あなたとワルツを

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

言うだけ言って、いつの間にかひょっこりと城の内部に消える。向こうの空では花火が上がっているらしい。　色の点いた火が見える。 影に隠れてへたりこむ。カタカタといまだ震えが止まらない。「重いなぁ」呟いてみる。　そも、人の前に立つ事なんて、出来る性質じゃないっていうのに #願望建国式

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante 「お疲れさま、すふぃだんて、かっこよかったよ」 いつのまにか城内に戻っていた老女が優しく声をかけます #願望建国式

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG 「おぁっ！？　あ　ミューズ・プラムか、すまない　その、はは、格好悪い所を見せてしまったな！」 慌てて立ち上がる。何時もの様に、笑って。 「いやぁ、きっと他の王なら、もっと格好良く出来たさ。どうにも、ダメだな！ああいうのは得意じゃない！」 #願望建国式

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante 「ふん、まったくだね、胸を張りな、あんたは王なんだから」 ときつく言葉をかけます。が 「と普段ならいうんだけどね、皆の笑い声が聞こえるだろ、間違いなくあんたのおかげさ。かっこよかったよ」→ #願望建国式

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante 「それにあたしゃババアでね、人の格好悪いとこなんて星の数ほど見てきてるのさ。こうやって裏でへたりこんでもいいじゃないか。たまには気を抜かないとね、破裂しちまうよ。ま、人に見られたくないのなら自室でへたれな」 そう優しく続けた。 #願望建国式

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG 照れた様に笑う 「ふは　まったくもってその通りだな！だが、自室に戻ってへたりこむ前に、俺様1つやらねばいけない事があるからな！」 パタパタとマントを叩いて、それから、とことこと歩いて行く。 「こっちだ　こっち」 後ろを振り返って呼んでみる #願望建国式

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@dindesfidante 「どうしたんだい？」 といいながら静かに着いていきます。姿勢をただして、老いを感じさせない歩調で。 #願望建国式

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG そのままぱたぱたと階段を下りて、下の階へとやってくる。城の門を開ければ直接つながるホールの真ん中へと陣取り、王としての装束のまま、立っている。静寂の中、それでも星と月の明かりで、その中は明るい。 降りてくるのを、まだだろうかとまってみる。 #願望舞踏会

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@dindesfidante 「まったくあんたは図体がでかい分歩くのも早いんだね」 少しだけ遅れてホールに入る。日中は大勢の人が賑やかに踊っていたそこにはスフィダンテと自分しかいない。 祭りのあとの寂寥を感じながらスフィダンテに近づく。 #願望舞踏会

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婆ちゃんまじヒロイン(ぉぃ

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG その姿が来たのなら、深く礼をして、手を差し出す。 「ラストダンスをどうか一曲、踊って頂けますかな？　ミューズ？」 頭を下げた姿勢のまま、顔を上げて、悪戯小僧の様な笑いでもって、聞いてみる。 今日、彼女は踊っていない。ならば誘わなくては。 #願望舞踏会

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante 少しだけ驚いて、でも嬉しくて 「ええ、喜んで、すふぃだんて」 いつもの憎まれ口も出てこず、老女はしずしずと差し伸ばされた手をとった。 あ、ここで《君主の一筆》を使っておきますね。願いはスフィダンテと踊ること。 #願望舞踏会

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG にっと笑って背筋を伸ばす。老女の背に手を回し、腰を支えるような形になる。 「すまんが、俺様はやい動きは苦手でな？　ゆっくりになるが、笑うなよ？」 言ってから、足を一歩踏み出してみる。 ありがとうございます！踊りましょう！ @diceda4 1d100

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG ８１なので失敗しやがりましたこの王！！！！ごめんなさい！！！(笑)

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante とりあえずこちらも判定しますね 「ダンスなんていつ以来だろうね。少し恥ずかしいよ」 月明かりの下、老女もステップを踏み始める。 @diceda4 1D100

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante 24で通常成功したのでフォローに入ります。 @diceda4 1D100

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

おばあちゃん　上手い……(ﾄｩﾝｸ)

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante フォロー成功！ 老女は年齢を感じさせない足取りで踊る。ゆっくりと優雅に、時に激しく。 演奏のないホールで、スフィダンテを支え、そして支えられ、二人はただ静かに踊る。

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG 「ふははっ　ミューズにフォローさせてしまうとは、情けない」 普段よりも小さな音で喋るのは、今他に誰も居ないからだろう。月の光りを反射する床の上で、ゆっくりと、間違えないように、ゆっくりとステップを踏む。 「ありがとう、ミューズ・プラム」 #願望舞踏会

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante 「礼なんていらないよ」 それに応えるようにやはり小さな声で 「メイジはロードを支えるものさ。なに、あんたは、このババアにもう少し甘えたっていいのさ」 ゆっくりと、踊る。この静寂を壊さないように。 #願望舞踏会

スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@amrita_TRPG 「もう充分に甘えさせて貰っているさ」 何時もの様な張った声ではなくて、独りごとに近い擦れた音でもって応える。 「俺は、生きていてもいいんだろうか？」 恐らく、誰にも聞いた事の無い問いを、静寂に溶ける様に、静かに投げてみる。 #願望舞踏会

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante その問いにまず帰ってきたのは老女の独白だった。 「……あたしはね、置いていかれるのに慣れてしまったんだよ。大切なものはみんなあたしより先に逝ってしまう。だからこそ強く感じるのさ、人の生死に他者が口を出すことは出来ないって」→ #願望舞踏会

謎のあむりたX @amrita_TRPG

@dindesfidante →「だから、その問いにあたしが答えることは出来ないよ。でもね、生きていて欲しいと、そう思ってるさ。……ババアは優しくないからね、これが精一杯の答えさ」 老女は優しく声で、厳しい返事をした。だけどその表情はどこか、物悲しい。 #願望舞踏会

謎のあむりたX @amrita_TRPG

甘えろっていいながら優しくない返事をするババア鬼畜っ