ピースあいち『竹内浩三の詩とその時代』展と、Ｅテレ『Ｒの法則』竹内浩三特集のご紹介

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ピースあいちです。8/13にEテレで放映された『Rの法則』。ご覧になったでしょうか？竹内浩三特集。再現アニメを交え、TOKIOの山口達也さん、社会学者の古市憲寿さん、スタジオの若者たちで、竹内の詩の世界とその時代を考える好企画。 pic.twitter.com/xBdXOTJTIw

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『Rの法則』② 「みんな、竹内浩三って知ってる？」 「知らなーい」「知らなーい」「名前も聞いたことない」「ないない！」 「どう思いました？率直に」 「よーく考えてみると、共感できる点もいっぱい」 pic.twitter.com/RY78l6JhNH

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『Rの法則』竹内浩三特集③ 古市憲寿さん「今と違うのは、詩を書いてたような普通の若者が、戦争に巻き込まれちゃうということですよね」 pic.twitter.com/OO45Gr5RSK

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『R の法則』竹内浩三特集④ 三重県伊勢市生まれ。生家は裕福な呉服店。生まれついてのひょうきん者の浩三は、漫画を書くのが得意なクラスの人気者でした。 pic.twitter.com/tMWwRwKL59

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『Rの法則』竹内浩三特集⑤ 浩三は映画監督を目指して上京。日大に進み、青春を謳歌していました。芸術三昧の学生生活を支えたのは、全て実家からの仕送り。さすが大店の息子です！ pic.twitter.com/pklhlkiA7j

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『R の法則』竹内浩三特集⑥ 両親亡きあとの浩三が頼る肉親は、ただ一人の姉こうでした。浩三は、東京から伊勢の姉に向けて、お金の無心の手紙を次から次へと書き送りました。こんなユーモラスな詩が添えてあったので、姉も苦笑したことでしょうね。 pic.twitter.com/qgA8WPDb1n

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『Rの法則』竹内浩三特集⑦ 浩三は、どうもあまりモテる方ではなかったようです。片想いや失恋ばかりの日々。それを事細かに、姉こうに書き送っていました。もちろん詩を添えて。 pic.twitter.com/g1pSxXXyma

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『Rの法則』竹内浩三特集⑧ 「借金までして楽しく青春してる浩三をどう思う？」 「アリだと思う。大人になってから返せばいいし！」「どんどんお姉さんのお金がなくなっちゃうじゃないですか！」「失恋も楽しんじゃってる感じ。詩に書いたりして」 pic.twitter.com/hSNuU1oMu8

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『Rの法則』竹内浩三特集⑨ でも、そんな浩三の青春の日々は長くは続きませんでした。1941年に太平洋戦争が始まり、戦局の拡大に伴って兵隊の確保が急務になりました。浩三も、卒業を半年繰り上げられ、学生生活に別れを告げることになりました。 pic.twitter.com/W3Q9af2kxk

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『Rの法則』竹内浩三特集⑩ 映画監督になる夢も半ば、戦争に行くことになったやりきれなさを、浩三は詩に書いています。 『冬に死す』 「ひとは　すぐぼくのことを忘れてしまうだろう　いいの　ぼくは　死んでゆくよ　ひとりで」 pic.twitter.com/OMmFvxTWIQ

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『Rの法則』竹内浩三特集⑪ 1942年、浩三は徴兵検査に合格。それは、彼に残された自由な時間があと半年であることを意味しました。 「自由があと半年しか残されていなかったら、あなたなら何をして過ごす？」 pic.twitter.com/vNC1iaas33

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『R の法則』竹内浩三特集⑫ 「あと半年何して過ごす？」 「結婚！生きた証として絆を結びたいから」「暴飲暴食！一番簡単だから(笑)」「バイクとかで日本一周したい。日本のいいところを見てからじゃないと、戦争には行けない」 浩三の場合は？ pic.twitter.com/yiB7lEPXM9

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『Rの法則』竹内浩三特集⑬ あと半年。浩三は、結婚も暴飲暴食も日本一周もしませんでした。彼がしたことは、友人と一緒に同人誌『伊勢文学』の創刊。「もっともっと勉強していい雑誌にしよう。ぼくたちは若いんだからなんでもできる」 pic.twitter.com/ZxQSZ6lgW9

