第16回国際コミュニケーションマネジメント研究会

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そろそろ第16回国際コミュニケーション研究会が始まります。

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最初はシンポジウム「グローバル化する医療ー必要とされるコミュニケーション力とはー」からです。１人目のパネリストでいらっしゃいます藤谷克己先生は「日本における医療観光の現状ーその問題点と展望」についてお話くださいます。

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医療ツーリズムという言葉が二つの意味で使われている。 経済産業省「医療観光」 厚生労働省「医療人材交流」

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（本日も満員です） pic.twitter.com/aLi9Ta4rvM

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「医師不足」というより「偏在」が問題である。

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開業医は医療ツーリズムを反対する傾向にある。 全日病は医療ツーリズムを（条件つき）賛成している。

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医療観光を認めても良いもの（多摩大学　眞野俊樹） ①高度な医療や診断を提供するもの ②健診のような比較的簡単な診断を行うもの ③癒しを中心としたもの

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お２人目は藤上理奈先生による「日本医療観光における医療通訳士の育成教育」です。

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医療観光には①観光優先のものと②医療優先のものがある。

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医療観光が起きる背景 ①市場経済学において需要と提供が合致 ②健康文明が起きる時代に入っている

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（いろいろな業種の方々がいらっしゃいます） pic.twitter.com/ejJpVd2wvi

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文化が異なると医療習慣が違うため、医療通訳（師）が必要となる。

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（現在、100名ほどが医療通訳士としてご活躍なさっているそうです。）

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日本語の漢字が中国語に似ているものが多く、錯覚が働き誤訳が発生しやすい。例）狭心症ー心絞痛

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医療通訳士が備えるべく資質 １．医学知識 ２．強い言語力 ３．医療周辺知識 ４．通訳スキル ５．医療コーディネーター機能 ６．双方の文化背景知識 ７．医療通訳には偏らない多要素の知識

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次は下井俊典先生による「医療保健福祉専門職養成課程におけるグローバル人材教育」です。

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多職種教育 Inter-Professional Education (IPE)

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グローバル人材教育（異文化を理解し対応する能力）の一環としてIPEを考えられる。

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（国際医療福祉大学での２か月プログラム、とてもおもしろそう）

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パネルディスカッションが始まります。

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Q. 日本国内は短期間で多言語化が進みましたが、医療もそうなるでしょうか。またどのような医療従事者が求められるでしょうか。

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A. 医療面では、大幅に変わることはなさそうです。日本の医療は社会主義であり、これを改革するとなると大変な反対にあうでしょう。

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A. 介護保険についていえば申請主義で、関門をくぐった人のみが恩恵を受けられるようになっています。外国人がそこをくぐるのは稀ですので、外国人に対応するような体制にはすぐにはならないでしょう。

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Q. 日本の医療は変わらないというのが共通意見のようですが、グローバル化は必要ないのでしょうか。

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A. 医療に限らずグローバル化は止まらないので対応できることはしていくべきです。