東アジア酸性雨モニタリングネットワーク（EANET）第12回政府間会合

Yukari TAKAMURA @yukaritaka

11月23日、24日に行われた東アジア酸性雨モニタリングネットワーク（EANET）（中国、韓国、東南アジア諸国の13カ国が参加）の第12回政府間会合で、EANETを強化する文書が採択。法的拘束力のある国際条約ではないが、酸性雨などの大気汚染防止をめざす活動の基礎となる枠組み文書

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（つづき）13のすべての参加国が署名した時点か、2012年1月1日のいずれか早い時点で、文書の運用が開始。日本でも中国大陸由来の大気汚染物質の飛来と沈着が観測されており、大気汚染防止のためには、国内対策とともに越境大気汚染防止の推進は不可避

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（つづき）欧州の長距離越境大気汚染防止条約と議定書を所管する国連欧州経済委員会の報告では、大気汚染物質の、北米、欧州、アジアなど大陸間移動が生じていることを示す研究が紹介。ブラックカーボンなど新しい大気汚染問題の重要性と、大気汚染対策が気候変動対策にも資することなどが紹介

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（つづき）アジア地域では、ASEANを除くと、環境分野でも国際条約を基礎とした国際協力の事例がないが、この東アジア酸性雨ネットワークがこの地域の環境協力の枠組みとしてどのように発展していくかは注目される