「札幌の男性、労災認められず 福島第1原発で収束作業後にがん併発」と被曝基準=被曝我慢強制値

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もうれつ先生 @discusao

この「北海道の男性」についての以前の記事 twitter.com/discusao/statu… 【13年10月6日】福島第1原発で4カ 札幌の55歳男性が労災申請 がん「被ばくが原因」(北海道新聞) 以下北海道新聞13年10月6日記事引用

2015-05-03 11:12:07
もうれつ先生 @discusao

福島第1原発で4カ 札幌の55歳男性が労災申請 がん「被ばくが原因」(北海道新聞) hokkaido-np.co.jp/news/donai/496…

2013-10-06 09:12:32
もうれつ先生 @discusao

東京電力福島第1原発事故後の2011年7月から10月まで同原発で作業し、その後膀胱(ぼうこう)がんなど三つのがんを併発した札幌市在住の男性(55)が、発がんは作業中の放射線被ばくが原因だとして労災の申請をしていたことが5日分かった。

2015-05-03 11:13:23
もうれつ先生 @discusao

原発事故後、被ばくを理由に労災を申請した人はこの男性を含めて全国で4人。 いずれも審査中で、労災が認定された例はまだない。 男性は重機オペレーターとして同原発の原子炉建屋周辺でがれきの撤去作業などに従事した。

2015-05-03 11:14:46
もうれつ先生 @discusao

被ばく線量が4カ月間だけで原発作業員の通常の年間法定限度である50ミリシーベルトを超えたため、同年10月末で現場を離れた。 12年5月に膀胱がんが見つかり、札幌で手術。今年3月には大腸がんと胃がんも見つかった。現在も通院しながら抗がん剤治療を続けている。

2015-05-03 11:16:16
もうれつ先生 @discusao

転移でなく、それぞれの臓器で独立して発病していた。>

2015-05-03 11:16:33
もうれつ先生 @discusao

東京新聞今年1月18日の「北海道の男性」の記事 twitter.com/discusao/statu… twitter.com/discusao/statu…

2015-05-03 11:18:54
もうれつ先生 @discusao

本日1月18日東京新聞【福島事故被ばく 国が影響研究へ】 作業員の被曝の疫学的研究が近く始まる中、11年7月から10月末までの4ヵ月間作業し、12年春膀胱癌、その一年後大腸癌、胃癌が見つかった男性が、被曝が原因だとして労災を申請中。 pic.twitter.com/MgCUMPWb20

2015-01-18 17:57:18
もうれつ先生 @discusao

無人重機を遠隔操作して瓦礫を除去するのが仕事だったが、直接操作しないと無理なケースもあり、鉛のベスト着用の30分交代で臨んだり、重機でまかなえないものは腹で支えるようにして手運びした。瓦礫の線量は100~200mSv/hだったと。 pic.twitter.com/qQG6TA7Yqq

2015-01-18 18:03:31
もうれつ先生 @discusao

以下東京新聞15年1月18日記事引用(片山夏子): 男性が働き始めた2011年7月は、溶け落ちた核燃料を安定的に冷却できるようになったころ。無数のがれきが散らばり、建屋から水蒸気が上がっていた。「とんでもない所に来た」と恐怖を感じたという。

2015-05-03 11:25:43
もうれつ先生 @discusao

重機オペレーターの経験を買われ、大型トラックに載せた鉛の箱の中でモニターを見ながら、無人重機を遠隔操作してがれきを除去するのが仕事だった。 しかし、がれきの下には配管やバルブなどがあり、慎重な作業が要求された。

2015-05-03 11:28:55
もうれつ先生 @discusao

側溝に鋼材を渡した仮説の土台に重機を載せ、それを遠隔操作するのは至難の業だった。 現場を見ながら直接操作しないと無理なケースもあり、その際は鉛のベストを着て重機に乗り、三十分交代で作業した重機でつかめない小さながれきは、腹で支えるようにして手で持って運んだ。

2015-05-03 11:31:14
もうれつ先生 @discusao

がれきの中には赤で「×100」「×200」などと書かれたものもあった。毎時100mSvや200mSvを発する高線量がれきの印だった。男性は「やべえなぁと思ったが、元請け社員もやっていた。やらないわけにはいかなかった」。

2015-05-03 11:33:50
もうれつ先生 @discusao

当時は空間線量も高く、線量計の警報が鳴りっぱなしに。これではすぐに線量限度に達し、作業ができなくなるため、高線量の時は線量計をトラックに置いていかざるを得なかった。男性が働いた同年十月末までの四カ月間の被ばく線量は、記録上は56,41mSv。だが「実際はこんなものではない」。

