「人を惹きつける技術・キャラクター新論」 今年最後のキャラクター新論です。マンガのネームで苦しンでいる皆さンへ。まずキャラクターを創り、設定を作り、ここまでが7ページぐらい。残りのページで小さな感動を盛り、ラストのコマをいかに楽しく見せるか。この手順でネームを仕上げて下さい。
2010-12-30 19:12:57キャラクターを起てて設定さえ作ってしまえば、物語なンてどンどン流れていきます。僕も昔はこの順番で苦しンだので、75歳を終わろうとしている今、一言つぶやいていました。では皆さン、来年も頑張りましょう。(小池一夫)
2010-12-30 19:13:42今日もキャラクターについて一言、おまけ。いくら有名な歌舞伎役者でも、一人ではキャラクターが起たない。殴られて怪我してキャラクターが起つ。殴った方のキャラクターも起つ。僕がいつも言っている様に、キャラクターが2人必要なンだ。(小池一夫)
2010-12-31 20:50:07そしてそれを解説したり説明したりする、引き回し役(トリッター)が必要なンだ。キャラクターは三つのポジションが確定して動き出せばそのドラマはヒットする。良いお年を。(小池一夫)
2010-12-31 20:51:09おめでとうございます。僕はキャラクターがよくわからないことで、若い頃10年近く損をしました。キャラクター=マンガ、マンガ=キャラクターだとわかって、キャラクター原論を作り上げました。今2011年の時代に、新しいキャラクターの動きが出てきました。(小池一夫)
2011-01-01 16:28:04色ンな所でキャラクターと言えばゆるキャラだという解釈があって、紅白歌合戦でもゆるキャラが出てました。僕は改めてこのアナログからデジタルへ変わっていく時代のキャラクターの創り方、動かし方、活かし方の「キャラクター新論」を自分なりに完成させました。それを今年発表していこうと思います。
2011-01-01 16:29:28「人を惹きつける技術・キャラクター新論のつぶやき」 一、キャラを創る。 二、設定を作る。 文字で説明をするな。 三、キャラを動かす。 (小池一夫)
2011-01-02 16:37:57四、小さな感動を一つ考える。 ネギを持たせるような。 これは、驚きと親しみを表す。 五、ラストの一コマ。 次回も見てもらうためにこのラストの一コマが大切です。 (小池一夫)
2011-01-02 18:19:47キャラクターはストレンジャーだ。もちろん自分が創ったキャラクターだが、「お前は誰だ、どこから来た、何が出来る」と、様々な問いかけをしていく。自分が創ったキャラクターでも、プロファイリングしていくと、キャラクターは出来上がっていく。(小池一夫)
2011-01-03 21:11:46今日からノンバーバルコミュニケーションについて話そう。言語以外によるコミュニケーションの事で、人は対話する時、外見、表情、視線、身振り手振りなどに大きく影響される。例えば、「目は口ほどにものを言う」「顔に書いてある」 こういう事がノンバーバルコミュニケーションだ。(小池一夫)
2011-01-04 20:12:18キャラクター新論では、このチャールズ・ダーウィンのノンバーバルコミュニケーションを大きく取り上げたい。メールなどでやりとりをしていると、相手が読めなくなる。だから電子化時代にノンバーバルコミュニケーションは最も大切になってくる。(小池一夫)
2011-01-04 20:12:32キャラクター新論 ノンバーバルコミュニケーション 外見から相手の感情を読みとろうとするのは、互換のうち、視覚がもっとも発達した人間の本能だ。このノンバーバルを研究の対象にしたのはダーウィン。(人及び動物について ~1872) 続く
2011-01-05 20:42:49マンガが活字の小説よりも、読みやすいのは、一瞬で視覚的にストレートに読み取れるノンバーバル(非言語)な情報をキャラクターとして描いているからだ。 キャラクターを文字で説明してはいけないというのは、そうゆうこと。(小池一夫)
2011-01-05 20:42:19