ウォーハンマー　エンドタイムズIII　カイン

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▶︎ウォーハンマー:カイン 〈終焉の刻〉第3章 貴方が冷淡だとは知っていました。でも、血を分けた兄がああなってしまってもなお、貴方は涙の一滴も流しはしないのね……。 月明かりのもと、アラリィエールがテクリスにかけた言葉。 youtu.be/PZysvWr97fc

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こちらでウォーハンマー、ジ・エンドタイムズを呟きます。

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かなり遅れたけどカイン本とか。

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時はストームオブケイオスの直後に遡ります。 ナーガロスの地はヴァルキア率いるコーン神の大軍勢に侵攻されていました。 その勢いは強大であり、各貴族が率いるダークエルフ軍はその性質ゆえに連携が立ち行かず各個撃破されていきます。 #WHFB_EoT　170

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多くのダークエルフ都市が陥落し、とうとう首都であるナーガロゥンドも包囲されます。 メルキスはなんとか総大将ヴァルキアを一騎打ちで負傷させ、その勢いを一時的に押し留める事に成功します。 #WHFB_EoT　171

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しかし、残されたコーン神の軍勢は依然健在でありその勢いは止めようもありません。 そして、メルキスは最終的にある決定をします。 #WHFB_EoT　172

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侵攻の混乱でモラシィは行方不明になっていましたが、スパイマスターであるエズザールの報告により彼女はハガニィの尖塔にいる事が分かります。 メルキスは「暗き剣のマルス」を含む中枢軍を引き連れモラシィの救援に赴きます。 #WHFB_EoT　173

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しかしその行程も過酷なものであり、コーン神の軍勢の襲撃に晒されます。 メルキスはブラッドサースターのスカルブランドを打ち倒すも、多くの将兵を失います。 #WHFB_EoT　174

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どうにか襲撃を退け母の元に駆け付けたメルキスでしたが、モラシィはメルキスの不甲斐無さを叱責します。 憤るモラシィにメルキスはこのナーガロスを捨て去る事を伝えます。 #WHFB_EoT　175

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モラシィは、その言葉を聞き激怒します。「それでもアナリオンの子か！！」 しかしメルキスは残存する全勢力を持ってウルサーンに進軍する事を述べ、モラシィに新たな栄光と財宝、権力を約束します。 #WHFB_EoT　176

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しかし、占術で今が＜終焉の時＞である事を知るモラシィは神にでもならぬ限り意味が無いと述べます。 「貴女は私の母であり、女神ではない」とメルキスに言われますが、 「そうかな。わらわには女神ヘカティの力が宿っておるかもしれぬ」とモラシィは返します。 #WHFB_EoT　177

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メルキスは母にウルサーン侵攻の手筈と計画を説明しますが、モラシィにそれは甘く無駄で愚かであると指摘されます。 最後にモラシィは「潔き良く前線に戻り、アナリオンの子らしく誇り高く討ち死にせよ」と述べ、 「それまで顔は合わせぬ！」と告げます。 #WHFB_EoT　178

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それを聞き、メルキスは声を上げて笑います。 「好きになされよ。もはや、貴方と会う事は無いと言う事ですね」 #WHFB_EoT　179

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メルキスは踵を返します。そして最後にモラシィに告げます。 「私は貴女に最後の贈り物をしよう。それは貴女の命だ。貴女は魔虐の王の命に逆らった反逆者。これは絶対に許されぬ。 　だが、私は貴女を滅する事を免じよう。この塔に朽ちるまで居座り続ると良い・・・」 WHFB_EoT　180

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こうして5000年の長きに渡りナーガロスを支配した母と子の関係は決裂します。 メルキスは代わりにドゥルサラというソーサレスを軍に加え、ナーガロゥンドに帰還します。 そしてナーガロス全土に残存する有力支配者達を召集します。 WHFB_EoT　181

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中には戦争にて遅参する将もいましたがメルキスは容赦なく処刑した上で、列席した者にナーガロス放棄とウルサーン侵攻を宣言します。 WHFB_EoT　182

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支配者達に衝撃が走りますが、メルキスはここに留まりコーン神の信徒と悪魔を相手しても戦力を擦り減らすだけであり、 そもそもナーガロスはウルサーンを手に入れるための仮の地でしかないと説きます。 「者ども選ぶが良い！ウルサーンに進むか！ここで死ぬかを！」 #WHFB_EoT　183

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同時にかねてより策動の兆しがあったスパイマスターであるエズザールをその場で見せしめとして処刑します。 支配者達はその宣言に従います。 これを受けナーガロスの地には徹底した焦土戦術が取られます。 #WHFB_EoT　184

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都市は焼き払われ、大地と河川は汚染されます。そしてナーガロスに居た全ての奴隷が殺されます。 ナーガロスは疫病と亡霊が渦巻く地と化し、新たに進入してきたコーン神の従者を迎え入れました。 #WHFB_EoT　185

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@WH_fantasy ちなみにヘルブロン率いる尼僧団はカイン神への捧げ物として嬉々として奴隷の虐殺を行っています。

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こうして、ダークエルフの軍は海路にてウルサーンを目指したのでした。 #WHFB_EoT　186

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同時期に・・・。 ウルサーンではアリアサラがマンフレッドに誘拐されます。 その探索が必死に行なわれる中、現不死鳥の王、フィヌバールは衆前に姿を現さなくなります。 #WHFB_EoT　187

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その最中、ウルサーンにスラーネッシュ神のグレーターディーモンである「秘密の番人、ン・カァリ」率いるデーモンの大軍勢が姿を現します。 アナリオンの治世以来の巨大なディーモンの軍勢にウルサーン北部は蹂躙されます。 #WHFB_EoT　188

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「不死鳥の王」と「久遠の女王」の不在も重なり混乱する宮廷と評議会に対し、 カレードルのイムリックは新しい「不死鳥の王」を迎えるべき事と自分がそれに相応しい事を表明します。 #WHFB_EoT　189

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しかしこの表明はティリオンを中心とした他の貴族達に拒絶されます。 イムリックは評議会の地位を失い、支持者達からも見捨てられカレドールは諸王国との同盟関係も危うくなります。 #WHFB_EoT　190