黒豚の生業録/POD編・1

条約の戦場漁り“黒豚”シュシュ。 積み重ねられた「生」きる「業」。 二期大戦(POD)直前から現在にまで行なわれている、GC戦闘とGC模擬戦の総まとめです。
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vsヨシュカ/1

ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein とっぷりと、夜も更けたその頃に。戦場跡。を、行く、褐色の、痩躯。 を、見つめる、嘴マスクが、一人。木の枝から、葉陰に身を潜めつつ。 (彼は確か、条約の浅ましい戦場漁り) (死臭の中を嬉々として行く下賎な"黒豚"だったかな) (気になるね?)→

2015-04-29 23:43:54
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 葉のざわめきに身を隠しつつ、邪紋の刻まれた腿に手をかざし、ずるりと、その肉と邪紋の中から、一本のダガーを引きずり出した。くるくるとペンでも回すような手つきでその短剣を回しては、彼の「練習」の様子を、少し見つめてみようかな、と思うなどした。

2015-04-29 23:47:08
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k 己の足元を中心に、するすると音も無く影が地面に広がっていく。 とろみのある影の粘水。薄く伸びては地表を這うように、広く、大きく。 混沌核に働きかけて、暫く、影の侵食を促していた、が。 ひく、ひく。……くん。

2015-04-29 23:57:42
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k 「――――、それ、癖?」 言葉と共にくるりと振り向き、木の上の嘴に目を留める。 奇妙な面の為、彼だか彼女だか、判別のつかない相手。 その手の中のダガーに目をやり、にや、と笑って、 「ぁっは、奇遇だぁ。僕も」 鞘からナイフを取り出して、慣れた動作でくるりと回す。

2015-04-29 23:59:21
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 「んー。準備運動かな」マスクの内でくぐもった、しかしあっけらかんとした声で応える。 (やあ、流石は豚の二つ名持ち。噂通りだ。君を前に隠れきるなんて、考えない方が良さそうか) 「ねえ。ねえ。君は」 「この世界は、平和ではない方が正しいと思う?」→

2015-04-30 00:05:00
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein そう問うが否や、枝に手をつけ、鉄棒の遊具で遊ぶかのようにくるり、前転、ばさり外套をひらめかせ、落ちる、地を蹴る、嘴は、地を行く。握る刃が、月明かりをぬらりと反射した。 「 少 し 一 緒 に 遊 ば な い ? 」

2015-04-30 00:08:50
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein (さて、察するにこの周辺は、)彼自身の操作する混沌にすでに埋められている。ならば、下手に近接するのもどうかとおもった。 手始めには様子を見つつ、傷だらけにしてみよっかな?

2015-04-30 00:25:59
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 前進から回転の動作へ。片足軸に、まったくの蹴りの射程外から空を蹴る。が、その動作の直前、腿から足首にかけて、無数の刃が切っ先を表しており。脚を振りぬく推進力も乗せつつ、黒豚をヤマアラシにでもしてやろうと、一斉に射ち出された。

2015-04-30 00:27:45
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 当の嘴は、回し蹴りの動作の流れのまま、無邪気にそのままくるりとターンを決め、あえて、隙を作ってやって、いるかのよう。 【はい、どうぞ。】 15 [3D6] 4,6,5 (00:14:35)

2015-04-30 00:29:26
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k 「……あん?」 じろ、と投げかけられた問いに、金色の瞳を向ける。 大戦中に幾度も嗅いだ、災厄の匂いが――目の前の相手が、それに与するものだと克明に語っていた。問いに返す義理もない。ばさりと外套を翻して、こちらへ向かってくる相手に、ナイフを向ける。

2015-04-30 00:45:31
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k (けれども――僕の生業は、) 頭をよぎり、思わず、言葉を返そうと口を開いて。 「――っ゛、ぅ、ぁぁっ!!」 ――次の瞬間、雨霰と降り注ぐ刃に、身体を穿たれる。 辛うじて頭部と心臓は守ったが、それでも刃の幾つかは、身を裂き、貫き、深々と食い込んでいる。

2015-04-30 00:45:56
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k あっという間に血塗れの状態にされた己。それを嗤うかのように、相手はくるりと踊るように一回転。 「ぐ、……てめぇ……」 とぷ、と傷口から血潮が噴き出るが、足元の影が埋め立ててくれる。痛みと警鐘――同時に、混沌核に火が付いて、(あつ、い)強敵、獲物――いや、駄目だ。

