ルールというのは、隠せるものが減れば減るほどに、能力差みたいなものが明らかになって、結果が残酷に出る
- lucifer_af
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いずれにしても、ルールの変化をまたげる名人というのは少ないんだろうと思う。無録音時代の落としの達人が、録音時代になったら力を失うような。でもそれをみて「だから警察は」ではなくて、たぶん録音時代の達人という人がきっと出ては来る
2010-12-26 10:45:08米国の「フリーズ!」と怒鳴る警察官というのは、あれは録音時代の産物というか、裁判になってみないとどちらが悪者認定されるのか分からない国の適応なんだろうと思う。「止まれ」は、とても中立な言葉
2010-12-26 10:49:04そういう意味では、日本の警察は、たぶん善悪ルールで動いていて、病院は時々、どうしようもなく暴れる人が運ばれてきて、救急隊でも手に負えなくなると警察を呼ぶけれど、下手すると呼ばれた側はすごく理不尽だと思ってる。自分たちは動いてるし
2010-12-26 10:50:04ああいうのもこう、とことん公平にやろうと思ったら、まずは警察が入ったら、その空間は止まる、というルールを徹底して、医師も患者さんも、みんな腕を頭に組んで床に伏せるところからはじめたほうが正しいんだと思う。個人的にはそれでもいいと思ってる。怖いときは伏せた方がまだまし
2010-12-26 10:51:19中立であるということは、「単なるルールになる」ことと同義なんだと思う。録音機がそうであるように。ルールである警察は、とりあえず状況を止めて、お互いの勢いや気迫を殺して、両者の言い分を聞いて記録して、警察のルールで暫定的な方針を提供する
2010-12-26 10:55:43警察という組織が「そういうものだ」と規定されれば、警察をそこに呼ぶことにも、メリットとデメリットが発生する。正義が要請されて警察が呼ばれるのでなく、「そこに警察というルールを導入することにメリットがあるのかどうか」が問われることになる
2010-12-26 10:56:39警察ルールの中で「悪くない人」にはそれで困らないだろうし、警察の中の人も、これだけ叩かれた昨今、そのほうが負担が減るような気がする。医療がみんな、ガイドラインの枠内に収まったように
2010-12-26 10:58:00あるいは戦場もろとも皆殺し、というのが、神様というか、超越した力のありかたで、「とりあえず止める」というありかたは、フィクション独特というか、人間ならではの発想なのだと思う。自然現象の延長に、「止める」はあんまり出てこない
2010-12-26 11:02:41