【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」】

横山光輝「三国志」を1話ずつ解説してみようというコーナーです。第56話「小覇王孫策」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」01】 第56話です。前回とは場面変わりまして、孫策サイドの話になります。といっても、最初のシーンは袁術の領土である南陽の地(?)から始まりますので、あながち関連がないわけではないでしょう。孫策21歳の時の話となります。

2015-06-02 12:35:53
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」02】 河を見ながら涙を流す孫策。部下が見て、何を悲しんでいるのか聞かれます。ホームシック?という問いに、そんな女々しい気持ちで涙したのではないと答える孫策。在りし日の父・孫堅の勇姿を思い出したと言います。

2015-06-02 12:37:37
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」03】 とここで、孫堅の死に至る経緯を2ページでダイジェストでお送りしています。過去のコピーではなく、新たに書き起こしています。孫家の跡取りとして再建を任された自分が、袁術の食客に甘んじている不甲斐なさに涙していたのです。

2015-06-02 12:39:43
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」04】 それに対し、だったら、父と同じように立ち上がりなさいませという部下。しかし、孫策には、兵もなければ兵を養う財もありません。そこで、袁術に兵を借りればいいという意見が。名目としては、伯父の呉景を助けるというものです。

2015-06-02 12:41:29
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」05】 袁術が果たして孫策のためにそれだけのことをしてくれるか、という疑問がよぎりますが、ここで出てきたのが、孫堅がかつて井戸から見つけた伝国の玉璽です。これを孫策が持っていました。そこで、玉璽を袁術に差し出すことを思いつきます。

2015-06-02 12:42:50
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」06】 いくら孫策が玉璽を持っていても、わずかの兵も養えない。それよりも今は力を持つことだと決意するのです。 孫策に兵を貸して欲しいと言われた袁術。初めはいい顔をしません。何をするつもりなのか、と厄介事はゴメンだという顔をしています。

2015-06-02 12:44:28
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」07】 初めは渋る袁術ですが、孫策が、もし兵を貸してくれるのなら、代わりに玉璽をおあずけすると言います。その言葉にドキッとする袁術。何しろ、今まで欲しくてたまらなかった二文字です。今なんて言った?と確認する始末。

2015-06-02 12:46:07
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」08】 孫策は、玉璽を殿におあずけいたします、とはっきり言います。あずけるわけで、あげるとは言ってないです。あと、これまではっきりとは玉璽を持っているとは言ってなかったようですね。袁術に「受命於天既寿永昌」と刻まれた玉璽を見せる孫策。

2015-06-02 12:48:40
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」09】 袁術は、すぐさま孫策に兵3000と、馬500匹を孫策に貸し与えよと命じます。こうして兵を手に入れた孫策。次は、江東の二賢を味方につければ鬼に金棒です。一人は天文地理にすぐれた張昭。そしてもう一人は才知に長けた張紘です。

2015-06-02 12:51:17
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」10】 江東では二人の右に出るものはいないと言われ、江東の二賢人と呼ばれているとか。権力で脅しても財宝を積んでも動かないが、人生意気に感じるというところがあるので、礼を尽くしてお迎えすればいいと、部下が言います。

2015-06-02 12:52:56
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」11】 孫策は、まず張昭の所に行き、力を貸してくれるように頼みます。一度は断られますが、雨の日も風の日も通い続け、根負けした張昭が了承。張昭が味方についたとわかった張紘もあっさりと味方になります。こうして、孫策は出陣準備を整えました。

2015-06-02 12:54:47
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」12】 孫策が向かったのは、叔父の呉景を苦しめる揚州の長官劉繇(りゅうよう)です。かつて孫堅が500艘の軍船を引き連れ揚子江を暴れまわったのに比べれば、孫策の力は弱かったのですが、孫策は行動を起こしたわけです。

2015-06-02 12:56:50
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」13】 一方、劉繇は揚子江岸の豪族であり名家であり、家来にも優れた人物が多かったようです。孫策が攻めてくることを知った劉繇は、張英に牛渚(ぎゅうしょ)の要塞に立てこもり孫策を叩き潰せと命じます。

