ジョナサン・オリヴィエ(オリビエ)のインタビュー 日本語訳まとめ
ライターの小田島久恵さんによる公演感想
【ブログ】孤独と分身 マシュー・ボーン「SWAN LAKE」
http://fatale.honeyee.com/blog/hodashima/archives/2014/09/12/swan-lake.html
2004年のインタビュー訳
ジョナサン・オリヴィエ 2004年のインタビュー。 (ノーザン・バレエにいた頃のです。) bbc.co.uk/threecounties/…
2015-08-10 21:34:29→Q Best Male Dancer in National Dance Awards, 2003–200の候補にあがったことについて。 ジョナサン・オリヴィエ「カルロス・アコスタ等の、世界的な素晴らしいダンサー達と一緒に候補に上がって凄く嬉しい。」
2015-08-10 21:35:45→ジョナサン・オリヴィエ 「候補に上がったか上がってないかに関わらず、いつもベストを尽くすだけ。 観客はお金を払って見に来るのだから、彼らを楽しませたい。 候補に上がったのは、いつもやっているように、自分のベストを尽くして公演をやろうと努力しているからだし、それは変わらない。」
2015-08-10 21:36:57ジョナサン・オリヴィエのインタビュー on GarconJon.com
(http://www.garconjon.com/2015/03/garconjon-meetsjonny-olliver-maximumman.html)
を訳しました。
自分のダンサー人生のこと。父親として。ジョナサンが考える #MAXIMUMMAN とは。
写真もカッコ良いです!
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これは、男性用基礎化粧品LABシリーズのキャンペーン、Maximum Mam
(最高の男、大文字)の一貫です。
全部ではありあせん。質問の数字は私が便宜上ふったものです。
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★ダンサーのキャリア。
ノーザンプトン出身。16歳からロンドンのThe Rambert Dance School
→南アフリカ(Cape Town City Balletでプリンシパル昇進)3年
→Northern Ballet8年→カナダ(Alberta Ballet Company)2年→ロンドン
今ではキャリアは18年になる。
★おうし座
★Q1。ダンサー人生は大変だとよく聞く。絶え間ない不採用に、肉体的なキツさ。
そんなに長く踊っていられる秘密は?
A。確かに、仕事にするにはとても大変な職業です。
プロとして踊り始めてから、いつも1週間に7回踊っています。でもそれは肉体的なキツさです。
18年踊っていて、何回か怪我をしました。
しかし、怪我はダンサー人生の一部です、怪我でより賢く、より強いダンサーになります。
よりクリーンな技術でより注意深く、全てのことに取り組むようになります。
そのリスクと絶え間ない不採用にも関わらず、私は劇場と関わることを本当に愛しています。
出来るだけ長く続けられればいいと思っています。
今自分にとって一番辛いことは、世界ツアー中に2人の子供が恋しくなることです。
★Q2。LABシリーズのキャンペーンは、Maximum Mam(最高の男、大文字)について。
あなたのとってはどういう意味か?
A。難しい質問です。というのも、私の人生の中では男性の存在抜きに成長したからです。
母と、子守と、3人の姉(妹)達に囲まれて育ちました。
おそらく、彼らから、彼らが考える「男の定義」を、教えられたんたと思います。
そして、成長過程では他の「男の定義」を自分自身で学んでいったと思います。
(ジョナサンが2歳の時に、父親が出て行ったことについてはこちらのインタビューでhttp://www.parentdish.com/2010/10/29/star-ballet-dancer-talks-about-being-bullied-as-a-kid/)
私にとって2人の息子の父親であることは、自分の中で出来るだけ最高であるようにと、自分を努力させます。そういう意味では、 maximum mam(小文字)です。
私が考えるmaximum mam(小文字)になるように、息子たちを育てています。
マナーや尊敬といったような、人生の原則を指導したり、
髭の適切な剃り方のような、男性としての生活の基礎を。
自分にとっては、古い価値観に現代の精神を持っているのがMaximum Mam(大文字)だと思います。
★Q3.ほとんど決まり文句のように今では言われているが、親でいることは、一番大変な仕事だとよく言い表される。
父親であることは確かに、Maximum Mam(大文字)の概念を考えるときに思い出す。
どうやり甲斐があって、どう苦労した甲斐があったか。
A、子供が生まれたら、ほとんどの家族にとってやり甲斐があるのは同じです。
夜遅くまで起き、朝早く起き、睡眠を邪魔され、彼らを育てるために一生懸命になる必要がある。
自分の子どもたちが生まれた時、無条件に彼らの庇護者、守護者になった、野生の動物的感情のようなものに襲われました。
今子供達は成長していて、彼らの存在が、自分の人生の中に持てるということがとても素晴らしいです。沢山笑わせてくれるし、物事を全く別の見方で、正直な方法で見せてくれます。それは子供だけにしか出来ません。
★Q4。自分を5単語で表現すると?
