- karitoshi2011
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1平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」 politas.jp/features/8/art… 「金子光晴の『寂しさの歌』の中に次のような一節があります」「遂にこの寂しい精神のうぶすなたちが、戦争をもってきたんだ」「君達のせゐじゃない。僕のせゐでは勿論ない。みんな寂しさがなせるわざなんだ」
2015-08-19 21:07:522平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art… 「寂しさが銃をかつがせ、寂しさの釣出しにあって、旗のなびく方へ、」「誰も彼も、区別はない。死ねばいゝと教へられたのだ」「ちんぴらで、小心で、好人物な人人は」
2015-08-19 21:08:093平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art…「「天皇」の名で、目先まっくらになって、腕白のようによろこびさわいで出ていった」「僕、僕がいま、ほんたうに寂しがっている寂しさは、この零落の方向とは反対に」
2015-08-19 21:08:544平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art… 「ひとりふみとゞまって、寂しさの根元をがつきとつきとめようとして、世界といっしょに歩いてゐるたった一人の意欲も僕のまわりに感じられない、そのことだ。そのことだけなのだ。」
2015-08-19 21:09:185平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art… 「さて、私たちはおそらく、いま、先を急ぐのではなく、ここに踏みとどまって、三つの種類の寂しさを、がっきと受け止め、受け入れなければならないのだと私は思っています。」
2015-08-19 21:09:486平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art… 「一つは、日本は、もはや工業立国ではないということ。もう一つは、もはや、この国は、成長はせず、長い後退戦を戦っていかなければならないのだということ。」
2015-08-19 21:10:077平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art… 「そして最後の一つは、日本という国は、もはやアジア唯一の先進国ではないということ。」「150年近く(短く見積もっても日清戦争以降の120年間)、アジア唯一の」
2015-08-19 21:10:258平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art…「先進国として君臨してきたこの国が、はたして、アジアの一国として、名誉ある振る舞いをすることができるようになるのか」「その寂しさを受け入れられない人々が、」
2015-08-19 21:10:439平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art…「嫌韓・嫌中本を書き、あるいは無邪気な日本礼賛本を作るのでしょう。私たちはここで、大きく二つの問題について考えなければなりません。一つは、私たち日本人の」
2015-08-19 21:10:5910平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art…「ほとんどの人の中にある無意識の優越意識を、どうやって少しずつ解消していくのかということ。ここでは、教育やマスコミの役割がとても大きくなるでしょう。」
2015-08-19 21:11:2311平田オリザ politas.jp/features/8/art…「これからの30年間は、日本と日本人が、この小さな島国(厳密に言えば中途半端な大きさを持ってしまった極東の島国)が、どうやって国際社会を生き延びていけるかを冷静に、そして冷徹に考えざるを得ない30年となるでしょう」
2015-08-19 21:13:1512平田オリザ「三つの寂しさと向き合う」8/16ポリタスpolitas.jp/features/8/art…「「寂しさが銃を担がせ」ることが再び起こらないように、私たちは、自分の心根をきちんと見つめる厳しさを持たなければなりません。寂しさに耐えることが、私たちの未来を拓きます。」
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