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『Rの法則』竹内浩三特集⑭ 無情にも浩三が戦場に行く日は近づいてきます。1942年ミッドウェー海戦に敗れ戦況は悪化。この頃、代表作『骨のうたう』を書きました。有名な「戦死やあわれ　兵隊の死ぬるやあわれ　とおい他国でひょんと死ぬるや」 pic.twitter.com/m5HKoVPNGS

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『R の法則』竹内浩三特集⑮ 1942年10月1日、出征の朝。時間になっても浩三は部屋から出てきません。姉こうがそっと覗くと、俯いてレコードを聴く姿が。「もうこんな曲は聴けないから最後まで聴かせて」。チャイコフスキーの『悲壮』でした。 pic.twitter.com/ADPp3KbMpT

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『Rの法則』竹内浩三特集⑯ 出征。浩三の頭上には故郷の青空が広がっていました。姉こうに宛てた書き置き。「十月一日　すきとおった空に、ぼくは高々と日の丸をかかげます。ぼくの日の丸は日にかがやいて、ぱたぱた鳴りましょう」 pic.twitter.com/hfZGbtltKD

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『Rの法則』竹内浩三特集⑰ 書き置き「ぼくは、今までみなさんにいろいろめいわくをおかけしました。みなさんは、ぼくに対して、じつに、親切でした。ありがとうございました。死ぬるまで、ひたぶる、たたかって、きます。」浩三21歳の秋でした。 pic.twitter.com/YyODhYb2a9

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『Rの法則』竹内浩三特集⑱ とうとう出征の日を迎えた浩三。「死ぬるまで、ひたぶる、たたかって、きます。」という彼の言葉は本心だったのでしょうか？ 「書くことで次第に心がついていくんじゃないかな」「死にたくないよね」「本音では言えない」 pic.twitter.com/Rlovu7AQ1G

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『Rの法則』竹内浩三特集⑲ 古市憲寿さん 「この時代に『戦死やあわれ』って口にする(詩に)残すということは勇気が要ったはず。一生懸命戦って死んできますって皆が言わされてた時代。だから、この言葉も本心であって本心じゃないというかね…」 pic.twitter.com/eRgQ8EyvRC

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『Rの法則』竹内浩三特集⑳ 山口達也さん「20歳ってこれから何しようかって考える時じゃん？」 しかし次第に世の中は戦争一色になってゆき、21歳の浩三は筑波の滑空部隊に所属。もともと運動は苦手だったためか、訓練で失敗して怒られることも。 pic.twitter.com/VUqybvqRdY

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『Rの法則』竹内浩三特集(21) 浩三が所属した滑空部隊とは、木と布で作ったグライダーで最前線に送られる部隊で、もともと生きて帰れる見込みは薄かったのです。その頃作った詩『ぼくもいくさに征くのだけれど』。 pic.twitter.com/irq4RAm8rt

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『Rの法則』竹内浩三特集(22) 伊勢の姉こうの元に、ある日浩三から送られてきた荷物は彼の日記でした。「コノ マズシイ記録ヲ ワガ ヤサシキ姉に オクル」と書かれた『筑波日記』です。そこには日々の厳しい訓練の様子等が書かれていました。 pic.twitter.com/JD7XP6COOK

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『Rの法則』竹内浩三特集(23) 浩三は、誰にも見つからないようにトイレでこっそり日記を書きました。そこには兵隊であることへの葛藤が見られます。「一体ボクハ、ナニヲスレバヨイノカ。云ウマデモナイ。忠実ナ兵隊ニナルコトダ。ナレナイ。…」 pic.twitter.com/iOhpFJi7kU

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『Rの法則』竹内浩三特集(24) 浩三は、戦時下の男として国を守ろうとする気持ちと、人間として戦場で戦う意味との間で葛藤していましたが、２か月後日記に決意を書きます。「ぼくのねがひは戦争へ行くこと。戦争を書くこと戦争をえがくこと。」 pic.twitter.com/ftEQyJPZ4Z

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『Rの法則』竹内浩三特集(25) 「ぼくが見て、ぼくの手で戦争をかきたい　そのためなら、死ぬることすらさえ、いといはせぬ。一片の紙とエンピツをあたえ　ぼくは、ぼくの手で、戦争を、ぼくの戦争がかきたい。」 6か月後、激戦地ルソン島へ。 pic.twitter.com/uY1usEeDAV

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