「iPS細胞と医農工連携:あたらしい医を考える」シンポジウムライブ中継まとめ2015年7月26日(日)

明治大学・京都大学iPS細胞研究所共催シンポジウムのUstreamによる生中継を視聴し、その内容をツイートしたもので、個人的備忘録です。誤字・脱字はご容赦ください。また内容に関して間違い等ありましたらご指摘いただければ幸いです。
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なつき @natsukissweet

3次元組織を構築するための足場細胞について。立体構造の構築プロセスを工学的アプローチで実証。スキャフォールド、バイオリアクター、細胞の3つの視点から考察。

2015-07-26 14:32:38
なつき @natsukissweet

アパタイトファイバースキャフォールドで足場を作り、リアクターでメッシュ状足場に細胞を張り付かせる。

2015-07-26 14:33:56
なつき @natsukissweet

培養後の細胞をHE染色、アリザリンレッドで確認。培養期間に応じて骨化を確認できた。

2015-07-26 14:36:09
なつき @natsukissweet

分化レベルの異なる再生培養細胞の構築に成功した。

2015-07-26 14:37:09
なつき @natsukissweet

血管を導入した肝臓のような細胞も、このスキャフォールドで構築成功した。将来的にはiPS細胞の3次元培養を目指している。

2015-07-26 14:39:02
なつき @natsukissweet

次は「難病研究に役立つ動物モデルの開発」 長嶋 比呂志 教授(明治大学MUIIBR)

2015-07-26 14:39:54
なつき @natsukissweet

遺伝子改変あるいはクローン豚を利用しトランスレーショナルリサーチを行っている。

2015-07-26 14:42:38
なつき @natsukissweet

難治性・希少疾患を再現するようなモデル動物を作製している。

2015-07-26 14:43:28
なつき @natsukissweet

有性生殖のプロセスにおいて遺伝子の変異による遺伝病が起きるが、ヒトと生理学的・解剖学的共通点が多いブタを用いての体細胞クローニングを行う。

2015-07-26 14:46:03
なつき @natsukissweet

体細胞クローニングは体細胞を卵子の胚に移植し、仮腹の動物無性生殖をし、個体生産する技術。受精に似ているが違う技術。体細胞を培養する段階で遺伝子改変を加えて作った細胞を用いて疾患クローン動物を作製する。

2015-07-26 14:50:11
なつき @natsukissweet

重症複合免疫不全症、デュシエンヌ型ジストロフィ、オルニチントランスカルバミラーゼ症候群などについて研究している。

2015-07-26 14:51:51
なつき @natsukissweet

女性のXX染色体のうちひとつのXに遺伝子異常があっても発症しない(キャリア)だが、キャリアの女性からうまれた男性には発症する。

2015-07-26 14:54:00
なつき @natsukissweet

重症免疫不全症ではT細胞やNK細胞などの免疫細胞が作られない。ディシエンヌ型筋ジスではブタ染色体中のジストロフィンを破壊しクローニング。

2015-07-26 14:56:16
なつき @natsukissweet

オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症。OTC遺伝子を破壊しクローニング。

2015-07-26 14:58:41
なつき @natsukissweet

続いて常染色体有性遺伝病について。糖尿病ブタ(若年発症成人型糖尿病3型。ヒトの変異型遺伝子を組み込んだ細胞を体細胞授精。

2015-07-26 15:00:44
なつき @natsukissweet

バイオ人工膵島などの検証に有効な糖尿病モデルブタの作製に成功した。

2015-07-26 15:02:44
なつき @natsukissweet

フィブリン1染色体KOの細胞を用いてのブタモデル作製。

2015-07-26 15:04:37
なつき @natsukissweet

常染色体劣性遺伝病。2つの対立遺伝子を遺伝子異常のものに置換し移植して作製。拡張型心筋症モデル。学会で近く発表予定。

2015-07-26 15:06:30
なつき @natsukissweet

さてさて次は「iPS細胞がひらく新しい医学」 山中 伸弥 教授(京都大学iPS細胞研究所)

2015-07-26 15:20:20
なつき @natsukissweet

ラグビーをしていた時代、10回以上骨折したのでそこかr整形外科を目指した。スポーツ選手を治療したいと考えていたが実際外科医になってみると治療しても選手として復帰できないような患者さんが非常に多かった。そのひとつが脊髄損傷。

2015-07-26 15:28:07
なつき @natsukissweet

現在の医学で治せない患者さんを治したいというのは医学を志す人間の共通の目的であり、iPS研究所はそれを目的として設立された。iPS細胞は山中因子と呼ばれる因子を高校生の実習でもできるような簡単な技術を用いて様々な細胞を作製し、これを使用して再生医療もしくは薬の開発を行う。

2015-07-26 15:32:19
なつき @natsukissweet

CiRAでは2030年までに4つの目標を掲げている。ひとつめはiPS細胞ストックを作製すること。患者さんひとりひとりからiPS細胞を作製し品質チェックし移植するには時間とコストがかかるので多数に普及させるためにあらかじめ作製しておいたiPS細胞を凍結し長期保存しいつでも使えるよう

2015-07-26 15:34:52
なつき @natsukissweet

にする。ほかのひとからの細胞移植は拒絶反応が起きるが、千人に1から2人程度の割合でそんざいする拒絶反応を起こさないHLAをもつ人の細胞をストックすることで対応する。

2015-07-26 15:37:18
なつき @natsukissweet

人間への再生医療の応用はすでに始まっている。眼につづいてパーキンソン病、心臓病、糖尿病などが続いている。

2015-07-26 15:39:23
なつき @natsukissweet

パーキンソン病、高橋淳先生の話。早ければ来年には患者さんの脳への移植の臨床がスタートする。

2015-07-26 15:40:17