『テクストの擁護者たち』出版記念イヴェント「テクストと学問の歴史、そして人文学の意味」
- microcosmos001
- 9347
- 0
- 12
- 57
★テクストの擁護者たち 近代ヨーロッパにおける人文学の誕生 honto.jp/netstore/pd-bo… >ルネサンス以降、盛んになる古代ギリシア・ローマの古典の再生と受容、旧約聖書と各国史を結びつけた普遍史や年代学…。古典テクスト解釈の歴史…近代ヨーロッパの人文学誕生と伝統を
2015-08-25 01:58:03@microcosmos001 さんの「『テクストの擁護者たち』出版記念イヴェント「テクストと学問の歴史、そして人文学の意味」」を読み直していたわけだが、あれ、さかいさんのツイートがけっこう落ちているような。 togetter.com/li/864671
2015-08-25 23:04:54このあたり当日思っていたのは『テクストの擁護者たち』は、テクストの歴史性に注目する、すなわち非時間的に観念されるテクストを時間のなかに置こうとする試みの歴史として読めるということ。だから、久保田さんの問いに対して『テクストの擁護者たち』自体がある種の答えになっている側面がある。
2015-08-25 23:06:46『テクストの擁護者たち』の第一章が強調されていたけれども、テクストの時間性/歴史性の問題はあの本全体を通してのテーマだということはもっと強調できたのかなあとか。
2015-08-25 23:08:57そう斬ると斬りすぎで、寸止め海峡冬景色というグラフトンの妙技を見落としてしまうことにもなるのかもしれないが(というか今なんでかみつからないので)。
2015-08-25 23:12:22個人的には、対立するテーマをザクザク切り出して、そこをどうグラフトンが処理しているのかの妙技を楽しむ、というのがこの本の読み方のひとつかなと思っているところ。
2015-08-25 23:12:31そういう意味でも、また他の意味でもこのツイートはあたっていると思います。 twitter.com/philtagathon/s…
2015-08-25 23:15:40まとめを更新しました。「『テクストの擁護者たち』出版記念イヴェント「テクストと学問の歴史、そして人文学の意味」」 togetter.com/li/864671
2015-08-25 23:40:37自分が最初に『テクストの擁護者たち』を読んだ時は、ちょうどグラフトンが編集した Natural Particulars と Secrets of Nature という二つの、これも記念碑的と言って良いと思うのだけれど素晴らしい論集もちょうど手元にあって、こんなに知的に興奮すること
2015-08-25 23:56:21があって良いのか、と思ったんですよね。『テクストの擁護者たち』は、古典的な存在になりつつあると思いますけれど、別にそれだけが孤立して存在しているわけではなくて、彼が影響を与えた作品なども数多くあるので、そちらの方も読み進めていただきたいですね。
2015-08-26 00:00:08『テクストの擁護者たち 近代ヨーロッパにおける人文学の誕生』(A.グラフトン/福西亮輔 /ヒロ・ヒライ 監訳/勁草書房)このシリーズ(BH叢書)はどれも面白い。本書、伝統の捏造に関する章と年代学に関する章で何枚か目からウロコが落ちる。「古典」が古典たるゆえんがこれほど妖しいとは。
2015-08-31 18:21:58『テクストの擁護者たち』はアマゾンに再入荷し、順調に出ております。 amzn.to/1K4pEHL
2015-09-01 23:10:35