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まとめを更新しました。「手塚アニメ原罪説を再考する その2」 ln.is/togetter.com/l…
2015-06-24 08:38:48>賃金の低廉な労働者について、事業若しくは職業の種類又は地域に応じ、賃金の最低額を保障することにより、労働条件の改善を図り、もって、労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資するとともに、国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする法律
2015-06-24 12:53:36>近時、特に最高裁判所の判例で取り扱われる「投票権における1票の格差」と法的には同性質の問題が生じるため、この問題を補正する一方法としての意義が、最低賃金法の立法趣旨には包含されている。 ln.is/ja.wikipedia.o…
2015-06-24 12:54:09>使用者は最低額以上の金額を賃金として労働者に支払わなければならない。これは全ての賃金に対して適用されるため、正社員やパート・アルバイトといった勤務形態の違いにかかわらず、最低賃金以上の賃金を支払わなければならない。
2015-06-24 12:55:38>最低賃金未満で働かせた企業への罰則も、労働者1人あたり「2万円以下」から「50万円以下」に引き上げられた。 ln.is/ja.wikipedia.o…
2015-06-24 12:56:13最低賃金額すら満たされていないアニメ労働者。国はなぜ動かないのか?簡単。この法律は「被雇用者」に適用されるのであって「個人事業主」は関係ないから。
2015-06-24 12:58:06アニメ労働者、というかアニメ絵描きはかつては雇用されていました。それがやがて個人事業主とされていきました。
2015-06-24 12:58:56経営側が最低賃金法を免れるため?違います。絵描きたちが労働基準法から逃れるためでした。
2015-06-24 12:59:50いつもの話です。たくさん描ける者はたくさん稼ぎたい。月給制ではそれも限度がある。ならばフリーランスとして描いたぶんはいただくやり方のほうが、描けるひとにとっては「公正」なのです。
2015-06-24 13:01:07完全出来高制は労働基準法で禁じられています。後に最高裁が「報酬制でも固定給が全収入の6割になるようにせよ」と法解釈を補強。
2015-06-24 13:02:25東映アニメで大塚康生が組合の方針に背いてさっさと出来高制に切り替えてしまった理由がこれ。「ぼくは大卒のひとたちより三倍は描いているのに、高卒者の月給しかもらえないなんて不公正だよ」
2015-06-24 13:03:50不思議なのは当時の大塚は社員を辞めてフリーランスになったわけではなく、完全出来高制に切り替えながらも社員でい続けた(らしい)事実です。今なら完全に法律違反。そのうえボーナスまで別名義でしっかり貰っていた。何しろ本人がそう語っていた。
2015-06-24 13:05:22経営者にしても、たくさん描くひとにはたくさん払ってやっていいけどそうでない者にも固定給を保証するなんて不公正だと思うわけです。
2015-06-24 13:07:10経営側と労働者(のうち数がこなせるひと)側が、こんな風にして利害一致してしまいました。
2015-06-24 13:07:58こうして「雇用」は廃止されていった。自動的に労働基準法も最低賃金法も関係ない業界になっていった。
2015-06-24 13:08:36法律の規制をむしろじゃまと感じだした。そのとき想像できたでしょうか。最低賃金すら稼げない者が現れるようになると。
2015-06-24 13:12:56@kumi_kaoru アニメーターに適用される法律は動物保護法だけって40年くらい前のギャグを思い出したんですが、どこの誰のギャグだか思い出せません。
2015-06-24 13:14:27使える者と使えない者を峻別するシステム。使えない者から労働力をどっさり吸い取る大義名分にもなった。
2015-06-24 13:15:36誰か政界の黒幕とかがこういうシステムを作ったのではなく、水が高きから低きに流れるように「自然に」できあがっていったのです。
2015-06-24 13:18:40