- laurassuoh
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故障魚雷さんと夕立の恋……夕立の魚雷さんはそれぞれ意思があり、その中でも過去最高に好戦的な魚雷さんがいたのだが戦場で発射しようとした所故障、夕立は敵を沈め切れず負傷してしまう。魚雷さんの同期は皆敵に突撃して花と散り、死ぬために生まれてきた魚雷さんは死に場所を失った。
2015-05-08 21:20:30工廠で修理されながら主・夕立に申し訳が立たない魚雷さん。しかし夕立は気にした様子もなく、次の出撃は共に出ようと笑顔で約束する。今度こそと思い気合を入れた魚雷さんだが、また故障。まるで神が魚雷さんを苦しめているかのようだった。魚雷さんは夕立に二度目の謝罪をする。
2015-05-08 21:23:06「主、すまねぇ……敵を沈められねぇ魚雷は役立たずだが、発射できねぇ魚雷は語る価値すらねえよ……先輩魚雷も同期魚雷も後輩魚雷も逝っちまった。俺はあいつらが羨ましい……もし次ダメだったら俺をその手で敵に向かって投げつけてくれや」 「うぅん、夕立は違う考えを持ってるっぽい」
2015-05-08 21:25:47「違う考え?」 「夕立、魚雷さんとちゃんと話したの、実は初めてっぽい。いつも以心伝心だったけど、戦場以外では無視してたから。意思があるんだもんね、やっぱり死んだら悲しいっぽい?」 「そんなこたぁねえ! 俺たちは敵を沈めるために生まれてきたんだ! むしろ死ななきゃ価値がねえ!」
2015-05-08 21:27:48「そうだけど、やっぱり違うっぽい」 「何が違うんだ?」 「う~んとね、夕立、やっぱり提督さんや時雨に褒められたいし、魚雷さんには同情できない、同情は意味無いっていうのは分かってるっぽい。けど、他の魚雷さんと違ってあなたは二度も夕立と一緒に出撃して帰ってきたっぽい。もう戦友っぽい」
2015-05-08 21:30:04「戦友ねぇ……そういうのは初めてだな。なんせ俺たちは一度っきりの戦いでほとんど発射されちまうし、残ってても次の番で逝く。発射故障なんて普通は起きねえからな」 「そうそう、二度も同じ魚雷さんが発射故障なんて奇跡っぽい! たぶんお空の誰かが夕立たちを友達にしたいって思ってるっぽい!」
2015-05-08 21:32:24「そういうもんかねぇ」 「そういうもんっぽい! 夕立、魚雷さんにはこれからも話し相手になって欲しいっぽい!」 「魚雷なんかでいいのかよ」 「むしろ気が楽っぽい?」 「確かに……ただ一つ約束してくれねぇか」 「いいよ!」 「軽いなオイ」 「夕立、こう見えて約束は守るっぽい!」
2015-05-08 21:34:35「俺を毎回連れて行ってくれ」 「戦場に?」 「そうだ。発射管の一番最後を譲ってくれ。主はいつも戦闘で魚雷を撃ち尽くさず取っておく癖があるだろう。もしそれすら許さない強大な敵と出会ったら俺を放ってほしい。俺は主の最後の一咬みになりたいんだ」 「お安い御用っぽいよ!」
2015-05-08 21:37:59それから、魚雷さんの助言もあって夕立は大活躍、必中確殺の魚雷捌きは鎮守府一と呼ばれるまでになった。夕立は暇があれば魚雷さんとお話し、魚雷さんも夕立と話すために兵器総合情報ネット”WWN”を利用しどんどん学習を積んでいった。そんな折、ソロモン海掃討作戦が発令される。
2015-05-08 21:41:40その作戦は夕立にとって、乗り越えたい過去に聳える巨大な壁であった。複数の敵艦隊を相手にする総力戦であるこの作戦は当初順調に進んでいった。敵最深部の艦隊をついに補足、トドメとして送られたのが夕立も参加している第一艦隊であった。 作戦前夜、夕立は魚雷さんと秘密の契りを交わしていた。
2015-05-08 21:46:21「明日はいよいよソロモン海決戦……夕立、今夜は興奮で眠れないかもしれないっぽい」 「寝とけって言っても無駄か……ならどうする、俺と一晩中ゲームでもするか?」 「うぅん、夕立ね、もっと他に魚雷さんとしたいことあるっぽい……」 「何だよ、言えって。心残りは無い方がいい」
2015-05-08 21:49:01「夕立ね……知ってると思うけど、とってもおかしな子なの」 「魚雷なんかを戦友って呼ぶんだからな」 「ぽい……夕立、改二になってから兵器の声が聞こえるようになって、たくさんのことを学んだっぽいよ。魚雷さんのお蔭っぽい」 「そりゃどうも」 「それにね……戦場でね、夕立ね……」
