戦車のお話その2

一応、コチラhttp://togetter.com/li/842908の続きになりますが… 長いわりに一般論しかなかったんで、その2ではもうちょっと私見多めで。結局長いだけになってしまったかも。
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多足 @tasoku04

昨日やった戦車の話を読み返してみて、ああ、これは失敗だったなと思った。長々と一般論を並べただけで、何がしたいのやらって感じ。 「歩兵支援して塹壕突破したいから戦車作ったよ」ってだけの話なのにね。 うん、もっと気楽に行こう。

2015-07-05 13:50:23
多足 @tasoku04

ってことで好きな戦車何種類か挙げて所見をグダグダと。 まずはドイツのⅢ号戦車。一番好きな戦車です、コレ。 一時期、毎年ひとつⅢ号戦車のバリエーションの模型つくってました。

2015-07-05 13:54:49
多足 @tasoku04

一番好きなのはJ後期型かなあ。追加装甲と長い50mm砲装備したヤツ。 Ⅳ号戦車よりもコンパクトにまとまってる感じが好き。 性能面は… いろいろ足りてなかったけども。

2015-07-05 13:56:18
多足 @tasoku04

必要な時期に、必要とされる性能を満たせてなかった感じがあるんですよね、Ⅲ号戦車って。改良されていくんだけど、改良型が戦場に現れる頃にはもう次の問題が出てくる感じ。 なかなか不遇な戦車ですなあ。

2015-07-05 13:57:31
多足 @tasoku04

ドイツ軍、Ⅳ号戦車。 なんや言ってもコレもかなり好きです。特にG型、H型が。 もとは歩兵支援用なんですが、砲身の長い75mm砲に改装され、対戦車戦闘をやるようになります。 pic.twitter.com/czRzKENBnr

2015-07-05 14:00:56
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多足 @tasoku04

Ⅲ号戦車の50mm砲で敵戦車を撃破する予定だったんだけど、フランスやイギリス、そしてロシアの戦車が思った以上に硬い! なもんで初速の速い長砲身の75mm砲が必要になり、改良されていったわけです。

2015-07-05 14:02:26
多足 @tasoku04

正直、これと言って特筆する優秀性は見られないような戦車なんですが、バランスは良かったのかな? ただ、装甲も火力もちょっと不足気味の状態で終戦まで戦うことになります。戦車兵の技量によるところ大ですね。

2015-07-05 14:04:04
多足 @tasoku04

Ⅴ号戦車パンサーがもっと沢山あれば良かったんですが… 工場の生産ラインってのはそうすぐに代えれるモノでもないので。Ⅳ号戦車は第二次大戦中ずっと生産が続いたわけです。末期だと時代遅れ感があったけどね。でも必要とされる場所に居ないと、意味がないからね。

2015-07-05 14:05:33
多足 @tasoku04

お次は戦車ではありません。ドイツ軍の対戦車自走砲、マーダーⅢ(r)です。実は一番好きな装甲戦闘車両だったりします。 pic.twitter.com/cMHHlj9z6J

2015-07-05 14:06:54
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多足 @tasoku04

車体はチェコ製、砲はロシア製、飛んでく砲弾はドイツ製というわけのわからん兵器です。 第二次大戦開戦前に併合、接収したチェコの戦車工場で作った車体に、対ソ戦初期に捕獲したロシア製の野砲を改造したものを搭載してます。砲の改造ポイントは、ドイツ製の砲弾を撃てるようにしたこと。

2015-07-05 14:09:15
多足 @tasoku04

牽引式の対戦車砲だと機動力が低いので、それを古くなった戦車の車体に載せて自走能力を持たせます。これで戦線の穴埋めをやるわけです。ドイツ軍にはこういう車両が沢山あります。

2015-07-05 14:11:20
多足 @tasoku04

チェコ、フランス、イギリス、ロシア。各地で捕獲した車両や、ドイツ製の古い車両、試作車なんかにとりあえず大砲を載せるわけです。 載せる大砲はドイツ製の砲だけでなく、捕獲したものも沢山使ってます。

