水俣病・原爆症認定訴訟やチェルノブイリ等の教訓から 自分用メモ

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りりべ @fukukittykobe

こういうことと並行して頭の中にあるのは、福島県の県民健康調査だったり、ありかた会議だったり、甲状腺検査評価部会だったり、それぞれの学会の動きだったりするのです。救済が先なのです。

2015-05-11 20:45:41

チェルノブイリと水俣の教訓を今こそ 細川弘明氏

りりべ @fukukittykobe

「チェルノブイリと水俣の教訓を今こそ」細川弘明氏 (みどりのニュースレターNO.226  2012年3月号)から少し抜き出してみます。

2015-05-16 20:28:04
りりべ @fukukittykobe

「震災直後の昨年3月、地域FM「京都ラジオカフェ」と環境市民が共同制作した震災特番シリーズで福島原発事故について何回かお話する機会がありました。」

2015-05-16 20:30:15
りりべ @fukukittykobe

「そこで私は『チェルノブイリで起きたことは、福島でもすべて起こる』と、いささか物騒なコメントを述べました。これをもっぱら健康被害の予言として受け取ったリスナーの方もあったようで、放送後にご批判もいただきました。」

2015-05-16 20:31:32
りりべ @fukukittykobe

「健康被害のことも念頭にはあったのですが、むしらそのとき懸念していたのは、チェルノブイリ事故のあと起きた社会的な混乱と不正義が日本でも丸ごと繰り返されることになるのではないか、ということでした。」

2015-05-16 20:32:27
りりべ @fukukittykobe

<チェルノブイリ事故の後に起こったこと> 「 それはたとえば次のようなことです。被害の過小評価と過大評価の争い、それによる混乱と不和。甘い見通しによる防護措置(とくに避難)の遅れ。」

2015-05-16 20:33:55
りりべ @fukukittykobe

マスコミも巻き込んだ安全宣言、そして『安心・安全』に同調しない人々への容赦ない攻撃。家族や地域社会のなかでの気持ちの行き違い。食生活や疎開移住をめぐる判断の分かれ。妊娠・出産をめぐる悩み。学校の対応と親の考え方のずれ。」

2015-05-16 20:35:07
りりべ @fukukittykobe

認定』される被災者とされない被災者の切り分け。被害者たたき。自治体による対応の差。『放射能に効く』と称する薬剤や食品をめぐる噂話や商売。汚染食品や汚染機材の無秩序な流通、偽装表示。」

2015-05-16 20:36:13
りりべ @fukukittykobe

汚染濃度の高い食品を市場に還流させるため、汚染の低いものと混ぜ合わせる『希釈政策』の公然化、被害認定・賠償を求める交渉や裁判の長期化、そして司法判断の不一致。」

2015-05-16 20:37:23
りりべ @fukukittykobe

チェルノブイリ事故のあと周辺地区や遠方の都市でおきたこれら人間社会の軋み、争い、不当な行為などが、福島だけでなく日本各地でおこることは容易に想像できます(現実におこりつつあります)。」

2015-05-16 20:40:18
りりべ @fukukittykobe

実はこれは水俣病事件で起きたことともかなり共通しているのです。その意味では『水俣で起きたことはすべて起こる』と言うべきだったかもしれません。」

2015-05-16 20:41:25
りりべ @fukukittykobe

<苦しみを少しでも減らしたい> 「 チェルノブイリと違って人口密度がはるかに高い日本では、長期的な放射能汚染と被ばくの影響がより深刻なものになる恐れがあると私は考えています。」

2015-05-16 20:42:19
りりべ @fukukittykobe

チェルノブイリと水俣の教訓は、私たちの社会がときとして被災の苦しみをひどく増幅させてしまうことがある、ということです。『安心』の押し付けではそのような事態を防ぐことができません。」(抜粋了)

2015-05-16 20:43:14
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