2015-06-02 12:59:01
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」14】 若造に目にもの見せてくれるという張英が守る牛渚を見た孫策。一気に攻め滅ぼして、孫策の名を天下に知らしめんと、孫家復活の初陣となる孫策の戦いが始まります。

2015-06-02 13:01:14
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」15】 張英が守る牛渚の要塞を攻める孫策。要塞からは雨のように放たれる矢に対して、孫策も打ち返させます。孥(ど)も使われてますね。孫策は先頭に立って突っ込んでいきます。孫策を見殺しにしてはいけないと、兵士たちも飛び出します。

2015-06-02 16:20:34
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」16】 しかし、要塞と言われるだけあって、守りは鉄壁。城壁をよじ登ろうとする兵士を上から射落とします。どうしたものかと盾に隠れて思案する孫策ですが、そのうちに、中から煙が…。どうやら城内で謀反が起きたようです。

2015-06-02 16:22:06
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」17】 中からの攻撃には弱いのが要塞というもの。張英の近くにも矢が飛んでくる始末。避難しようとする張英ですが、謀反人と思われる男たちが大挙して攻めてきました。城門が開かれ、孫策軍が突入し、勝負ありです。

2015-06-02 16:25:28
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」18】 大勝利をした孫策ですが、一体誰が味方をしたのでしょうか。銅鑼の音とともに、現れた男たちが、孫策の前に出てきます。潯陽(じんよう)湖に住んでいる湖賊と言います。揚子江を行き来する船を襲って稼ぐ者。

2015-06-02 16:32:10
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」19】 その頭目である公奕(こうえき)と、副頭目の幼平(ようへい)が名乗り出ました。ちなみに、幼平とは周泰(しゅうたい)のこと、公奕は蒋欽(しょうきん)です。孫権の代に大活躍することになりますが、再登場時にはガラリと絵柄が変わります。

2015-06-02 16:35:09
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」20】 さて、そんな湖賊ですが、かつては孫堅に恐れをなしていましたが、その息子の孫策が攻めてくると聞いて、征伐されてはたまらんと、いっそのこと、孫策の家来にしてもらおうと考えたようで、その手土産として手柄をたてるために行動を起こしたと。

2015-06-02 16:37:57
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」21】 戦いが始まった途端に、あちこちで火を放ったわけです。それを面白そうに聞く孫策達。家来にしてくれと頼む公奕達に対し、あっさり迎えることにした孫策。湖賊達は喜び、勝どきをあげます。父親の威光がまだ生きていることに感慨深げな孫策です。

2015-06-02 16:40:09
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」22】 さて、牛渚の要塞を半日で落とされたと聞いた劉繇は張英を叱責。首を斬ろうと刀を振り回しますが、臣下の者が慌てて止めに入ります。とりあえず、酒でも飲んで落ち着けと盃を渡します。一旦は張英を許すことに。さらに、自ら出陣することに。

2015-06-02 16:46:02
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」23】 劉繇(りゅうよう)は、孫策軍を神亭山で迎え討つことにしました。夜になり、孫策軍の偵察が報告を聞いた孫策は、劉繇が孫策の出方を見守っていると判断。夜が明けて、少数の供を連れて、孫策自ら山の頂上に行き、敵の陣形を見に行くことに。

2015-06-02 16:51:22
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」24】 劉繇の陣を見た孫策は、城を空にして攻めてきたと見ます。さて、この大胆な行動は、劉繇の軍の斥候に見られました。孫策が一騎で現れたと聞いて、劉繇はワナだと考えますが、ここで一人の男がこの機会に生け捕りをしようと言い出します。

2015-06-02 16:53:20
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【横山光輝「三国志」講座56「小覇王孫策」25】 この男が特徴的な兜をかぶった太史慈の初登場シーンです。劉繇はワナに決っていると決めつけていますが、そんなに行きたければ一人で行けと言うと、早速馬に乗って駆け出します。そんな姿を見て、猪武者と言って笑う劉繇軍の配下達。

2015-06-02 17:02:17