イベントログ:2

【低速】小柄本丸 @Ookodu_bot

倶「………」光「あれっ。倶利伽羅に疲労マークが付いてる。何で？」小夜「…いつもは桜が舞ってるのに」江雪「……珍しいですね」鶴「(光忠の中身が前のままで歩幅が倍以上になったからな、…ちょろちょろされるのに着いて行くのが慣れないんだろうか…)」

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鶴「……相変わらず疲労がついたままだな、倶利伽羅」倶「……」鶴「長谷部が言ってたぜ、光忠が刀帳に太刀として登録されてないってな。……という事は、だ。あいつは見た目は太刀相当になっても、刀装のままなんじゃないかと思うんだが」倶「……。……それで？」

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鶴「……光忠が実戦に出た訳じゃないから、十割…完全な確信は持ってないけどな。もし刀装のままだとしたら、光忠は太刀相当の力を、自分以外の何処かから供給してる事になる。……倶利伽羅、お前ずっと光忠に体力やら何やらを吸われてるな？ だからその疲労状態なんじゃないのか」倶「…………」

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鶴「その沈黙は肯定として取るからな」倶「……太刀の姿でいられるのは長くてあと数日程度だろう」鶴「…持ったとしても、君の体力が持たないぜ」倶「……そもそも、根本の原因を正して太刀に戻った訳じゃないんだ。磨上げた刀をもう一度大きく伸ばせないのと同じで、……今の状態は続く物じゃない」

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倶「……元々戦で起きた事だから、喚かれても実戦に連れて行く気はさらさら無いが、……本丸で過ごす程度なら、……戻るまでは好きにさせてやりたい、…………と思う」鶴「……君が倒れるなよ」倶「……ヘマはしない。問題無い」鶴「……揃いも揃って頑固だな、伊達の刀は。嫌いじゃないけどな」

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光「……かっこよく……フランベ…したいよね……zz」倶「……、……おやすみ」

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光「…………良いね、しっくり来るよ」

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光「木刀も、本体もちゃんと握れるんだものなぁ」倶「……余りはしゃぐんじゃない」光「うん。もう少し慣れたら手合わせしてね」倶「……ああ」

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光「オサフネハロソ…」倶「(言えてないな)」光「…光忠が一振り……参る！！」倶「……、」光「はぁっ！！」倶「……っ、」光「あっ」倶「！？」 薬研「……それで、二人で縺れて派手にスッ転んだと」光「何たる無様……」倶「……戦ってるんだ……こうなるのは……、…くっ」

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光「さっきから手合わせをしてるんだけど、なかなか上手くいかないんだよね……」

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今剣「わあ。ふたりともおでこにしっぷはっておそろいですね！」鶴「また派手にやったなあ」倶「……」光「僕本当に実戦向きなのかな…」倶「…練度の問題だ、気にするな」光「うーん……」

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燭燭切りたいよね！光忠 shindanmaker.com/557854 光「……？？？」

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小柄じゃない光忠はホットケーキは焼けませんでしたがやきもちは妬けました。 shindanmaker.com/223877 光「妬いてないよっ！！やきもちなんて恰好が付かないじゃないか……」倶「(その割に視線が刺さるんだが)」鶴「(倶利伽羅が焼けたのを引きずってるのか…)」

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光「……お酒を飲んでみようとしてこっそり部屋に持ち込んでたら倶利伽羅に見つかってお説教されてるとこ」倶「打刀未満飲酒禁止」光「今の僕は太刀だよ！！」倶「……中身が小柄のままだろう。飲むに相応しいと思うなら初めからこそこそするな。没収」光「ああああ……」

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光「……むぅ…」倶「むくれてないでさっさと寝ろ」光「……おやすみ…」倶「…………おやすみ」

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光「(……ちょっぴり、政宗公の真似がしてみたかったんだよ)」

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光「第53回チキチキ日本号捜索選手権〜！」倶「……何なんだ唐突に……」光「日本号くんの捜索も明石くんの捜索も、虎徹兄弟の捜索も参加させてもらえないから…せめて盛り上げようかなって……」倶「……大人しくしててくれ」

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光「出陣組や遠征組の為にお握りを作ってみたんだけど……」倶「……」鶴「驚きのサイズ感だな！」光「上手く三角にならないからご飯を足したらこんな事に…」倶「(新景趣サイズ……)」

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光「……ねぇ倶利伽羅、僕いつまで太刀のままでいられるかな」倶「……」光「長谷部くんに聞いたんだよ。僕、刀装に分類されたままなんだってね」倶「……。 ああ」

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光「……だとしたら、また近い内に小柄に戻っちゃうかもしれないんだよねぇ……今の内に出来る事って何があるかなぁ。うーん」倶「……」

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光「学園……」鶴「なんというか、倶利伽羅は違和感が無さそうだな？」倶「……」光「うああああ…せめて…せめてもう少し早ければ……僕にもカッコ良い高等部のお兄さんとか新任教師の枠が……その辺りまで太刀でいられないかなぁ……」倶「……光忠、またドラマの類を見たな」光「ぎくっ」

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倶「…光忠。耳を貸せ」光「ん？なぁに倶利伽羅」倶「……、……、…………」光「……！ 行く！絶対行く！すぐカッコ良くしてくるから待ってて！」倶「……一応主の許可は取ったがあくまでこっそりだ、騒ぐんじゃない」光「分かった！！」倶「…………」

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光「お待たせ！！」倶「だから声が大きい…。……ごくごく短時間だけ、現世に行く許可を主から貰った。明日も日本号やらの捜索があるから三時間だけだがな」光「えへへ」倶「(顔が緩みきっている…)」

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光「どうしてもね、小柄の大きさだと動く人形状態になっちゃうから、僕って基本的に万屋以外に出掛ける事ってないんだよね。嬉しいなぁ。ところで何処に行くの」倶「……着物でも違和感のない場所」光「？」

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光「……浴衣の人がたくさんいるね。お祭りかな？」倶「その図体でしがみついてくるんじゃない……、……あんたが少し前に行きたがったんだろう」光「……」倶「……何だ」光「……覚えてたの？」倶「……ふん」光「ふふー」