【速報】風営法改正案が参院本会議で可決！ 6/16 参院内閣委の風営法審議 まとめ

神庭亮介 @kamba_ryosuke

ダンス営業規制を緩和する風営法改正案が参院本会議で可決されました。署名運動の開始から３年余り。新風営法は様々な課題を抱えていますが、それでもダンス界にとっては大きな一歩です。法改正はゴールではなくスタート。社会的な信頼の獲得に向け、クラブ事業者や利用者の努力が試されています。

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参院内閣委の風営法審議。小坂憲次議員「特定遊興飲食店の『遊興』という表現が曖昧ではないかと危惧している。深夜にピアノやギターの生演奏を聞かせる店、ライブハウスはこれまでもあったが、罰則がないため取り締まりはされなかった。法改正されると、健全で苦情のない店まで許可を求められるのか」

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参院内閣委。辻義之生活安全局長「遊興禁止を見直す必要があるが、すべての規制をなくすのではなく、許可を受けた店に深夜営業を認める制度にさせていただいた」。小坂議員「一般の人が、ピアノやギターが遊興にあたる思うだろうか。規制緩和ではなく、むしろ規制強化と言われかねないのではないか」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

参院内閣委。小坂議員「遊興の定義には不明確性が内包されている。ダンスという言葉が曖昧だったがために、ＮＯＯＮ裁判では、手を動かしたか、足を動かしたかといったことが問題になった。そういう法廷論戦がないようにすべきだ」

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参院内閣委。小坂議員「具体例として、カラオケ店でカラオケ大会を開く場合は遊興にあたるか」。辻生安局長「店から積極的な働きかけがあればあたってくる」。「飲食を伴う野外コンサート、結婚式の２次会のパーティーは」「年に１度数時間程度で反復性がない場合や、営利性のないイベントは入らない」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

参院内閣委。小坂議員「２０２０年の東京五輪で『おもてなし』を国際公約した。割烹料理店で日本食を食べながら、日本舞踊を見るようなことも風俗営業となってしまうのはどうか。日本文化の披露の場であり、後ろ指をさされることのない健全な場。解釈運用基準のなかで、しっかり明確にしてほしい」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

何が遊興にあたるか。尾立源幸議員の質問に対する警察庁答弁。 ①ホテル大広間でのカウントダウンイベント→年に１度数時間ならあたらない。 ②数日間にわたる野外ロックコンサート→ある程度の期間、反復継続的に使用する設備を設けて営む場合にはあたる。 ③カラオケ→機材のみならあたらず。

神庭亮介 @kamba_ryosuke

何が遊興にあたるか。尾立源幸議員の質問に対する警察庁答弁。 ④ホテルのバーでの生演奏→あたる。 ⑤クラブ→あたる。 ⑥映画館でビールを提供→座席は飲食設備ではないので、飲食店にあたらないのでは。 ⑦寄席でビールを提供→遊興にはあたるが、客席が飲食設備でなければ飲食店にあたらず。

神庭亮介 @kamba_ryosuke

風営法改正案に関する参院本会議の採決の結果は、下記の通りです。 投票総数：231 賛成：218 反対：13