アーサー・Ｃ・クラークの３法則について

未知神明（みちがみ・あきら） @ontheroadx

「これは面白いんだけどSFではない」論争を続けるといろいろ心が折れるのでつらい。昔SFが好きだったぼくの知り合いは、みんなどこかに行ってしまいました。

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「これはつまらないけどSFだ」の代表は、ぼくにとってはグレッグ・イーガンだなあ。つまらない以前によくわからない。

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よくわかって面白いSF（翻訳SF）は、柴野拓美さんと山高昭さんが亡くなられてから翻訳されなくなりました。

未知神明（みちがみ・あきら） @ontheroadx

文系SFと理系SFってやっぱあるんだよね。文系は「無数の宇宙」と言って、理系は「n個の宇宙」って言う。で、後者はnの定義をする。

未知神明（みちがみ・あきら） @ontheroadx

理系SFファンは、クラークの第三法則「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」だけじゃなくて、第一と第二法則も知っている。

未知神明（みちがみ・あきら） @ontheroadx

クラークの第一法則、「高名だが年配の編集者が採用であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。またボツであると言った場合には、その主張はまず間違っている」第二法則、「可能性の限界を測る唯一の方法は、原稿が採用されることまでやってみることである」

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以上を前提にして語ると、クラークの第三法則は…「充分に発達したSF雑誌は、ファンタジー雑誌と見分けが付かない」キャンベルにダメ出しされ続けたクラークならではの言葉です。

未知神明（みちがみ・あきら） @ontheroadx

『白鹿亭綺譚』を「はくしかていきたん」と読む人は理系、「はくろくていきたん」と読む人は文系。

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1950年代のジョン・Ｗ・キャンベルはもうだいぶ頭おかしくなってて、アスタウンディングからアナログって雑誌の名前を変えたときにはもうたいていのSF作家にはどうでもいい雑誌になってた。