友達を「水曜どうでしょう」沼に引きずり込んだ覚え書き　及び「効果的な布教」について

まるで石丸くんみたい @ih4410

友達がどうでしょうにハマりだした。それとなく会話に組み込んで洗脳布教してきた甲斐があった。

【平成】橋本 @veryHashimoto

@ih4410 どんな混ぜ込み方したんですか？？取り入れて自分も友達洗脳します

まるで石丸くんみたい @ih4410

@kani_on_chan 今から書いていこうと思いますｗ

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洗脳布教（１） ・相手も知っている状態を作る 相手は布教物を何も知らない。まず日常の会話で自然に、例えば「昨日○○見たよ」 「○○見てたら」と取っ掛かりを作る。相手がそれに対し興味を示しても示さなくても、言及はしない。あくまで名前をちらと覚えさせる。これを何度か繰り返す。

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洗脳布教（２） ・（１）を繰り返していると、「何度も言っているそれは何？」という返答がある。”それを待って”例えば水どうだったら本編の一部切り抜きなどを”メールなどの文章で・他の話題と一緒に”送る。布教自体が目的化してはいけない。日常会話の一環として行う。（続）

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（２） ・よく陥りがちなミスとして、こちらから布教を熱心に行ってしまうことがある。あくまで「相手の方が自主的に見始めた」という状況を作ること。なので「名前を覚えさせる→向こうが話題に出す→向こうが自主的に見る」という流れは一貫しないといけない。それは何故か（続）

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（２） ・まずもって人は「自主的に始めた活動は継続させる」ということ。二つに意識の差。少しでも「勧められたから見よう」という意識がある場合、コンテンツの粗が目につきやすい。そして、それは日常での相手との関係に比例する。日常において布教物が当たり前になるよう意識を向ける。

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（２） ・映像物の場合は特に文章（メール・チャット・Twitter）が好ましい。それは、口頭では再現性が低いことは勿論、文章でタイトルだけを送る、URLだけを送る、これを見た相手は「検索する・クリックする」という自主動作を行う必要がある。すると興味に主体性が伴いやすい。

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洗脳布教（３） ・相手が「自主的に」見たら、はじめは何も言わない。相手が何かしら感想を言うまでひたすら耐える。 相手から感想があると「見てたんだ」などとさも予想外だった風を装うこと。その後もテンションを抑えめに、向こうに返答する形でお勧めの回などを布教。

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（３） ・会話例 「どうでしょう面白いな」 「見てたんだ」 「うん」 「そういやさ～」 これで終わらせる。ここで焦って夏野菜スペシャルを激推ししてはいけない。

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（３） ・会話例 「詳しそうだけど、他に面白いのない？」 「そうだなぁ、夏野菜スペシャルは世間的にも受けがいいかな」 ※ここで焦ってシェフ大泉を語り出してはいけない とにかく、繰り返すが「相手が自主的に見る」ことが肝要。これができればぶっちゃけ（好み除いて）成功も同然。

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・まとめ 布教というと「自分から熱心に相手に説く」ことをイメージしてしまうが、ともすれば向こうは引いてしまう。特に、相手に興味がない場合は逆効果でしかない。時間はかかるしやきもきするが、確実性では以上のような戦法が大変有効です。それにこっちの方が受けがいいですよ。

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押しの営業って、あれは他人だから成り立っている部分がある。関係が親しい場合、押しは普段と違う異常性と取られることがある。もちろん、親しいからこそ勧めて見せる、という布教もアリ。ただそこには、かなりの相互理解と意識の共有がないと厳しい。

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片一方の「好き」が強すぎると、これが一方通行になり非日常性が際立って、相手もうんざりする。非日常的布教（つまり押しの営業）は他人、相手との相互理解が何もない状態、言わばゼロやマイナスからのスタートで始まる場合に、加点法で行われる。かなりの技術がいることは想像に難くない。

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親しくなると対人関係は減点法になりやすい。こちらの「好き」を対外的にはかなり低く見せて、相手に答える形で選択肢として「好き」を提示すると、プラスにもマイナスにもならない。しかし相手には選択肢としてこちらが示した「好き」が残り、後は向こうが自主的にそれを選ぶかどうかだ。

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・締め もちろん、相手が「ジャングル編めっちゃ面白いな」などと言ってきた場合には「だろう！　ブンブン最高」と全力で答えて良し。ここまで来たら、もはや押しの営業ではない。そう、「語り合える」のだ。 （了）