リプで来た艦娘四肢切断してみた/メカバレさせてみた

個人的なまとめです。重複防止備忘録とも。随時追加していきます。 2016/06/27 pixivリンク、鹿島メカバレ追加。 2016/06/07 初月メカバレ追加だ。 2016/05/31 Add Iowa Dismember. 2016/05/18 ビスマルクメカバレ追加 続きを読む
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黒江きよ @kiyo_kuroe

「しおい」プールに今しがたやってきた最上が声をかける。「プールを使っても大丈夫なのかい?溺れたりしない?」「要は水を捉えて進むことだから。ちょっと掻く量は少なくなっちゃったけど。それに、晴嵐ちゃんもいるから大丈夫だよ」晴嵐が応えて翼を振った。(3)

2016-03-20 23:28:46
黒江きよ @kiyo_kuroe

「確かに。……ところでしおい」最上は辺りを憚るように周囲を見渡す。幸いプールには最上と0401の二人しかいないようだった。「なに?どしたの?」「……これからは水着を考えたほうがいいよ」(4)

2016-03-20 23:32:26
黒江きよ @kiyo_kuroe

「なんで?」「ほら……太腿がないから、その、隙間ができてて」最上は赤面し、顔をそむけた。「あ、そう?じゃあいっそ脱いじゃおうかなあ」「……よして」(了)

2016-03-20 23:35:54

夕立

黒江きよ @kiyo_kuroe

鎮守府の勢力範囲外のとある無人島。この小さな島の入江に、鉄格子が作られている。その中には、芋虫のように蠢く姿が見える。長い金髪の、裸の少女だ。(1)

2016-03-21 21:01:18
黒江きよ @kiyo_kuroe

芋虫のように見えたのは、手も脚もないからだ。肩と股関節でそれぞれ失われ、手足と呼べるようなものは何もない。その芋虫が、全身をくねらせて鉄格子の根本を掘り進もうとしているのだ。燃えるような金髪が砂に塗れるのも厭わず。(2)

2016-03-21 21:04:29
黒江きよ @kiyo_kuroe

「ヤア、ポイポイチャン、元気シテタ?」懸命な努力を続ける彼女の頭上から、あざ笑うような声がする。青白い肌に、薄笑いを浮かべた少女――最も凶暴といわれる深海棲艦、「レ級」。少女の生殺与奪を握る、鉄格子の主だ。(3)

2016-03-21 21:12:16
黒江きよ @kiyo_kuroe

夕立はちのように赤い瞳を向ける。射抜くような強い視線だ。並大抵の艦ならば強行に陥るその視線を、レ級は「オオ、コワイコワイ。“ソロモンノ悪夢”ナンカモウ御免ダヨ」へらへらと受け流す。「マア、ソノ身体ジャモウ二度ト無理ダロウネエ!ホントニ残念!」(4)

2016-03-21 21:16:38
黒江きよ @kiyo_kuroe

「殺してやる、必ず殺してやる」「イイヨ、ソノ身体デデキルナラ喜ンデ殺サレテヤルヨ」レ級は夕立のそばに膝をつくと、その髪を愛撫した。「待ッテテヤルカラサ」そして、唇を重ね、砂地へ身体全体で押さえつける。身体の下で芋虫が抵抗するのを感じる。空しくも激しい身体の躍動。(5)

2016-03-21 21:21:23
黒江きよ @kiyo_kuroe

そうだ、それでいい。レ級の肌が悦びに粟立った。芋虫の空しい抵抗は彼女のサディズムを心地よく刺激する。それがかつての強敵であれば尚更だ……。(了)

2016-03-21 21:25:35

伊58

※グロテスク表現が強くなったためpixiv小説機能を利用してクッションを置いています。

文月

黒江きよ @kiyo_kuroe

「文月、本領を発揮するよ~」不分搗きは立ち上がろうとして、強かに床へ転げた。彼女には、もう立ち上がる脚もなければ、転げた身体を支える腕もない。ただ、彼女ひとりがそれに気付いていない。手足をもがれる痛みは彼女の心を壊すに十分すぎた。(1)

2016-04-26 23:48:11
黒江きよ @kiyo_kuroe

「……あれえ、腕が動かないよぉ、立てないよぉ」じたばたと、僅かに残った四肢の残痕をうごkして文月がもがく。「いたい、いたいよお、司令官、いたいよお」(了)

2016-04-26 23:49:50

叢雲(pixivリンク)

高雄

黒江きよ @kiyo_kuroe

「高雄、祝賀会が始まるぞ。準備はできているか?――ああ、聞くまでもなかったなァ」提督がニタニタと粘ついた笑みを浮かべる。高雄は蔑んだ眼差しを向ける。手足のない彼女に出来る数少ない抵抗だった。(1)

2016-05-12 21:38:58
黒江きよ @kiyo_kuroe

「なんだ、その目は?」提督は高雄の細い顎に手をかける。「不具のお前を囲ってやったのはこの俺だ、それを忘れるな。例えば、こうして」提督は手足のない高雄を椅子から突き飛ばす。「お前をこのまま捨て置くこともできるのだぞ」(2)

2016-05-12 21:42:20
黒江きよ @kiyo_kuroe

「……莫迦で哀れね、貴方は」蔑みきった顔で高雄が告げた。「その通りだ」ひひひ、と提督がわらう。「その莫迦で哀れな男が、気高く美しいお前を自由にするのだ。実に滑稽だとは思わんか、なあ?」(3)

2016-05-12 21:44:35
黒江きよ @kiyo_kuroe

「手足のない、惨めな姿のお前はそれでも気高く美しくあるべきだ」提督は、高尾の青い軍服の上から義手を着ける。磨き上げた黒檀の両腕に、真珠の爪で飾られている。それをサテンのハーネスで、敢えて衣服の上から固定する。(4)

2016-05-12 21:49:53
黒江きよ @kiyo_kuroe

脚のない太腿には、山猫の毛皮で作られたソケットを履かせる。そこから、白磁の義足を吊り下げる。すべて、高雄自身の意思では1ミリとて動かせない飾り物でしかなかった。(5)

2016-05-12 21:53:26
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