191201_国家核安全保障局のSSMP継ぎ足しまとめ(旧B61核爆弾とそのサブタイプについてのメモ)

備忘録代わり
NNSA SSMP 軍事 b61 核爆弾 核兵器
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2019/12/01

林司@るーしゃんず @Archangel_HT
米海軍は新型のSLBMの開発をする代わりに、現行のトライデントD5に再度の寿命延長プログラム(既に一回目の寿命延長プログラムは開始されている)をおこない、2084年(!)まで使用する計画を立てている。ちなみにトライデントD5の初打ち上げは1987年なのでほぼ百年現役と言うことに… twitter.com/nukestrat/stat…
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
なお「海軍がトライデントD5を寿命延長できるなら、空軍は何故ミニットマンIIIの寿命延長をせず、新規のGBSD(地上配備戦略抑止力)を開発するのか?」という疑問が呈されている
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
アメリカ、弾道ミサイルはトライデントD5とミニットマンIIIの2つだけなのに、搭載する核弾頭は各々二種類ずつ、しかも型式がW76, W78, W87, W88とこんがらがる感じで混ざってるアレ。しかも古いやつは低感度爆薬を使っていないとか安全性の面で問題がある。
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
一昨年の資料では将来の核弾頭は空軍と海軍で統一してIW1/2/3とするという話が去年にはBM-Y/Zになって、今年の資料では更に変わってる。まったくもー
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
で、これが8月に出たFY2020のSSMP twitter.com/NNSANews/statu… 400ページ近くあって当然読みきれないけど、ざっくりまとめると、 ・W76-1 LEP(寿命延伸プログラム)の生産は2019年度で終了 ・W76-2 低出力核弾頭の生産は1年程度 ・W88 Alt 370 w/CHE(通常爆薬) RefreshとB61-12の生産開始は2020年度~
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
ここまではほぼ今まで通りだけど、 ・ミニットマンIII用W78後継としてW87-1を2030年度から生産(GBSD用) ・Mark5再突入体(本来はW88用)のエアロシェルにW87-1を納められるかのフィジビリティスタディを実施 と言うのが、いちおう核弾頭の共通化の方針は残ってる感じがある。 pic.twitter.com/bFJFrg87CG
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林司@るーしゃんず @Archangel_HT
で、Interoperable Warhead 2/3からBM-Y/Zと名前が変わってた将来的な核弾頭はNext Navy WarheadとFutuer Strategic Missile Warheadとまた名前が変わった。まだまだ遠い未来の話だからいくらでも状況は変わりそう。
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
W76-1は30年は寿命が伸びるから、地世代の核弾頭は当面先と言う事になるよね

2017/11/17追記

林司@るーしゃんず @Archangel_HT
NNSA(国家核安全保障局)が2018年会計年度用の資料(SSMP)を公表。2006年からinactiveだった戦術核弾頭B61-10は2016年9月に全て退役。これでB61系列はB61-3/4/7/11の4種類になる。 twitter.com/nukestrat/stat…
Hans Kristensen @nukestrat
The 2017 Stockpile Stewardship and Management Plan shows the B61-10 tactical bomb has been retired. Here is my analysis of the plan: fas.org/blogs/security… pic.twitter.com/KiZdzdYp0g
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林司@るーしゃんず @Archangel_HT
将来的にはこれらB61/B83自由落下式核弾頭は全て開発中のB61-12に集約され、長距離巡航ミサイルLRSOに搭載されるW80-4との2本立てとなる。また、ミニットマンIII ICBM用核弾頭W78とW87、トライデントII SLBM用のW76-0/1、W88を統合して、IW1/2/3の3種類に集約する
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
これを"3+2 Strategy"としての2050年頃までに達成させる予定。 pic.twitter.com/PkN77vegHk
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林司@るーしゃんず @Archangel_HT
細かい予算の推移の話や、必要となるプルトニウムやウラン、トリチウムの確保なんかについても色々詳細が書いてある300ページ以上の資料なので、興味のある人は読んで詳しく教えてください(投げやり nnsa.energy.gov/sites/default/…
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
今回退役が確認されたB61-10はB61-4をパーシング2用のW85核弾頭に改良したモノを、さらに手を加えたもの。GAOに提出されている資料を見る限り、恐らくプライマリが他のものとは違う。これは以前FASが出してる資料をまとめてる twitter.com/Archangel_HT/s…
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
核出力も変わってるしね。で、新型のB61-12はこのB61-4にJDAMのテールキットを付ける。B61系列で最も核出力の小さいB61-4を、誘導弾頭化することで「使いやすく」するのが目的か
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
ちなみにこの資料ではまだB-52がB61、B83の投射プラットフォームにカウントされてるけど、今年の5月頃に出た資料ではB-52は自由落下式核弾頭はもう搭載せず、ALCMの搭載母機としてしかカウントされてない。これも最初に上げたKristensen氏の記事でコメントされてる fas.org/blogs/security…

林司@るーしゃんず @Archangel_HT
進む核兵器の近代化 「潜在的保有国」日本の課題:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXMZO… 「高性能化に年間10兆円」って、そんなにかかってんの? 新型核兵器の開発計画って実はあんまり詳しく知らないんだよな…
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
RRWが2009年にぽしゃって、そのあとどうなったんだっけ。B61-12が最近できたとか何とかまでは覚えてる
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
nnsa.energy.gov/mediaroom/pres… … B61-12はつい先月、初の飛行試験をしたんだった。でもまぁ、Life Extension Programの名前の通り、B61の延命であって新型と言うわけでもないしな。JDAMのテールキットが付いて精密誘導ができるのがウリ程度
林司@るーしゃんず @Archangel_HT
FASの資料見てみると、B61-12はB61-4の弾頭にJDAMのテールキットを付けて精密誘導能力を付加した戦術核弾頭として、B61-3/4/7/10を置き換えるものなのね。核出力の大きい戦略核弾頭であるB61-11とは別か pic.twitter.com/Zjv7FJsmUi
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