集英社インターナショナル @Shueisha_int さんの言語に関するつぶやき

@Shueisha_int さんの言語に関するつぶやきが面白かったので、自分用にまとめておきました。
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集英社インターナショナル @Shueisha_int

言語学は今や脳科学のほうから攻め込まれたりして昔と状況が変わりましたね。普遍的な言語論は脳科学者のものになったような感じもありますね。たとえばスティーブン・ピンカーとか。チョムスキー時代が終わったのはそういう関係もあるでしょう。

2011-01-03 18:11:05
集英社インターナショナル @Shueisha_int

ただ脳機能だけを解析して、ほんとうに言語が分かったと言えるのかというと・・・まあこれもむずかしいですね。日本語と英語の世界認識は同じなのか、違うのか。脳の機能には差がないから、認識も同じはずなのですが・・・

2011-01-03 18:11:59
集英社インターナショナル @Shueisha_int

きっとあの時代のチョムスキー・ブームの背景には「これさえあれば、じゃまくさい古株教授どもを追放できる」という文化闘争の側面もあったんでしょうねぇ。熱い時代だったですねぇ。

2011-01-03 18:35:25
集英社インターナショナル @Shueisha_int

突飛な話をしますが、宇宙の知的生命体との出会いが来る日を待ち望んでいます。そのときにこそ、人間は自分たちの「言語」について、相対的、総体的認識を初めて持ち得るだろうと思うからです。

2011-01-03 20:34:37
集英社インターナショナル @Shueisha_int

人間の脳みそが作り出す言語というものを、人間の脳みそで測るのは、物差しでその物差しの精度を調べているようなもので、結局は行き詰まりにしかならないと思います。人間とは別種の知性と出逢ったときに、人間はみずからの知性を知る鏡を得ることが出来るのではないでしょうか。

2011-01-03 20:36:08
集英社インターナショナル @Shueisha_int

かつてヨーロッパ人たちは「音声に依存しない言語体系」である漢文に出逢ったときに、言語の別の側面に気付いたといいます。それと同様に、地球外知性体との出会いで、言語を相対化できるようになるのではないでしょうか。

2011-01-03 20:38:36