A。Tall, Dark, Funny, Naughty, Honest
★Q5.どの男性に一番刺激を受けたか?
A。ジャック・ニコルソンとロバート・デ・ニーロは伝説。
(最近ジョナサンが2人の写真をRTしてました。)
最近では、本当のカリスマとスタイルを持っているトム・ハーディのファンになった。
★Q6。人生のモットーは?
A。限界を作るのは自分自身。
★Q7。私達に何か格言をお願いします。
A。苦境と困難でより強く賢くなれます。
終わり。*************************
ジョナサン・オリヴィエの、中国ELLEMENインタビュー。
http://www.ellemen.com/fashion/interview/20140901-1100.shtml
動画
http://v.youku.com/v_show/id_XNzcwNzE0Mjky.html
(後はダンス・キューブのインタビューで言っていることでした
http://www.chacott-jp.com/magazine/interview-report/interview/post-33.html)
①「ダンス学校に行っていたから凄くイジメられた(Billy Elliottを例に出して)。ダンス学校が逃げ場だった。3人の姉(妹)がバレエをやっていて興味をもったから始めたけど、プロになったのは自分だけで家族が誇りに思ってくれている。 」
2014-10-05 21:57:39③最初のタトゥーは30歳、フリーランスになった時で、日本で桜の木を左脚にいれた。 上腕に息子の名前。一番最近のは両手の甲で、祖母が亡くなった時に。 Car Men に配役予定だけど、最終決定ではない。 (ジョナサン・オリヴィエ、終)
2014-10-05 21:58:44ジョナサン・オリヴィエのインタビュー,
@heraldsun.com.au
イギリス人のジョナサン・オリヴィエは、オーストラリア・ツアーでリード・スワンを踊る。
他の機会を追求するために離れる前(おそらく、プリンシパルだったカナダのアルバータ・バレエ団のこと)、5年前に初めてこの役を得た。
オリヴィエは、この強い物語を描き出すチャンスは、いつも彼を引き戻すという。
(ジョナサンはフリーランスなので、「NAのカンパニーに、」ということでしょうか。)
彼は、白鳥に恋をして、彼女を見捨て、喪失に苦しむ(古典『白鳥の湖』の)王子より愛されたお伽話(マシュー・ボーンの『白鳥の湖』のこと)は殆ど無い、と言っている。
「この作品と、他のマシュー・ボーン作品の特別な所は、物語を語る仕事があって、ストーリーを描き出すための強い演技がある所が一番重要なことです。
踊りもよく出来ていなければいけないが、作品を演劇的なものにもさせなければいけない。
そういう作業に追いやる物語です。」
演劇的な技術が必要とされているから、出演者は全員、演技の面においても精通していなければいけない。
配役された人たちは、感情、その他も全てを超えてたものを観客に届ける責任を本人が絶えず自覚している状態にある。
「自分がしていることについて最高のご褒美だと気がついたことは、物語を感じることです。
愛、痛み、悲しみ、全ての感情を。」
「このカンパニーではそれをする自由を与えられています。
物語を伝えるにあたって素晴らしいところは、物語が毎回違うことです。もしちょっとネガティブな感情だったら、それを踊りに全て注ぎ込む。自分が感じていることの素直な描写がいつもあります。もしそうしなかったら、不自然に感じます。」
『白鳥の湖』で、感情の点から離れると、チャイコフスキーの音楽は全てのバレエ音楽の中で一番愛されていて、一番有名だ。そして、沢山の物語を伝える。
オリヴィエとニック・カニングハムは、音楽に異なる解釈をしている。
「(ツアーの)一年半もの間、酷い音楽で役を踊るのは悪夢でしょう。」
「毎回公演する度、音楽の同じ部分は聞こえません。
音楽には新しいものを発見します。新しい深みを。
自分を観ている2500人もの観客が毎晩違っていたら、それだけで毎回違うパフォーマンスになります。」
(終わり)