#選書のプロセスを店頭で可視化する

「つながり」の可視化
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おばけBOOKS @ObakeBooks

本を読んでいておもしろいのは、B.I.G. JOEと小林秀雄が似ていると気づくようなこと。つまり、自分の知るコト(事/言)の網の目からなる解釈システムの中で全く別のものがよく似た経路を通って腑に落ちるということです。もちろん他の解釈システムでは異なる振る舞いをするでしょう。

2015-06-29 18:58:02
おばけBOOKS @ObakeBooks

人の数だけ多様な解釈システムがあります。反発するもの、同調するもの、共振するもの、関わりのないもの。ひとつの解釈システムの中でも虫の居所で解釈は変わる。それでも「似ている」と言うことは大切です。理由は単純明快。おもしろいから!

2015-06-29 19:09:36
おばけBOOKS @ObakeBooks

おもしろいだけ?いいんです、おもしろいだけで!「おもしろい」というのは好き、嫌い、同調、反発、なんでもいいので対象に対する反応を引き起こして自分の解釈システムを少しでも揺さぶることです。

2015-06-29 19:20:55
おばけBOOKS @ObakeBooks

書店の陳列はテーマや著者、ジャンルなどのコンテクストに沿ってきちんとまとめることでお客様の「本との出会い」の精度を高めることが大切です。確かにそれは大切。「便利だな」と感じるのはそうです、そんな陳列です。

2015-06-29 19:24:20
おばけBOOKS @ObakeBooks

しかし本屋をぶらついて「お!」とアガるのは「なんでこれがここに?」という陳列。わからないけど、わかる気もする、そんな危ういつなわたりなつながりで結ばれた本、ブック・オン・ワイヤーです。

2015-06-29 19:27:21
おばけBOOKS @ObakeBooks

全部というわけではありません。平台や棚にほんの少しだけ、大きな文脈とは無関係に振る舞う小さな文脈に沿った本の並びがあるはず。どの書店にも必ず。

2015-06-29 19:43:28
おばけBOOKS @ObakeBooks

無関係に見える本と本の危ういつながり。わかるようなわからないようなつながり。そのつながりはひとりの「本を並べる人」です。それは最小の文脈であり、有機的でスタンドアローンな本と本のメディウムです。

2015-06-29 19:47:29

景文館書店 @keibunkanshoten

「選書のプロセスが店頭でもよく可視化できている」選書フェア、 ができるとしたら具体的にどう表記して見せるやり方があるのかな。 フローチャート図なのかな。 1冊ずつにポップをつける、ではない何か。

2015-07-01 00:52:46
おばけBOOKS @ObakeBooks

一冊ずつPOPは切断されてる感じが出てしまいますよね。本の陳列自体をフローチャート状にすると一目瞭然ですね。サンタグムとパラディグム、フリック入力、水滴と波紋などをモデルにした小島を売り場に点在させると選書の広げ方や絞り方が見えやすくなりそうです。

2015-07-01 01:05:38
おばけBOOKS @ObakeBooks

本と本のつながりを見せる。実際の売り場では隣り合っていても切断されているように見えます。一冊で完結しているモノとしての印象は強い。本同士の切断の認識をどう乗り越えればつながりが見えるのだろう。

2015-07-01 01:14:02
おばけBOOKS @ObakeBooks

本を直接糸でつなぐ、というのはよく考えます。

2015-07-01 01:15:25
景文館書店 @keibunkanshoten

本を直接糸でつなぐのは、一見直接的すぎるようですが、「ディスプレイ」としてならもちろん今でも実行可能だし、プラスワンのアイデアを何か足せられれば、単にディスプレイを超えて実際的な什器になりえるような気もします。 twitter.com/AyumiBooks_Koi…

2015-07-01 01:21:14
景文館書店 @keibunkanshoten

棚板を一部外し、9冊の本をマンダラ的に配置し、9冊の「つながり」の「強度」と「量」を糸の本数・長さ・色で視覚的に表現するとかなら、既存の什器でも可能? いや、一気に正解に到達するようなアイデアはまだ持ち合わせておりません。ざれごと言ってすみません(´;ω;`)

2015-07-01 01:52:55
景文館書店 @keibunkanshoten

とりあえず「選書のプロセスも店頭でよく可視化する」見せ方を思いつけたら、なんかおもろそうな本ないかなと、ぶらぶら入って来た人の感情のフックにひっかかる回数と面積が、ふえるのかもしれない…とは思っております。

2015-07-01 02:06:55
おばけBOOKS @ObakeBooks

つながりの性質にまで踏み込んで可視化している!すごい!これは見てみたくなります ( •́ ⍨ •̀) 赤い糸で本がつながっている。一冊手に取り、ページをめくると赤い糸が貫通した言葉がある。そのまま糸をたどった先にある別の本にも赤い糸に貫かれた言葉があって⋯。と、宝探しのようにも。

2015-07-01 02:19:16
おばけBOOKS @ObakeBooks

実際に糸は貫通させられないのでARで。AR書店。

2015-07-01 02:20:21
おばけBOOKS @ObakeBooks

書店員が本をつなげているつもりでもお客様にはつながって見えていないという問題。つながって見えるとその中から選びやすくなるし、次に読む本も見つかる。「つながりを可視化する」ことをテーマに多様な試みがなされると絶対おもしろいですよ!

2015-07-01 02:30:08
おばけBOOKS @ObakeBooks

つながり。円を描くように本を並べる。

2015-07-01 02:32:20
おばけBOOKS @ObakeBooks

本の系統樹。本の迷路。本のあみだくじ。面を埋めるのではなく、線として並べる、そのバリエーション。

2015-07-01 02:36:10
おばけBOOKS @ObakeBooks

平台の上に鍵となる本を置く島を点在させる。島の周りには鍵本とつながる本を並べる。鍵本から鍵本へ緩やかに推移する海と、そこに浮かぶ鍵本の島。一見無関係な島の鍵本のつながりを海の本が説明する。

2015-07-01 02:40:17
おばけBOOKS @ObakeBooks

書店の売り場をダブルタップでファボれるといいんですけどね。売れなくとも感情の瞬間最大風速が閾値を超えた痕跡が残ります。(漢字多くて怖い⋯。)AR書店。

2015-07-01 16:05:47
おばけBOOKS @ObakeBooks

ファボが多いのに全然売れない売り場。

2015-07-01 16:10:03
おばけBOOKS @ObakeBooks

よく言われる「この本は売れないけどこの本があるおかげで別の本が売れる」みたいことが見えるようになります。

2015-07-01 16:29:16
おばけBOOKS @ObakeBooks

本の「つながりを可視化する」ためにマニュエル・リマ『ビジュアル・コンプレキシティ』(ビー・エヌ・エヌ新社)をチェック。インフォグラフィック関連書も熱いです。誌面のデザインなども似ている気がします。

2015-07-01 21:09:22
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