ムーの白鯨について

ムーの白鯨全26話についての視聴感想を予定しています。
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

SFメカものという点でみると定番の味とやや手慣れていない故か異様な味が混ざっているものだが、それが周囲に縛られずのびのびとやれているのが一線を画しているかと

2015-05-01 22:59:51
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ムーの白鯨4~8話までについて書いていきます。惜しい所もあるはあるのだが惹きつけていく者は確かにある。この作品は噛めば噛むほど味が出る珍味と出渕さんがコメントされていたが分からなくもない。

2015-05-01 23:50:58
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

不思議な作品ではある。この作品は過酷な雰囲気を醸し出す半面温かい雰囲気も備わっており、鯨を浮かせたり進化させたりしてコンドルやスフィンクスと戦うエキセントリックな発想で勝負阻止ながらも素朴な印象もある。

2015-05-01 23:52:25
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

辛くも甘くも抑えた作品であり、エキセントリックと清純派の二重人格のような作品だが……これは狙ってやったというよりも自然に生まれ出てしまったような味わいというべきか。

2015-05-01 23:53:48
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

SFメカものとして見ると若干手慣れていない雰囲気はあるのだが、その一方で何かに縛られる事がなく伸び伸びと気ままにこの「ムーの白鯨」の作風は生まれたものかもしれない。当時のSFアニメではイデオンに匹敵する自由奔放でエキセントリックな作品なのではないだろうかと……

2015-05-01 23:55:34
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ぶっちゃけ「ムーの白鯨」という作品自体が「機動戦士ガンダム」から分化した存在として「伝説巨神イデオン」の異母兄弟というものとして見ても良いような。ムーの白鯨は8話以降の舞台や作風からすると「タンサー5」と「イデオン」の中間に存在するものと言った方が良いのかもと……

2015-05-01 23:57:12
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ダイナミック作品に例えるとグレンダイザーとグロイザーXのようなものと言おうか(笑)

2015-05-01 23:57:43
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

これに関しては同じ古代文明を扱った作品という点もあるが、ムーの白鯨にはガンダムに参加されていた星山博之さんとスタジオZ5系の作画スタッフがスライドしている。イデオンには星山さんやスタジオZ5系の人材が参加されておらず、ここら辺はガンダムからイデオンに継がれなかった要素なのかと

2015-05-02 00:01:25
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

また、剣達が搭乗して戦う白鯨も映像のインパクトの他、白鯨がその巨体とバリアの質量で無数の小型の敵を駆逐していく描写はイデオンに通じるバトルスタイルではある。また5人の精神力に応じて白鯨の意志で進化していき武器を備えていく過程も案外似ているかと。

2015-05-02 00:03:17
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

5話でようやく白鯨の初陣が描かれるが、この鯨の巨体を生かした戦法は圧巻。尻尾で激突した敵を払いのけるシーンも巨大感が現れていて豪快だ(笑) pic.twitter.com/sI62EVtjy2

2015-05-02 00:04:26
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

最もこの古代文明の遺産というエキセントリックな存在や微妙な距離感の群衆劇など冨野っぽい要素が後番になる太陽の使者、ゴッドマーズで受け継がれたかになると微妙だが。どちらかとなると長浜的な兄弟のドラマのほうが引き継がれている。

2015-05-02 00:05:53
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

また、この作品は羽田健太郎さんのBGMが半端なくカッコいい。エレキギターによる戦闘BGMはバルディオスで見られたEDアレンジを彷彿させるものであり、OPの陽性なアレンジはなかなかテンションが高い。

2015-05-02 00:07:52
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

確か廉価版でサントラが発売されていたはずであり、これは借りても良いかもしれない。

2015-05-02 00:08:15
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

第4話……この話で5人の前世とマドーラの描写がなされる。一応設定説明の話だが若干解釈を入れて納得させた所も少々あった。

2015-05-02 00:09:32
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

今回気になった事としてアトランティスとの戦いで白鯨を使ってはならない3万年前の事情として、白鯨を使う事は平和の神を戦いへ使う罰あたりな行為であり、もはや平和の神ではなく復讐の神になってしまうとの事がラ・ムーから説明される。

2015-05-02 00:10:36
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ここら辺はちょっとシムーンや富野作品っぽい背景だなぁと思った。ただ現代で白鯨をアトランティスとの戦いで使っている訳だが……これは3万年前にムー帝国を一度滅ぼした事で彼が必ずしも平和の神として戦に出してはいけないとかがなくなったと考えておこう

2015-05-02 00:13:01
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして、ムーの戦士達5人は3万年後に自分達の記憶を子孫へ残すため一種の精神転送装置へ入る。ただ、剣の先祖ケインだけはムーの大地とマドーラを愛したゆえに精神転送装置で3万年後で転生するよりも、戦いへ身を投じて子孫を残しながら脈々と血脈を残す事を選ぶ。

2015-05-02 00:14:27
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ここら辺はナレーションで、ケインの魂は3万年をワープせず大大土地が継がれた事で戦士として鍛え上げられたと説明されていた。とりあえず良く分からないが3万年の重みは大きいという事で解釈しよう。

2015-05-02 00:15:37
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ただ、いずれにせよこのケインの境遇だけ異なる事が剣だけ主人公として特別な経緯や背景を持っている事は納得できる要素となっている。彼が第1話で夢を見ていなかったり、太陽の痣が出ていなかったり、後にムーの世界での生活になじめない理由もそこにあるのだろう。

2015-05-02 00:16:43
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ただ、今回でケインとマドーラが恋仲だったと知る剣だが、彼女に対しては異性といて意識するどころか悪態をついたり、普通の女の子じゃないからおれの気持ちはわからねぇよ!とか言っちゃうのは鈍感だぞ剣君よ……。

2015-05-02 00:17:36
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

第5話……マドーラへ飯が食えるか!の悪態はともかく、ムーの生活になじめない理由として、自分の生き方をラ・ムーが3万年の時をかけて操っていたようなものという理由は分からなくはない。

2015-05-02 00:19:09
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

何気に面白いところとすれば、「出来心で自転車を盗んだ時も、畑のスイカをかっぱらった時もどっかでな……!!」との剣の独白。持て余した自分らしさを見せつけるため、社会へのささいな反逆も、3万年前から操られて起こしたものとなると複雑である pic.twitter.com/C9nydqr8Jy

2015-05-02 00:22:08
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

剣の場合3万年もその血を継いで生きていたという重みが、新しい環境へと適応させることに大きな障害となっているのかもしれない。3万年のアイデンティティを否定する事になってしまう。

2015-05-02 00:23:14
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そんな今回の冒頭でいきなり白鯨へ乗る事になるが、”5人の意志をそろえないと白鯨は動けない”、”誰か一人リーダーが必要”という2点の条件を提示して群衆劇の状況を上手くころがしている。

2015-05-02 00:24:38
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

まず、説明を受けた後にいきなりアトランティス軍が襲来。早速白鯨で迎撃しようとリーダーの席に乗る剣に対して、「まだリーダーが決まっていない」「ぶっつけ本番は危険だ」と仲間達は反対して、結果としていつも通りムーバルで出動する。

2015-05-02 00:25:48
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