篠崎誠監督作品『SHARING』のふたつのヴァージョンについて
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@CinemaKinema 逆です。第1版が99分で主人公は2人の女性。立教のみで上映した版。第2版が120分でフィルメックスで上映したもので、Wヒロインに第3の男が絡みます。ただし、第1版は単なる短縮版ではありません。編集もテイクも若干異なり、第1版にしかない場面、台詞もあり。
2015-05-03 20:50:23@CinemaKinema 付け加えると、第2版、実はフィルメックス直前に編集も音も変えていたのですが、英語字幕が間に合わず。釜山で上映した版を上映しました。現状、すでに第2版は5分以上短くカットして編集変えて115分弱。釜山=フィルメックスにないショットも復活。なので第3版!?
2015-05-03 20:57:27@CinemaKinema でも考えたら無声映画の時代なら国ごとにバージョン違いも当たり前で(笑)まだ劇場公開まで1年はあるので、思いつく限りのことはやろうかと。ただ、逆に第1=立教バージョンは一切編集変えておりません。第2版だけ、何度も手を加えています。それも数シーンだけ。
2015-05-03 21:03:40@CinemaKinema 是枝さんも公開版はいつも、ひとつだけですが、『ワンダフル・ライフ』は一度完成してからクライマックスの再現フィルムのシーンまるまるカットして、編集し直していますし、塚本さんの『鉄男』『鉄男Ⅱ』も2バージョンあります。
2015-05-03 21:12:03@CinemaKinema 極め付けは手塚眞さんの『惑星TEトRA』。確か1985年の初上映以来、上映する度に、毎回編集変えているはずです。以前、赤坂大輔から『死ね!死ね!シネマ』もサクラダファミリアみたいに途中で監督変わって、追撮、再編集し続けたらと言われたことが(笑)
2015-05-03 21:15:19キェシロフスキの『デカローグ』の「ある愛に関する物語』と『愛に関する短いフィルム』が同じ主人公で同じ展開なのに、全く別の映画であるような感じでしょうか。第3版と口走りましたが第2版を未だに編集してるということです。完成したらフィルメックス版はたぶん封印。@CinemaKinema
2015-05-03 21:36:21