bcxxxがRTする横山一行さんのツイート #本当に止める

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

現行政権に反対すると言う意味では私は反政府の思想を持っている。だからといって私が反権力思考かというと、そうではない。なぜならば、日本社会から貧困と抑圧を根絶しようとすれば、労働者階級による国家権力を掌握することが必要不可欠だからである。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

ポツダム宣言は、日本軍国主義に対して人民を欺瞞しながら戦争と侵略への道へ突き進んでいいったことを告発している。これと同じようなことを安倍自公政権が行っている。もちろん、太平洋戦争敗戦前の日本と現在の日本とで大きな違いがある。まず最初に違いとしてあげられるのは主権者である。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

太平洋戦争敗戦前の日本では、主権者が天皇だった。天皇は陸海軍の統帥権を持ち、権力を集中的に持っていた。帝国議会は、天皇を補佐するための存在であって、一般的な立憲君主制のように国王（天皇）を縛る存在ではなかった。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

大日本帝国憲法のもとでは、国民は臣民と呼ばれていた。つまり、国民まるごと天皇の家来として扱われていた。天皇の名のもとに戦争等で死ぬことさえ強要された。また、当時の日本では天皇は現人神扱いされていた。このような個人崇拝の傾向は、今の北朝鮮や似非社会主義国と極めてよく似ていた。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

天皇が絶対的な権力を持っている状況下では、国民の権利はことごとく剥奪あるいは厳しく制限されていた。当時の日本では主権者を天皇から人民（国民）にしようということを掲げれば、政治犯として扱われて逮捕・投獄された。天皇の名において行われた戦争に反対した人々は犯罪者として弾圧された。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

太平洋戦争敗戦前の日本と敗戦後の日本の大きな違いとしてあげておきたいことがある。それは、日本共産党が合法政党として活動できたのか、できなかったのかということだ。太平洋戦争敗戦前の日本では、治安維持法により日本共産党は非合法政党扱いされて過酷な弾圧を受け何人もの党員が犠牲になった。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

日本共産党は、1922年7月15日に結成された。結成当初より日本共産党は、人民主権及び反戦平和の旗を掲げていた。人民主権を掲げることは、当時の言葉で言えば国体を否定することであった。そのために日本共産党は弾圧された。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

全ての日本人が戦争と侵略への道に賛成したわけではない。日本共産党に限らず、反戦平和を掲げてきた人々は、弾圧されて投獄された。その中には、自由主義者や宗教者がいた。共産主義者と宗教者が同じ牢に入っていることは珍しくもないことだった。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

治安維持法があった時代において日本共産党は非合法政党であった。太平洋戦争敗戦後にポツダム宣言履行にともなって治安維持法が廃止されて投獄されていた、日本共産党の党員が釈放された。全国の党員は組織再建のために活動し始めた。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

1933年に当時獄外唯一の党中央委員会の役員であった袴田里見氏が逮捕されたことを契機に中央委員会が破壊された。そして、日本共産党は全国的に統一した行動をすることができなくなった。それでも全国の党員は民主主義と反戦平和の旗を不屈に掲げ続けてきた。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

日本共産党の結党時のことは、たんに過去の出来事にとどまらずに現在の政党状況を見る際に非常に重要である。公明党に関しては戦前において前身政党すら存在していなかったから別にしても、自民党、民主党、社民党などについては、前進政党が大政翼賛会へ合流して戦争への道へ進んだのだ。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

太平洋戦争敗戦後、大政翼賛会へ合流して解党した立憲民政党及び政友会の関係者が日本自由党や日本民主党を結成した。両党は、その後離合集散を繰り返しながら1954年の保守合同を経て自由民主党結成へと至る。自民党の前身政党は戦争と侵略への道を進んでいった勢力である。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

現在の社会民主党の前身政党の日本社会党は、社会大衆党と日本無産党を前身としている。両党は、1940年に解答して大政翼賛会へ合流して戦争と侵略への道をすすんでいった。

妖怪猫オヤジこと横山一行 @Aleido_Guevara

日本で国会に議席を有する政党のうち、戦前から反戦平和を掲げていた日本共産党及び前身政党すら存在していなかった公明党以外の政党は、どこまでも系譜を辿って行くと大政翼賛会へ行きつく。侵略戦争に真摯な反省をしないで看板だけをすげ替えた人々が戦後に党を結成したというわけだ。