【虎ノ門ニュース 8時入り!】有本香さんの解説 2015/08/14 #虎8
【ミャンマー与党党首を解任】(4)有本:この質問に対してテイン・セイン氏は「自分はそんなにあれだけど、みんなが望むならするかもしれない。でもそんなに積極的じゃないですよ。」と日本人みたいな(居島氏、笑う)。最終的にはまわりに望まれてしょうがなく、みたいなことを言っている。 #虎8
2015-08-16 00:27:29【ミャンマー与党党首を解任】(5)有本:シュエ・マン氏のことは有力な人として名前もあげたりしていた。そのシュエ・マン氏が今回解任されて自宅監視下に置かれていて、どうしたの?ということ。 #虎8
2015-08-16 00:28:34【ミャンマー与党党首を解任】(6)有本:いまミャンマーは欧米からの経済制裁がなくなって、日本もどんどん入って行っている。そういう意味で、ミャンマーがより一層「開かれた社会」になっていくことは、日本にとっても経済的な結びつきを強める上で意味がある。 #虎8
2015-08-16 00:29:25【ミャンマー与党党首を解任】(7)有本:それから日本は経済制裁下にあった時点でも、政治的にはかなり交流を続けてきた。というのは、戦前からミャンマー、ビルマと日本はつながりが深い(スー・チー氏の父親も)。日本の企業もいまドッと行っているので、民主化に期待される。 #虎8
2015-08-16 00:32:01【ミャンマー与党党首を解任】(8)居島:スー・チー氏が軟禁されていたときは、軍事政権がひたすら叩かれていた。 有本:必ずしもそればかりが正義ではない。それこそイギリスのプロパガンダというところがある。だからスー・チー氏だけが正義、軍事政権が全部悪い、ということではない。 #虎8
2015-08-16 00:33:36【ミャンマー与党党首を解任】(9)有本:トントン拍子にどんどん開かれて民主化されて、ということではなくて、やはりいろいろな揺り戻しはあるだろう。でも徐々にではあっても日本との関係においても、ある程度同じような土壌で話ができる状況になっていくのは望ましいことだろう。 #虎8
2015-08-16 00:35:01【ミャンマー与党党首を解任】(10)有本:ただ私はミャンマーに行ったことがあるが、軍事政権下でもすごくいいところだった。軍事政権というと冷たいイメージしかないが、朝になるとお坊さんが列をなして托鉢をする。おばさんが朝に炊いたごはんを托鉢の鉢に入れるという光景が普通にある。 #虎8
2015-08-16 00:36:42【ミャンマー与党党首を解任】(11)有本:抑圧されている雰囲気が私には感じ取れなかった。こんなことを言ったら特定のところに悪いが、世界チェーンのコーヒーショップとか、ハンバーガーショップがバンバンできて、ビルマか日本かわからない感じになるのが果たして良いの?とも思う。 #虎8
2015-08-16 00:39:06【ミャンマー与党党首を解任】(12)有本:政治的には少数民族の人たちとの停戦もだんだんできそうな状況になってきた。より一層民主化が進むことは望むが、あまりにも欧米流の民主主義に向かってひた走るみたいなことが果たしてミャンマーにとっていいのかという疑問は持っている。 #虎8
2015-08-16 00:40:09【ミャンマー与党党首を解任】(13・了)居島:治安当局の監視下、というのがどうしてもキナ臭い感じがする。シュエ・マン氏が軍事的に私兵を養っているとか、そういうことならわかるが。 有本:ただシュエ・マン氏も軍人出身。打って出ることがないとは言い切れない。 #虎8
2015-08-16 00:43:40