2015-05-08 21:52:15「戦場で?」 「戦場で……今日みたいな激戦の前日とかも、そうう命のやり取りに胸が騒いでる時にね……」 夕立は立ち上がると、机に乗った魚雷さんに見えるようにするするとパンツを脱いで魚雷さんの先端部へ被せた。 「すごく興奮して、濡れちゃうっぽい」
2015-05-08 21:54:41夕立の言う通り、魚雷さんの先端部に被せられたその下着は秘所を触っている素振りさえ見せなかったにも関わらずじっとりと湿っている。 「特殊な性癖ってことかい?」 魚雷さんはWWNで女性が下を濡らすことの意味を検索しつつ答えた。 「そうかもしれないっ……今夜は今までで一番熱いっぽい!」
2015-05-08 21:57:44夕立は魚雷さんを引っ掴むと自らの割れ目をなぞるようにその本体を前後に揺すった。 「何をっ!?」 魚雷さんは夕立の突然の行動に困惑しつつ検索結果のインストールを完了する。どうやら夕立は魚雷さんを使って自慰行為というものを行うつもりらしい。検索によれば、それはとても気持ちがいいという
2015-05-08 21:59:57「魚雷さんっ……んっ……ふぁ……」 夕立は裂け目の左右にある唇のような形をした部分に魚雷さんを滑らせつつ、服を捲って自らの勃起した乳首を摘まむ。 「主っ、俺を使うのは危ないからっ!」 「魚雷さんじゃなきゃダメっぽい! んんっ、硬くてっ、ちょうどいい太さでっ……あぁんっ!」
2015-05-08 22:02:36夕立は魚雷さんの忠告を聞き入れず、そのまま角度を少しずつ直角に傾けていく。 「主っ、このままじゃ俺は主の膣内(なか)に入っちまう!」 魚雷さんは必死に叫ぶ。検索によれば、そこは男性器を挿入し赤ん坊を作る場所なのだ。そんな場所に兵器の自分を入れるなんて。
2015-05-08 22:05:27魚雷さんの視界の左右には赤く湿った夕立の陰唇、鼻先には皮を被ったクリトリスとその下部にある尿道が擦れていた。夕立は喘ぎ声を上げながらどんどん角度をつけていく。 「んぁあっ、あっ、ひぁあっ! 魚雷さんっ、いいっ、気持ちイイッ!」 「これ以上はダメだっ、主!」 魚雷さんの声は届かない
2015-05-08 22:08:28夕立の喘ぎ声は一層高くなり、乳首の尖りが床に落とした影はタワーの先端のように鋭くなっていた。魚雷さんは夕立が過去、戦場で股間を濡らしていたことを確かに覚えていた。だが当時は情報がなく、気に留めることもなかった。しかし今や魚雷さんは過去のデータから夕立の濡れた股間を全て再生していた
2015-05-08 22:11:05魚雷さんの思考回路は過去数百回に及ぶ出撃で夕立の股間が常に濡れていたこと、敵の強さに比例して濡れが激しくなっていったことを確認した。それらのどのデータより、今夜の夕立は濡れていた。 「あぅうっ、ううっ、また、ちょっとイッちゃったっぽい……あぅ、んんっ、本番前、なのにぃ、んぅっ!」
2015-05-08 22:13:11魚雷さんが過去の検索を行っている間に夕立は既に幾度が絶頂に達していた。クリトリスと両の乳首は身体の前面で綺麗に三転倒立し、夕立の排水はその太腿を通って床に水たまりを作るほどであった。 魚雷さんの視界にはついに夕立の膣が映しだされた。
2015-05-08 22:15:28夜戦時の水中でも感度抜群の視界を誇る魚雷さんは吸い付く陰唇に挟まれながらもしっかりと夕立の小さな膣の入り口を認識する。ピクピクと揺れる穴、その奥には処女膜も確認できた。そしてさらに最深部、物欲しそうな子宮口が手をこまねいて魚雷さんを待っているのだ。
2015-05-08 22:17:57「夕立っ、魚雷さんが大好きだからっ! 明日っ、お別れする、ことにっ、なってもぉ……ず、ずっと、好きだからぁ……ゆ、夕立の処女、貰って!」 答えを言う暇もなかった。 夕立はピッタリの角度で魚雷さんを膣内へと押し込んだ。ずぶりと飲み込まれる感触がして魚雷さんは狭い道をこじ開けていく。
2015-05-08 22:20:54抵抗の意思を見せた処女膜を一気に破り去り、黒光りする血液をまとった魚雷さんは夕立の最深部へと到達する。膣の入り口よりもさらに小さな穴、その奥は将来夕立が子供を育てる揺り籠なのだ。 「んぁ、かっ……いっ……は、入った……魚雷さんがっ、夕立の中にぃ……」 夕立の涙声が聞こえた。
2015-05-08 22:23:47魚雷さんは何か言ってやろうと思ったが、かける言葉など見つからなかった。そもそも兵器の魚雷さんに誰かを愛するというシステムは書き込まれていない。それでも、検索したデータから導き出される答えは魚雷さんに一つの事実を告げていた。 「俺たちは愛し合っているのか?」
2015-05-08 22:26:46