凋叶棕「求」の自分の感想まとめ(曲ごと)
- hopelessmask
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曲ごとの感想
まったりモードなので求聞きながら感想でもだらだらと。 1.グレートアトラクター1 何はともあれ印象的なのは途中の始まりの鐘の音と垣間見える「からくれないの影」、そして決着の音。いやがおうにもこの先に期待させる曲です。
2015-05-16 14:13:062.ジ・アノニマス 奉からの流れで聞くと何故この曲でこのテーマなのか分かる気がしますね。特に紅から始めた人間としては、始めて会った時の彼女達の恐ろしさを思い出します。 そしてイラストと合わせると。求聞史紀で彼女はどうしてあそこまで復讐を薦めるのか。それがわかる気がする曲です。
2015-05-16 14:17:413.Die Lorelei はじめに歌ありき。といっても生まれ変わったときには、という注釈つきですが。 Die Lorelei getan(これこそ私の仕業)はローレライというそのものズバリな曲からの引用です。勿論それだけではなく、やはり彼女はDie Loreleiなのです。
2015-05-16 14:24:004.タイニーリフレクション 山彦を見事に曲で表現した楽曲。イヤホンなりとにかく左右の音が聞き分けやすい聴き方がオススメ。…なのですが、問題は響く方が彼女の力ないし彼女そのものならば先に流れる音は誰のものなのか? 最後消え入りそうな音は二つが重なったのか、一つが消えてしまったのか?
2015-05-16 14:28:455.ア・ローン・ロンリー・ローリン・ローア 青少年によろしくない影響を与えそうな曲。 おとなしく満月以外では人に交わることも自然にできそうな彼女がどうして「孤独なウェアウルフ」なのか。そしてなぜ月をその身に背負うのか。 結局彼女は赤ずきんでなく狼でもなく人狼でしかないのだ。
2015-05-16 14:34:206.Revolt! 河童たちの曲。だんだんと川を逆流するかのごとく曲は登っていく。その動きは実に勝手で脈絡なく、自由である。それは乱雑なままに集まって一つのろくでもない流れを生むのだ。
2015-05-16 14:39:087.すーぱーなちゅらるとりっくわーくす むじゃき。かわいい。たのしそう。 だがそれは徹頭徹尾妖精たちの世界であり、そこに人の都合や妖精との違いなどはいってはいない。それ故に。 この曲はやっぱりイラストとセットでって感じですよね。すごくかわいいからこそ恐ろしい。
2015-05-16 14:44:288.統するに、その群の声をして 単体としての蛍の儚さと、群れとしての蟲の恐ろしさ・荘厳さと。 その二つの主題を味わうことができる。 少しずつにじりよってくるような群の声に飲まれましょう。
2015-05-16 14:48:069.善意のマモノ これを聞いた時の感動は他の人にはきっとわからない。 それはともかく、すっかり『穢れ』曲が馴染んでこられたΦ串Φさんの歌声が素晴らしい。そしてその『穢れ』はあくまで人から見たものでしかないのだ。それを糧とし、それによって存在しうるものにとっては『救い』なのだ。
2015-05-16 14:53:1410.水面よりソット・ヴォーチェ ソット・ヴォーチェ:音楽の演奏標語の一つ。「小声でささやくように」の意。(デジタル大辞泉より引用) それは湖底に沈む歌か、それとも湖上に響く歌か。彼女はただ境界で歌い続ける。ささやくように、やさしく。
2015-05-16 14:58:3411.Cirno,Q? ジ・アノニマス、すーぱーなちゅらるとりっくわーくすという典型的な妖精たちの歌を受けての「はみ出し者」チルノの曲。それ故にその危うさが輝きを増して。 境界に足を踏み入れた彼女はただ、"哲学"を進める。そしてその行く先は? Qは円から外側へ向かう線を示すのか?
2015-05-16 15:04:5313.からくれなゐの影 そして戦いが、からくれなゐの色たちの宴がはじまる。 今代のからくれなゐの影、彼女の異常性はおそらくその強さではなく。 妖怪達に戦いを挑ませるその大いなる魅力の方なのだろう。 ライブで大いに乗りたい曲。
2015-05-16 15:14:27