちで創意工夫すること。その気になって着手すればどんどん上達するはずです。 そろそろ終わりにします。品揃えは、

2015-05-02 07:03:54
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

見直す必要はありません。品揃えには問題が無い、見直すにしてもそれは「見せる」がある程度出来上がり、お客に吟味を楽しんでもらう環境が整ってからのことだと思います。まずは、ショーウインドからはじめて「見せる」工夫に集中すること。ショッピングがストレス無く楽しめる条件を整え、その様子を

2015-05-02 07:08:07
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

店頭にアピールすること、視線を揺動させる店頭付属の販促用品は撤去する、といった作業が「吸い込まれるようにお客が入ってくる」店づくりの第一歩です。 遊歩空間としての中心商店街の魅力は、工夫を凝らしたショーウインドが軒を連ね、それぞれのお店の旬の魅力をアピールしている、情報が通りに

2015-05-02 07:12:09
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

あふれ、個店への入店、ショーウインドの堪能をアピールしていること。かっての商店街はまさにそう言う情景を作り出しており、それを堪能する為にお客が来街しし、賑わいを作り出していました。街の賑わいは、お店が仕掛け、お客が完成させるもの。通行を遊歩に変えるのは商店街の仕掛け次第。

2015-05-02 07:15:42
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

長々と書きました。せっかく@satetsu さんにまとめていただいたので、もう少し加えようと思ったら思わず長くなりました。二核ワンモール、期待どおりの機能を発揮するのは、これからの街の取組次第。長年作り上げている「個店の魅力」を如何に来街者に

2015-05-02 07:20:19
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

伝えるか、という課題に集中して取り組めば、「二核ワンモール」はたちまち機能を発揮、すぐに効果が得られると思います。いよいよお終い、なお、以上は中心市街地一般に通用する「一般論」を大分市の二核ワンモール竣工を機に述べてみたもの、個別商店街固有の問題の処方について論じたものでは

2015-05-02 07:24:04
地場商業、商店街再生への道 @quolaidbot

無いことをお断りしておきます。 長きにわたってお付き合いいただいた方にお礼申し上げます。 大分市中心市街地・商店街のますますの繁盛をお祈りします。

2015-05-02 07:27:13