国立情報学研究所学術情報基盤オープンフォーラム2015(1日目,6月11日(木))
次のステップ。関係省庁、資金配分機関にたいしてオープンサイエンスの実施方針及び実施計画の策定にかかる議論をする。省庁で全く対応が異なるので、それぞれでも議論と理解が必要。内閣府ではこの議論をフォローアップする。 #SINET5
2015-06-11 11:11:54実施方針、実施計画には次の要素が含まれていることが必要。イノベーションや競争力強化、研究データの所在を特定しアクセスできる方法、運用経費の確保、データインフラ(リポジトリ等)の整備計画 。 アクセスポリシー、ライセンスの整備。 #SINET5
2015-06-11 11:14:34図書館。大学には必須のものだったが、緩和されている。リポジトリ、研究データは図書館の生き残り策と誤解されている側面もある。「どうせ図書館がやっていること」といわれると終わり。ステークホルダーに理解してもらう必要がある。 #SINET5
2015-06-11 11:16:43「オープンサイエンス推進に向けた基本方針」の中で特に気になるのは「対象が公的研究資金による研究成果」「研究を実施する機関の責務」。ポリシーを検討して決めなくちゃならない。文献情報はまだしも、研究データの適切な管理や保存は簡単じゃない。図書館がやれるのか。やらねば。#SINET5
2015-06-11 11:17:18著作権ポリシー。日本は2609と学会が多い中で、強いジャーナルが作りにくい。出版社に頼るとAPCが高くなる。半分はポリシーがない。学協会にも取り組みを進めてほしい。 #SINET5
2015-06-11 11:18:21人材。URAにも頑張ってほしい。 実験データの保存にも関わるが、どこが保存するのか。データ駆動型の研究をサポートするサービスを企画、開発、運用する人材の確保。データサイエンティストとか #SINET5
2015-06-11 11:19:40第5期科学技術基本計画や科学技術イノベーション総合戦略2015にも記載する。オープンはダメ、という人もいるが、そうではないことを示す。 #SINET5
2015-06-11 11:20:39フランスが手を組みたい、など世界的に見られている。報告書は英語でサマリを作っている。これでアピールする。各省庁や学協会には何度も足を運びご理解を求めた。 #SINET5
2015-06-11 11:22:26天文学におけるオープンデータ利用:歴史、機構、成果、そして将来
大石 雅寿(国立天文台 天文データセンター センター長)
続きまして、「天文学におけるオープンデータ利用:歴史、機構、成果、そして将来」と題しまして、大石 雅寿先生(国立天文台 天文データセンター センター長)の講演を開始致しました。 #SINET5
2015-06-11 11:26:42天文観測今昔物語。一般的なイメージ、朝早くは寝ていてよる観測。 最近はコンピュータディスプレイでデジタルデータを確認する。 #SINET5
2015-06-11 11:27:04ハワイの酸素は少ないがヌクヌクした部屋で観測している。 ガンマ線から電波まで、扱うデータは幅広い。 #SINET5
2015-06-11 11:28:10オープンサイエンスは、国内に2609もある学会も自らポリシーを決めなくては。そして担い手の育成が重要。図書館やURA University Research Administraterに期待。真子氏が元東工大学術情報部長とあって、大学の実情を踏まえた心に響く内容。#SINET5
2015-06-11 11:28:22すばる望遠鏡のデータ量。2000年から蓄積、積算で30TBぐらい。 データはいくらでもたくさんほしい。感度もほしい。データ量は急激に上がる。 #SINET5
2015-06-11 11:29:32次は写真乾板。一瞬のスナップショットのデータのため、データを保存するという機運が天文学には強い #SINET5
2015-06-11 11:32:29オンラインリソースは多いが、何がどこにあるかわからない。 このためデータベースアクセスインターフェースを共通化 #SINET5
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