コスチェンジ魔理沙（マリアリ関係）

ハチ🐾 @hachisu716

ほうき無しで空飛ぶ魔理沙ちゃんください

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例えばほらアリスの上から鉢植えとか落ちてきてさ魔理沙しか気づいてないしほうきはあっちに立て掛けてるしで「ばっ……かやろ！」とかってびゅーんってすっとんでってキャッチとか

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いやそれくらい魔法でなんとかするかうーん

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例えばアリスの身代わりになろうとして、アリスの服を来て七色（に見える頭のいいトリックを駆使した）の魔法を使って、敵の前に立ちはだかる魔理沙ちゃんは浮いてる

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いいねそれ！

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敵の人「……もし」 魔理沙「何かしら」 敵の人「金の髪に紺碧の瞳。そして傍らのグリモワール。あなたは、」 魔理沙「その目に見える私が全てですわ」 敵の人「では、あなたがアリス・マーガトロイド」 魔理沙「そう思うのならそうなのでしょう。初めまして」 敵の人「お目にかかれて光栄です」

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魔理沙「そうですか、お構い無く」 敵の人「いえいえ名に負うあなたの生を閉じる役目を担えることは光栄でございますから」 魔理沙「あらあら、やっぱりそういうことを仰るのね、こういうときって」 敵の人「その命、神綺様の元へお返し下さい」

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魔理沙「嫌だと言ったら？」 敵の人「厭だと仰るので」 魔理沙「言ってみようかなあと」 敵の人「どちらにしろ返しては頂きます」 魔理沙「それじゃあ此処の形式に則って、一勝負と行こうか。スペルカードルールは？」 敵の人「存じております」 魔理沙「勝ったら引き下がる？」

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ていうかんじで勝ち目のない魔界人との戦いにのぞむ魔理沙ちゃんとかコスチェンジで空飛んでてかわいい

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魔理沙が身代わりになってる間はアリスなにしてるのかな閉じ込められてるのかなDQ４の５章的な

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アリスの姿した魔理沙がアリスの前に立って、「……っ、何のつもり……！？」って真っ青になって悲鳴にも似た声で訊くアリス

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魔理沙「アリスごっこ、」 アリス「莫迦じゃないの！！？　……っバカじゃないの！？　バカなことしてないでここから出しなさいっ！！！」 魔理「馬鹿馬鹿言い過ぎだぜ、傷つくなあ」 アリ「そっ……そんな姿でここから出ていったら……！　傷つくくらいじゃ済まないのよっ！　分かるでしょう！」

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魔理沙「箒を使わずに空を飛ぶのは久しぶりなんだよなあ。ちゃんと飛べるかな」 アリス「出しなさい！！！　早くここから……っ！！！」 魔理「そんな風に叩いたって無駄だって分かるだろ。そいつは綺麗な反作用なんだ。お前の魔力が高ければ高いほど壊れない。傷つくだけだ」

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アリス「いいから……っ！！！　お願い、魔理沙……っ……お願いよ……────────……っ、いい子だから……」 乱暴に結界を叩きながらうなだれるアリス。 魔理沙「いい子だなんて、人生で初めて言われたよ」 笑う魔理沙。

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うなだれるアリスの掌に結界越しに自分の手を合わせる魔理沙。 魔理沙「なあ、真面目に考えすぎだぜ。いつも通りのちょっとした悪戯さ。お前に大目玉くらうようなレベルのさ」 アリス「…………、」 うなだれるアリスの色を無くした白いうなじに語りかける魔理沙。 魔理「機嫌直してくれよ」

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アリス「…………、」 魔理沙「なあアリス、こっち向いてくれよ。もうちょっと時間があるんだ。話をしようぜ。話したいんだよ」 アリ「…………、」 魔理「……そうやって、こっそり詠唱しても無駄なんだって」 ピクリと震えるアリス。 魔理「返ってくるだけだ。やめてくれよ」

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魔理沙「話せる時間は少しだけなんだ。だって、お前は今から寝ちまうから」 アリス「…………、なに……」 パリンと何かが落ちて割れる音がする。アリスが振り返る。魔理沙愛用の魔法を詰める小瓶だ。青く深く澄明な、カシミールサファイアの。

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アリスの眸の色に似ているからこの色に極めたんだと、疲れて気が緩んだときにこっそり打ち明けたもの。 アリスが床を踏みしめて力の限り叩きつけていた振動で、棚の上にあったそれが、落ちて割れたのだ。 甘い花の香りが漂って、脳の全ての思考を風が拭い浚うように、アリスの意識が遠くなる。

ハチ🐾 @hachisu716

どうして。 どうして。 変わらないのに。 あなたが死ぬくらいなら。 私だけでいいのに。 あなたが死んだら。 死んだら。 変わらない。 だってあなたが死んだら。 私だって。

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魔理沙「それさ、すっげー臭う気絶薬なんだけど……いい匂いにするのに苦労した。花の香りがするだろ？」 アリス「……ぁ…………ぃさ…………ぇ……て……」 魔理「……最高傑作だと思うんだよな、ここ最近で作ったものは。えらい頭が回ってさ」

ハチ🐾 @hachisu716

まるでそれは、光のギロチンだ。次々と落ちてくる烈しい光条が、闇を裂き宙を裂き甲高い音を立てる。力任せに引き裂かれた布が悲鳴をあげるように。女が泣くように。光に切り裂かれた夜が泣くように。 #1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く

ハチ🐾 @hachisu716

悲鳴が重なり合い混ざり合い、どろどろと共鳴したそれらが、自分の後ろ髪に取り縋ろうとしながら掠め次々に大地に突き刺さる、その少し先を、魔理沙は走りに走る。飛ぶ。滑る。大地を蹴る。跳ねた泥が汗と一緒に頬にこびりつく。それでも。 #1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く

ハチ🐾 @hachisu716

がむしゃらに飛び、しゃにむにひた走りながら、仕掛けたトラップへのルートを辿り、引き千切るように封を切って解除していく。魔理沙が人形に指示できるのは、『行け』と『止まれ』だけだ。アリスのように細かい操作は出来ない。 #1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く

ハチ🐾 @hachisu716

それ以外の″アリスらしい″人形の動きは、予め時間を掛けて念入りに仕込んだ魔力を起動させるしかない。人形を操るのではなく、自分が人形にあわせて″アリスらしく″両腕を動かしているに過ぎない。操られているのは自分。人形遣いとは全く逆だ。 #1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く

ハチ🐾 @hachisu716

それらしく操っているように見せるカモフラージュの為に、魔理沙は凶悪な弾幕を避け続けながらも人形たちに絶えず指示を出し続ける。 そうだ、行け。行け。行け。行け。行け！ お前達だって、お前達の主人を守りたかろう。だから力を貸してくれ。 #1RTごとに書く予定のない小説の一部分を書く