2015-05-03 11:37:19
もうれつ先生 @discusao

十二年春に血尿が出たため診察を受けると、膀胱がん。その一年後、東電の負担でがん検診を受けたら、大腸がんと胃がんが見つかった。東電や厚生労働省の窓口に相談したが、「因果関係がわからない」とたらい回しにされたという。

2015-05-03 11:39:18
もうれつ先生 @discusao

転移でなく三ヵ所もがんが見つかったのは、被ばくが原因として、男性は13年8月に労災を申請。一方で胃と膀胱を全部摘出し、大腸がんも切除。重度障害者の認定を受けた。

2015-05-03 11:41:44
もうれつ先生 @discusao

男性は「国や東電は検査を受けろと言うが、労災が認められなければ治療は自費。命懸けで作業したのに使い捨てだ。働きたくても働けない。個人では因果関係を立証できない。国は調査するなら徹底的にしてほしい」と語った。>

2015-05-03 11:43:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「原発事故で人は死んでいない」と主張する人に反論しておく。 「原発は事故を起こさなくても、被ばく労災で死者が認定されている危険な作業現場だ」。 しかも、このような労災認定は、被ばく労働者とその家族に関して、内密の和解・示談が成立しなかった場合でないと提起されない。

2015-05-03 08:20:11
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

この労災認定の訴えの手前の事実として確認。 過去、日本では(事故とは無関係の)原発関係の被ばく労働について、白血病で6件、悪性リンパ腫5件、多発性脊髄腫2件の計13件が認定されている。(全て成人男性) 原発労働は、事故がなくても、人を死に至らしめる。被ばくで大人も死ぬ。

2015-05-03 08:11:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

事業者にとって、労働基準監督署に労災の報告は、可能な限り避けたいものだ。 一つの事業所で1年で複数の労災死亡事故が起きてしまうと、立ち入り検査と改善指導が行われる事が多い。立ち入り検査と改善指導は、基本的に報道される。 それでは、原発立地地域に対しては「安全な職場」宣伝が困難だ。

2015-05-03 08:28:05
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

原発では、基本的に電気事業者や元請け企業の労働者は、被ばくに関してもそれ以外に関しても、危険性が高い仕事には従事しない傾向がある。実際に危険性が高い仕事に従事するのは、雇用関係確認も身元確認も不十分な多重下請けの労働者であるケースが多い。そこで労働災害が発生しても、申請は困難だ。

2015-05-03 08:43:43
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

多重下請けでの作業が多く、労働者が認識している雇用主と書類上の雇用主が異なる場合さえもある。前日までの雇用主による作業が終わり、その日は別の雇用主が仕事を請ける例もある。現場の労働者としては、それまでの作業の継続のつもりなので、雇用主が変わっているとは認識しにくくなる。

2015-05-03 09:22:14
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

労働者側のほうもこれまでの累積被ばくを増やさないようにして今後仕事がなくなる事がないように、被ばく量の過小報告に協力したりすることがある。 このようなことは、東京電力福島第1原発事故が発生するよりもずっと前から、繰り返し行われてきた。 原発労働には「安全文化」など確立されていない

2015-05-03 09:30:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

一般的に、原発地元で生活基盤があり、家族と生活している原発労働者は、何とかして「東電」での仕事を続けようとする。現実には多重下請けでの雇用作業であっても、「東電で働いている」こと自体は、原発事故発生前までは一種のステータスであった。実際に東京電力の社員は、ごく一部だと皆知っていた

2015-05-03 09:35:55
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

多少の被ばくを受けていても、それも線量管理の結果だから、少なくとも公的な記録としての被ばくは知っていたし、受け入れるしかないと見切って働いていた。無計画な外部被ばくや内部被ばくは、危険性があるのは知っていた。ただ、昨日や今日外から来て、また東京に戻る人間にそんなことは言わない。

2015-05-03 09:44:01
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

被ばくや危険な作業の結果、怪我をして働けなくなったり因果関係不明の病気で働けなくなったりすることもある。さらにその後、原発敷地外で死ぬこともある。そのような場合、多くは労災認定申請には向かわない。労災認定が降りるまで待つのは、日時がかかり過ぎる。

2015-05-03 09:56:22
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

原発作業の結果、重篤な障害が残って働けなくなったり、原発敷地外で死んだりした場合。例えば、帰宅中に心筋梗塞や脳梗塞で死んだ場合。 もちろん、被ばく労働との因果関係の証明がかなり困難で、労災認定も面倒なことを、本人も家族も知っている。

2015-05-03 10:01:18
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

一般的な事例として想像してほしい。 あなたの家族が突然、心筋梗塞や脳梗塞で死んでしまった場合。 まずは、原因や理由の確認は後回しになる事が圧倒的多数だろう。 死亡関係の手続き、通夜や葬儀や埋葬の手配を優先させる。 身近な人物の死を悲しむ時間さえ与えられないほど、家族は忙しくなる。

2015-05-03 10:05:07