2015-07-05 14:12:47
多足 @tasoku04

こういう、必要に迫られて急遽造られた間に合わせ車両って大好きなんですよ。種類も豊富過ぎて飽きないし。そしてそういうマイナー車両まで模型化されてきてて、いい時代になったものだと。

2015-07-05 14:13:50
多足 @tasoku04

さて、ドイツ軍がとにかく対戦車能力を高めないといけなくなったのは何故か。1940年のフランス戦で遭遇した英仏の戦車が重装甲だった、ってのが一つのきっかけになってますが、やはり決定的なのは1941年から始まった独ソ戦ですね。

2015-07-05 14:15:40
多足 @tasoku04

ソ連軍が運用しだしていたT34中戦車。こいつがとにかく凄い。 当時の列強の戦車より攻撃力、機動性、防御力全てで上回ってると言っていい驚くべき戦車です。 pic.twitter.com/k1UoNKFlzO

2015-07-05 14:16:59
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多足 @tasoku04

でもアルファベット+数字という素っ気無い名前のせいで、一般的な知名度が低いですよね、コレ。やっぱ「タイガー戦車」とか「シャーマン戦車」みたいな愛称がないと。 一応ロジーナって呼ばれますがどこまで浸透してるやら。模型メーカーだけかもしれんし、そう呼んでるのって。

2015-07-05 14:18:32
多足 @tasoku04

ドイツ軍はT34に対抗できる戦車を開発し、ソ連もそれを上回る能力の戦車を開発する。東ヨーロッパを舞台に、熾烈な戦車開発競争が繰り広げられ… その過程で、いろいろ極端なゲテモノも登場してます。そういうの大好き。

2015-07-05 14:20:48
多足 @tasoku04

ん、なんか昨日の二の舞になってきてるな、無駄に話が長いわりに、一般論しか言ってないw こんな内容ググればいくらでも出てくるよ実際。

2015-07-05 14:21:46
多足 @tasoku04

まあそんなわけでヨーロッパで戦車はどんどん発達していった、と。 二次大戦後もその流れは続いたんですが、一つの転機が訪れます。歩兵用対戦車火器の進歩です。

2015-07-05 14:23:24
多足 @tasoku04

みんな大好きRPG。とくにRPG7が映画でよく出てきますが、アレが戦車に命中したら大抵の戦車は撃破されてしまうのです。 あと誘導式の対戦車ミサイルも発達。これらの威力は凄まじく、20cmを超える鉄板を貫通してしまう。

2015-07-05 14:24:54
多足 @tasoku04

そんな厚みの装甲では車体重量が重くなり過ぎて話にならない。 なもんで、装甲を抑えて機動力を活かそうって発想が出てきます。当たらなければどうということはない!

2015-07-05 14:26:29
多足 @tasoku04

戦時中の戦車の延長、拡大版みたいな戦車を第一世代MBT、当たらなければどうということはないって奴らを第二世代MBTといいます。 正直、第二世代MBTはあんまし成功したとは言えない気がしますが、今でも現役の第二世代はたくさんあります。

2015-07-05 14:28:11
多足 @tasoku04

で、80年代末。イギリスが複合装甲ってのを開発します。チョバムアーマーってヤツです。 詳しくは不明なんですが、いろんな素材を組み合わせた装甲です。これで対戦車ミサイルやRPGを防げるようになり、戦車は再び重装甲化しています。

2015-07-05 14:29:38
多足 @tasoku04

複合装甲を持った戦車を戦後第三世代MBTと呼びます。砲の話もありますが、まあ、物凄い威力のAPFSDSって砲弾を撃てるようになったってのが大きい。

2015-07-05 14:30:56
多足 @tasoku04

APFSDSってのは、細長い矢のような、重くて硬い弾芯を飛ばすタイプの砲弾です。120mm直径の砲弾でも、実際に飛んでいく弾芯の部分は40mmくらいかな? まあ詳しいスペックは置いといて。とにかく音速を超えるえらい速度で飛んでいく弾です。

2015-07-05 14:33:19