2015-04-30 00:46:48
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k (今日は、狩りに来たんじゃねぇ) ――痛みを堪えて、地を蹴り、瞬きの速度で肉薄。 両手のナイフを、ぎち、と構えて、相手の両肩を交差に切りつけに掛かる。 【HP】100→85 【受けた分は、返してやらぁ】14 [3D6] 5,6,3 (00:30:41)

2015-04-30 00:48:31
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 彼の中の混沌が 彼の中もの希望の力がざわめいた気配がする。 マスクの下で、爛、と瞳を輝かせる。 「あ。君、いいね、いいね」 さあそっちの番だよ、見せてみて!逃げてやる!弾いてやる! 招き入れるかのように、両腕――それと、瞳孔――をゆるく広げ、

2015-04-30 00:59:05
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 「あは」そして黒豚の肉薄。速い。あ、っと、速いや? 反射的に膝を折り垂直に身を下げるも、肩をすでに彼の刃は抉り、「ん”ぎ、」腕が可動不能になるほどの深手は逃れるも、傷口から一瞬で広がり、ひりつく熱は脳を蝕む。心音を一層荒げ、「あ”っ……は」笑い声

2015-04-30 01:00:18
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 「浅ましい子の、希望だ」いいなぁ。いいなあ。悔しい時に、人を殺す力も与えてくれる混沌核は、やっぱりとっても、素敵だね。 うっとりと声を零しながら、手に握ったダガーで先ほどの刃の雨では傷つけられなかった、脚部を。ばっ、と、下から上へと斬り付けろ。

2015-04-30 01:04:13
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 【両肩損傷】HP:100→86 【痛いと、もっと、ざわめいてくれる方?】9 [3D6] 3,3,3 (00:50:10)

2015-04-30 01:07:58
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k 「っ……ん゛ぎ、……、……!」 切り裂かれた脚部から、火鏝を押し付けられたのにも似た痛みが走るのと同時に、赤々と血が溢れる。動脈は避けたが、一瞬、かく、と力が抜けそうになった。傷口から影が浸透して塞いではくれるが、体勢が崩れて――

2015-04-30 01:22:11
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k その、無理な体勢から、――脇腹へ。 手にしたナイフを、強引に。 災厄の香と、加えて今日は狩りの夜でもないから、宝箱とも呼び難い彼の身体に、ただ、差し込むための一撃を放つ。 (きぼ、う?) 「――業だよ」 それだけを、口の中で呟いて。 腕を、振るった。

2015-04-30 01:23:37
シュシュ@条約の邪紋使い @schsch_schwein

@_j_s_k 【HP】85→76 【僕にとっちゃ、そう、なんだよ】6 [3D6] 1,3,2 (01:09:03)

2015-04-30 01:25:27
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 「業」 反芻。 「業、そうか!」 刃が差し込まれた感覚よりも、君のその酷くささやかな声が気になった。 「君と、『それ』は、離れがたいんだね!」

2015-04-30 01:38:07
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein ごぷっ、とノドが鳴り、 振るわれた腕には、肉を刺されていて。 血でマスクの中を濡らしながらも、嘴は太陽のように無邪気であった。 「いい感想だよ、業突張りの”黒豚”!」

2015-04-30 01:38:55
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 込み上げる吐血交じりの、声高に。 表情は歪み、声は震え、肩口と腹から溢れた血のぼた雨が周囲に降るが、口は回る。 また、黒豚の手には、不自然な手ごたえが届いているか。 腹部の皮膚が鋏状の刃を形成し、深く刺さる事を挟みこむ事で拒否しているのだから。

2015-04-30 01:40:35
ヨシュカ@PODパンドラ邪紋 @_j_s_k

@schsch_schwein 「『業』なら決して晴れない!消えない! 死体を、人を、漁りたいんだよね!」 「いいね、いいね!君も、この世が平和じゃないほうがいいんだよね! うれしいな!」 ぎ、ぎ、ぎ、ぢ。無意識に、彼の得物を挟んだ刃を、締めて、締めて、締め上げていた。捕捉。

2015-04-30 01:47:35
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