ビイプラスプランニング

ビイプラスプランニング @b_plan9421

大阪の中堅社員向けの研修に講師として招かれたとき、かならずといっていいほど質問されるのは、部下の叱り方がよくわからないということだ。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

たとえば新入社員のミスを注意したりすると、ブスーッとつっ立ったまま「はあ」と言うだけで、わかったのかどうかさっぱりつかめないことが多く、ついこちらはしだいに感情的になってしまうのだという。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

そうなると、すぐに当人はふてくされてしまい、もう何を言っても"ノレンに腕押し"の状態になってしまう。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

たしかに叱り方はむずかしい。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

上手に部下を叱る。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

これはいいかえると、上手に部下を育てるということと同じなのだが、これができることが管理職の必須条件のひとつといってもいいだろう。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

しかし、上手に叱ることができないのは、叱る側の責任だけではない。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

私はむしろ、最近は叱られるほうにその大半の責任があるとさえ考えている。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

上司は、なにも部下が人格的にどうのこうのと言うわけではなく、ミスや失敗を通して、なにがたいせつなのかを教えているのだ。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

だから、叱られるとは、仕事を教えてもらっているのだ、と割り切って考えることだ。

ビイプラスプランニング @b_plan9421

この割り切りをうまく行なうには、最後に、「わかりました、以後気をつけます」「申しわけありませんでした」などと、よく理解したということを、はっきりと言葉に出して伝えることだ。