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【 七夕の縁側本丸 】
・七夕準備
蜻蛉切「只今戻りました」 御手杵「たっだいま~」 今剣「!、おかえりなさいおかえりなさい!やったー!ささ!これでたなばたできますね!」 小夜「…大きい」 秋田「皆で短冊書かないと!」 五虎退「ほ、他の皆さんにも知らせてきますねっ」
2015-07-05 11:00:48御手杵「・・・わざわざ玄関で待ってるとか、俺らより笹の方が歓迎されてるのがよくわかるわ~」 蜻蛉切「ふふ、良いではないですか。楽しみにされていたのですよ」 御手杵「まぁいいんだけどね」
2015-07-05 11:02:13俺「二人ともおかえり。おや?笹は造花にしたのか」 蜻蛉切「やはり生花が良かったでしょうか?出掛ける前に鶴丸殿に生花の笹は日持ちさせるのが難しいからやめておくように言われまして・・・」 俺「鶴丸のやつがそう言うならそれに従って正解だ。あいつが難しいと言うならそうなんだろう」
2015-07-05 11:05:37鶴丸「三日月、お前もう短冊は書いたか」 俺「書いてない。なかなか良いのが思い浮かばなくてな」 岩融「というかこういうものは6日にやるのではないのか?」 石切丸「小狐丸はどんなものを詠んだんだい?」 小狐丸「無論、主様への想いをしたためました」 大倶利「・・・?」
2015-07-05 13:49:51大倶利「??」 山姥切「どうした」 大倶利「いや、向こうの奴らが、」 獅子王「なになに何の話?俺も交ぜてー!ってか二人はもう短冊書いた?どんなの詠むの?」 山姥切「・・・詠む?」 大倶利「!、鶴丸や三日月のやつらも似たようなことを言っていた。どういう意味だ?書くだけじゃないのか」
2015-07-05 13:51:32獅子王「?、だって七夕だろ?句を詠むんじゃねえの」 大倶利「句」 山姥切「何処の七夕だそれは」 獅子王「えっ?えっ!宮中じゃ詠んでたぜ?!えっ、じゃあむしろ何書いたらいいんだこの紙」 大倶利「願い事を書け」 山姥切「宮中って…なるほど平安生まれの奴はそちらの方が馴染みあるのか」
2015-07-05 13:53:58俺「まさか書き直すことになるとは」 鶴丸「今時は詠まないんだなー、願い事っつっても誰が叶えてくれるんだ?」 小狐丸「うう・・・せっかく主様の為にしたためましたのに・・・」 鶴丸「そんなに悔しがるならそのまま吊しちまえよ」 小狐丸「嫌です、恥ずかしい」 鶴丸「面倒臭いなお前」
2015-07-05 20:34:13【縁側本丸の七夕 刀剣男士願い事(一部抜粋・指名不記載)】 『弟達の好き嫌いがなくなりますように』 『もっと可愛くなれますように♡あと可愛い夏服が欲しい!』 『強くなって、大将といち兄にもっと誉められますように!!』 『今は姿も分からない他の弟達ともいつか出逢えますように』
2015-07-05 20:45:06【縁側本丸の七夕 刀剣男士願い事(一部抜粋・指名不記載)】 『大平包が早く来ますように』 『主が早く国行の顕現してくれますように』 『歴史を改竄する不届き者と贋作が滅びますように』 『兄ちゃんが滅びませんように』
2015-07-05 20:46:05【縁側本丸の七夕 刀剣男士願い事(一部抜粋・指名不記載)】 『大倶利伽羅が茄子食べれるようになりますように』 『↑茄子が美味くなったら考える。本丸で猫を飼いたい、犬でもいい』 『↑馬以外は増やさないと言ったはずだ。大倶利伽羅が諦めますように』
2015-07-05 20:47:24願い事が決まらぬから参考になるかと少し覗いてみたが・・・これは・・・いや、このような感じに書くのが正解なのか?、難しいな現代の七夕・・・
2015-07-05 20:49:49
・七夕前日
短冊に『逆上がりが出来るようになりますように』と書いた小夜が本日ついに逆上がりを習得し、御手杵が冗談で「短冊の効果だなー」と言ったところ、真に受けた子らが短冊に願い事を量産し始めた。
2015-07-06 18:32:03鶴丸「暇だな・・・」 俺「そうだな」 鶴丸「・・・きーらーきーらーひーかーるー」 俺「よーぞーらーのーほーしーよー」 鶴丸「そこ、夜空じゃなくてお空の星だから」 俺「そうなのか?あいわかった」 鶴丸「・・・Twinkle, twinkle, little star」 俺「待て」
2015-07-06 22:03:29俺「卑怯だぞ。今の歌わせる気がなかっただろう」 鶴丸「ふ、くく。いや、悪い悪い。出鼻挫かれるお前の顔がな、っぷ」 江雪「・・・お二人とも随分と楽しそうですね」 俺「聞いてくれ。鶴丸にからかわれた」 鶴丸「怒るなって」
2015-07-06 22:05:08江雪「・・・お二人とも知っていますか?その歌は元は日本民謡でも英国民謡でもなくフランス民謡なのですよ」 鶴丸「まじか」 俺「ほう。・・・江雪物知りだな」 江雪「雑学系のテレビ番組で見ました」 俺「てれび」 鶴丸「相変わらずテレビかじり付いてるのか、テレビっ子め」
2015-07-06 22:07:06
・寄り道(七夕口説き文句)
俺「0時なったな」 鶴丸「よし、遊ぶぞ」 俺「題目は?」 鶴丸「そうだなぁ、七夕だし、7月7日に使える口説き文句」 俺「ふむ、俺たちだけじゃつまらないから他も少し巻き込むか」 鶴丸「!!、良いところにお誂え向きの奴いるな」 #七夕口説き文句
2015-07-07 00:00:41燭台切「・・・君が星ばかり見てるから星に嫉妬しそうだって言ったら、格好悪いと思うかい?」 #七夕口説き文句 燭台切「ねぇこれ物凄く恥ずかしい」 鶴丸「いいねいいね、流石伊達男」 燭台切「うう・・・」 鶴丸「皆やってくから気にするな」
2015-07-07 00:03:00鶴丸「・・・キミは星座にも鶴があることは知ってるか?ああ、探しても見えないぞ、秋の星座だからな。それに、そんなに夜空を探さずともキミの鶴は此処だ。目の前にいるだろ?」 #七夕口説き文句
2015-07-07 00:06:50御手杵「俺がアンタの短冊一番高いとこにつけてやるから、アンタは俺の短冊つけて?・・・ん?なに書いたか見えるって?別に見ていいぜ、アンタしか叶えられないから」 #七夕口説き文句 御手杵「なんで俺まで」 鶴丸「夜更かししてる奴が悪い」 御手杵「なにこれ罰ゲーム的なやつなの?」
2015-07-07 00:09:35へし切り長谷部「主命でなくとも貴方の願いであるのなら、なんだって叶えましょう。その代わり、たった一つ『貴方のお傍にいたい』という俺の願いを、星ではなく貴方が叶えて下さい」 #七夕口説き文句
2015-07-07 00:12:10